*《&ruby(はかもり){墓守};の&ruby(さにわ){審神者};》 [#n0c4ab4a]
 効果モンスター
 星10/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1500
 このカードはモンスター3体をリリース、
 または「墓守」と名のついたモンスター1体をリリースして召喚する事もできる。
 このカードが召喚に成功した時、
 その召喚のためにリリースした「墓守」と名のついたモンスターの数まで、
 以下の効果から選択して発動できる。
 ●このカードの攻撃力は、その召喚のためにリリースした
 モンスターのレベルの合計×100ポイントアップする。
 ●相手フィールド上にセットされたモンスターを全て破壊する。
 ●相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力・守備力は2000ポイントダウンする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:9/21発売のVJより
// ttp://i.imgur.com/YBus9it.jpg

 [[LEGACY OF THE VALIANT]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[モンスター]]3体または[[墓守]]1体を[[リリース]]して[[召喚]]できる[[効果]]、[[リリース]]した[[墓守]]の数に応じて追加できる[[効果]]を持つ。~

 1体から3体までの[[リリース]]を調整でき、[[フィールド]]の状況にあわせ運用できる。~
 2体か3体を[[リリース]]する際には[[墓守]]以外の[[モンスター]]も[[リリース]]できるが、[[発動]]できる[[効果]]の数は[[リリース]]した[[墓守]]の数のみカウントする。~
 しかし、[[《墓守の偵察者》]]や[[《降霊の儀式》]]などを併用しても3体の[[墓守]]を並べつつ[[召喚]]権を確保するのは容易ではない。~
 また、多くの[[墓守]]を[[リリース]]したとしても[[カウンター]]のリスクを伴い、複数の[[効果]]の[[発動]]に成功したとしても直接[[アドバンテージ]]を得られるものは1つしかない。~
 その後の[[戦闘]]を阻害された場合はやはり[[ディスアドバンテージ]]の方が大きくなる。~
 このように、わざわざ複数体を[[リリース]]してもリスクが大きいため、基本的には[[墓守]]1体のみを[[リリース]]して状況に合わせた[[効果]]を使用することになる。~
 その上で、[[《墓守の偵察者》]]の[[反転召喚]]から[[《墓守の召喚師》]]を[[リクルート]]した場合などに目的の[[効果]]+自己[[強化]]も追加で得られれば儲けもの、くらいに考えておくと良い。~
//ただし、[[反転召喚]]後の[[《墓守の偵察者》]]から[[《墓守の召喚師》]]を[[リクルート]]して生存している場合、どの道持て余す事になるため、[[リリース]]してしまう事は考えられる。~

 1つ目の自己[[強化]][[効果]]は、[[リリース]]要員にしやすいのが[[レベル]]4以下の[[墓守]]であることを考えれば、複数[[リリース]]しても爆発的な数値は期待できない。~
 [[墓守]]1体のみを[[リリース]]した場合、この[[効果]]が後の2つより優先されるのは、基本的には[[相手]]の場に[[モンスター]]が存在しない場合くらいだろうか。~
 高[[ステータス]]の[[モンスター]]を[[戦闘]]で突破したいなら3つ目の[[効果]]の方が有効である場合が多い。~
 [[ダメージ]]量も、基本的に複数体[[リリース]]してこの[[カード]]を強化するよりそのまま[[攻撃]]した方が合計[[攻撃力]]は高くなる。~
 [[ダメージ]]量も、基本的に複数体[[リリース]]してこの[[カード]]を[[強化]]するよりそのまま[[攻撃]]した方が合計[[攻撃力]]は高くなる。~
 特に[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の恩恵を受ける[[【墓守】]]ではそれが顕著。~
 この[[カード]]は[[《墓守の召喚師》]]の[[サーチ]]に対応し、序盤では[[《墓守の大神官》]]よりは高い[[攻撃力]]になりやすいが、あちらは[[破壊]][[耐性]]を持つため総合的にはこちらより場持ちがよい。~
//上記の[[《墓守の偵察者》]]+[[《墓守の召喚師》]]の2体を[[リリース]]した時に、他の[[効果]]と追加で得る[[効果]]と見るべきだろう。~
//上記は当然各効果を重複して発動できない場合の話。

 2つ目の[[セット]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[リリース]]の損失を取り返せるので、[[セット]][[モンスター]]があるなら優先度は高い。~
 [[壁]][[モンスター]]1体を[[除去]]するならば[[《墓守の末裔》]]で事足りるが、こちらは[[《皆既日蝕の書》]]などコンボ次第で一網打尽にできる。~
 勿論[[《墓守の末裔》]]で[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]を処理してからこの[[カード]]で[[セット]][[モンスター]]を殲滅、という動きも可能。 
//[[《墓守の偵察者》]]とは[[《皆既日蝕の書》]]や[[《大熱波》]]を通じて[[シナジー]]が見込める。~
//偵察者はそもそも墓守だし……と思い隠す。必要なら戻してください。
//[[コンボ]]要素は強くなるが、そもそも[[セット]][[モンスター]]の[[除去]]が1体で終わるならば[[《墓守の末裔》]]で事足りるため、多少の不安定さを気にするより狙っていったほうが有意義である。~
//文意がばらばらのように思ったのでとりあえず整理・分割して上記の中に組み込んだつもり。~

