《墓守の監視者/Gravekeeper's Watcher》

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1000
相手プレイヤーが自らの手札を捨てる効果を含むカードを発動した時、
このカードを手札から墓地に送る事でその発動と効果を無効にして破壊する。

 新たなる支配者で登場した、闇属性魔法使い族下級モンスター
 ステータスは心許ないが、手札を捨てる効果を持つカードの発動と効果を無効にする手札誘発誘発即時効果を持つ。
 墓守の一体であり、「墓守の」の名を持つ。

 《王宮のお触れ》《封魔の呪印》と同じように、サイドデッキに居座り続けることが可能なモンスターでもある。
 これだけで手札を捨てる効果《メタモルポット》《手札抹殺》《天使の施し》等に対する抑止力となる。
 すなわち、ロックデッキ1ターンキルデッキの枢軸とも呼べるカードの発動を封じることが出来るのである。
 しかも一番手短で安全な「手札からの直」で阻害出来るのである。
 さらにそれ以外特に代価を必要としない点においては極めて優秀と言える。
 但し【墓守】としての活用頻度は低く、《墓守の大筒持ち》の弾丸になることと《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体になるくらいで、墓守の中では異端とも言えるモンスターである。

 当時はコンボの中枢を成していた《処刑人−マキュラ》を、墓地に行かせないために使われることもあった程、カウンター能力は高い。
 ELEMENTAL ENERGYの発売以降、重要性は少しだが上昇したと言えるだろう。
 暗黒界を自発的に特殊召喚するカードを片っ端から無効にできる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:《墓守の監視者》の効果《マジック・ジャマー》などのカウンター罠無効にすることはできますか?
A:いいえ、できません。カウンター罠スペルスピードが3であるのに対して《墓守の監視者》のスペルスピードは2です。
また手札コストとしてカードを捨てるカードに対してこのカードの効果を発動することはできません。