*《墓守の監視者/Gravekeeper's Watcher》 [#s561a482]
 効果モンスター
 星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1000
 相手プレイヤーが自らの手札を捨てる効果を含むカードを発動した時、
 このカードを手札から墓地に送る事でその発動と効果を無効にして破壊する。

 [[新たなる支配者]]で登場した[[墓守]]シリーズの、対「[[手札]]干渉カード」[[モンスター]]。~
 [[《王宮のお触れ》]]・[[《封魔の呪印》]]と同じように、[[サイドデッキ]]に居座り続けることが可能な[[モンスター]]でもある。

 これだけで[[手札]]を捨てる[[効果]][[《メタモルポット》]][[《手札抹殺》]]や[[《天使の施し》]]等に対する抑止力となる。~
 すなわち、[[ロック]][[デッキ]]や[[1ターンキル]][[デッキ]]の枢軸とも呼べるカードの発動を封じることが出来るのである。~
 しかも一番手短で安全な「[[手札]]からの直」で阻害出来るのである。~
 さらにそれ以外特に代価を必要としない点においては極めて優秀と言える。~
 但し[[【墓守】]]としての活用頻度は低く、[[《墓守の大筒持ち》]]の弾丸になるくらいという[[墓守]]の中では異端とも言える[[モンスター]]である。

 当時は[[コンボ]]の中枢を成していた[[《処刑人−マキュラ》]]を、[[墓地]]に行かせないために使われることもあった程、[[カウンター]]能力は高い。~
 [[ELEMENTAL ENERGY]]の発売以降、重要性は少しだが上昇したと言えるだろう。~
 [[暗黒界]]を自発的に[[特殊召喚]]するカードを片っ端から[[無効]]にできる。

-[[暗黒界]]と同じく、コストとして捨てられるものには対応できない。~
[[汎用性]]はあまり広くないので、メイン[[デッキ]]に投入しようとする場合は注意。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代VS精霊[[《墓守の長》]]」戦において登場。~
[[《ハネクリボー》]]+[[《進化する翼》]]の[[コンボ]]の歯止めとして使用された。~
しかし、[[《進化する翼》]]はコストとしてカードを捨てるカードであるため、OCGでは上記の理由によりこれは不可能である。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《墓守の長》]]
-[[《墓守の長槍兵》]]
-[[《墓守の暗殺者》]]
-[[《墓守の偵察者》]]
-[[《墓守の番兵》]]
-[[《墓守の大筒持ち》]]
-[[《墓守の呪術師》]]
-[[《墓守の従者》]]
-[[《墓守の守護者》]]

-[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]
-[[《降霊の儀式》]]

-[[墓守]]

**収録パック等 [#pe200b4e]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP012 &size(10){[[Rare]]};
-[[新たなる支配者]] 301-012

**FAQ [#k9807bb7]
Q:《墓守の監視者》の[[効果]]で[[《マジック・ジャマー》]]などの[[カウンター罠]]を無効にすることはできますか?~
A:いいえ、できません。[[カウンター罠]]の[[スペルスピード]]が3であるのに対して《墓守の監視者》の[[スペルスピード]]は2です。~
また[[手札コスト]]としてカードを捨てるカードに対してこのカードの[[効果]]を発動することはできません。