 3つ目の[[全体弱体化]][[効果]]は下げ幅が大きい。~
 この[[カード]]で[[攻撃力]]・[[守備力]]4000未満の[[モンスター]]までを一方的に[[戦闘]][[破壊]]でき、他の[[墓守]]の[[戦闘]]補助にもなる。~
 また、この[[カード]]は[[レベル]]10の[[魔法使い族]]なので、[[相手]]の大量展開からの[[攻撃]]を凌いだ上でうまくこの効果を決めれば、[[《拡散する波動》]]で一気に勝負を決めることも不可能ではない。~

 自身の[[効果]]で[[リリース]]を軽減できると言っても、[[アドバンス召喚]]を要求するためどうしても[[事故]]要因になり安い。~
 元々の[[ステータス]]は低く[[耐性]]なども全くないため、持続的な戦力としては扱い辛いだろう。~
 また、[[モンスター]](特に単体)相手なら[[《墓守の末裔》]]や諸々の[[エクシーズモンスター]]で処理する方が手軽である場合が多い。~
 一方でこの[[カード]]には、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]や[[効果]][[破壊]]に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]への優位性をはじめ、状況に応じて運用を変えられる柔軟性がある。~
 他の[[カード]]との組み合わせ次第で大きな成果を上げることもできるので、こちらを使用する場合は上述されているような[[コンボ]]を意識して構築を行いたい。~

-[[《マジシャンズ・サークル》]]に対応する初の[[レベル]]10の[[モンスター]]である。~

-[[《レベル・マイスター》]]で[[ランク]]10[[モンスター]]につなげることができる[[モンスター]]の中では[[サーチ]]が比較的容易。~

-似たような[[効果]]を持つ[[《神竜−エクセリオン》]]と異なり、「同じ効果を重複して得る事はできない。」の記述がない。~
同じ[[効果]]を重複して得る事ができるかは発売後の裁定待ち。
しかし同じ[[効果]]を重複して得ることはできない裁定である。

-利点とまでは言いにくいが、[[墓守]]でない[[モンスター]]を含む3体を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]をすることも可能。~
[[墓守]]2体に加えて一時的に[[コントロール]]を奪った相手[[モンスター]]をついでに処理する手段にはなる。~
また、1つ目の効果は[[墓守]]以外に[[リリース]]した[[モンスター]]の[[レベル]]も計算する。~
[[墓守]]2体に加えて一時的に[[コントロール]]を奪った[[相手]][[モンスター]]をついでに処理する手段にはなる。~
また、1つ目の[[効果]]は[[墓守]]以外に[[リリース]]した[[モンスター]]の[[レベル]]も計算する。~
[[攻撃力]]は低いが[[特殊召喚]]しやすい高[[レベル]][[モンスター]]、あるいは[[自壊]]などが確定している[[モンスター]]を用いて打点の底上げができる。~

-[[テキスト]]に「[[墓守]]」と記載された[[カード]]は、[[アドバンスド・トーナメントパック2013 Vol.4]]の[[《墓守の巫女》]]が最初だが、情報の公開はこの[[カード]]が先である。~

-座っている台座は[[《墓守の大神官》]]が座っているものと同じものであるが、服飾及び髭色が異なるので同一人物というわけではないのだろう。~
髪の色・髪型から考えると、[[《墓守の末裔》]]が[[《墓守の大神官》]]を継いだ姿なのかもしれない。~

-背景には原作に登場した[[三幻神]]の石版が描かれている。~
[[レベル]]や3体の[[リリース]]を要求する[[召喚条件]]等、この[[カード]]自身も[[三幻神]]を意識していると考えられる。~
[[効果]]もそれぞれ(原作の)[[《ラーの翼神竜》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]・[[《オシリスの天空竜》]]が持っているのと近しいものを備えている。~
--なお、この[[カード]]の姿は原作に登場したマリクの父と良く似ている。~
立場と[[カード名]]の「審神者」も考えると、この点も意識しているのだろう。~

-&ruby(さにわ){審神者};とは本来、古代神道において神託を受けそれを信者に伝える役職を指す。~
一方、近現代の新興宗教などにおいては、人や物に憑いた神・霊の正体を明かしたり、その発言の正邪を判断する人物を指して言うことがある。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#oe863bb9]
-[[墓守]]

―1体の[[リリース]]で[[アドバンス召喚]]できる[[最上級モンスター]]の一覧は[[《百獣王 ベヒーモス》>《百獣王 ベヒーモス》#ya3acdc4]]を参照。~

-[[《ダーク・アサシン》]]

-[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]
-[[《神獣王バルバロス》]]
-[[《モイスチャー星人》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《オシリスの天空竜》]]
-[[《オベリスクの巨神兵》]]
-[[《ラーの翼神竜》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#i57f805a]
-[[LEGACY OF THE VALIANT]] LVAL-JP034 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ
**FAQ [#vf5fadab]
//Q:[[モンスター]]2体を[[リリース]]しての通常の[[アドバンス召喚]]はできますか?~
//A:(発売をお待ちください)

//Q:同じ[[効果]]を重複して[[発動]]できますか?~
//A:(発売をお待ちください)
Q:同じ[[効果]]を重複して[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。~
  3体を[[リリース]]した場合は、3種の[[効果]]をひとつずつ得ることとなります。~
  なお、処理する順番は必ず上からとなります。(13/11/18)

Q:複数の処理を行う場合、それは同時扱いですか?~
A:いいえ、同時扱いではありません。~
  よって2つ目の[[効果]]のあとに3つ目の[[効果]]を処理した場合[[タイミングを逃す]]要因となります。(13/11/18)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。