*《&ruby(はかもり){墓守};の&ruby(おさ){長};/Gravekeeper's Chief》 [#rf350382]
 効果モンスター
 星5/闇属性/魔法使い族/攻1900/守1200
 このカードは自分のフィールド上に1枚しか存在できない。
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 自分の墓地は「王家の眠る谷−ネクロバレー」の効果を受けない。
 このカードが生け贄召喚に成功した場合、自分の墓地に存在する
 「墓守の」という名のついたモンスターカード1枚を
 フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 [[新たなる支配者]]で登場した、[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[墓守>墓守の]]の一体であり、場に1体しか存在できない[[ルール効果]]と[[墓守>墓守の]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[生け贄召喚に成功した]]時に[[墓守>墓守の]]を[[蘇生]]できるので、[[カード]]を消費せず、攻め手を弱める事もない。~
 更に一方的に[[相手]]の[[墓地]]だけを封じるので、戦略的にも優位に立ちやすい。~
 [[ディスアドバンテージ]]なしで[[召喚]]できる[[上級モンスター]]なので、[[【墓守】]]では活躍が期待できる。~

 ただし、[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]は[[生け贄召喚]]するには少々物足りないものがある。~
 このため、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]による[[強化]]は必須となる。~
 これによりの[[自分]]の[[墓地]]の制約を解く[[効果]]も活かせるが、[[《降霊の儀式》]]や[[《墓守の石版》]]の存在から活きる事は少ない。~
 また[[《死者蘇生》]]で[[モンスター]]を奪われたり、[[《D.D.クロウ》]]などの[[発動]]を許してしまうので場合によってはデメリットにもなりうる。~

-「[[生け贄召喚に成功した]]''場合''」とあるが、[[タイミングを逃す]]場合は''[[発動]]できない。''~
後述にある通り、ゲーム内では[[エラッタ]]されている。

-[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[フィールド]]上に存在する時に、この[[カード]]を[[生け贄召喚]]した場合には少々注意が必要。~
[[特殊召喚]][[効果]]の[[効果解決時]]、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《強制脱出装置》]]等でこの[[カード]]が[[フィールド]]から[[離れた>離れる]]場合、[[墓守>墓守の]]を[[特殊召喚]]できなくなる。~
[[《降霊の儀式》]]とは違い、この[[カード]]の[[特殊召喚]][[効果]]は[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の制限を受けてしまうためである。~
[[特殊召喚]]をする[[効果]]が[[誘発効果]]、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の影響を受けない[[効果]]が[[永続効果]]故の複雑さである。~
良い対比になる効果関係なので、その他にも参考にすると良いだろう。

-[[蘇生]]できる[[墓守>墓守の]]に制限はない。~
[[最上級モンスター]]である[[《墓守の大神官》]]や、展開から[[効果]]へとつなげる[[《墓守の末裔》]]の登場により実用性が上昇している。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vs墓守の長」戦において登場。~
墓に迷い込んだ者を見境無く墓荒らしとみなし有無を言わさず生き埋めにしようとしたが、儀式を成し遂げた者を認める度量も持ち合わせている。~
プレイングも相当な腕で、[[【墓守】]]を使いこなして十代をあわやという所まで追い詰めた。~
実際の[[デュエル]]では[[《墓守の呪術師》]]を[[生け贄]]に[[召喚]]され、[[効果]]で[[《墓守の長槍兵》]]を[[蘇生]]させた。~
[[直接攻撃]]を仕掛けるが、[[《ドレインシールド》]]に阻まれた。~
敗北した際、儀式を成し遂げた十代に、片方のペンダントを渡して跡継ぎを頼んだ。~
[[攻撃]]名は「王家の怒り」。

-コナミのゲーム作品において―~
OCG準拠のゲーム作品では、[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#r0b1b660]]まで登場していない。~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[効果を受けない]][[効果]]の処理が難しいためだと思われる。~
[[フィールド]]上に1枚しか存在できない[[効果]]に関しては、[[2006>ゲーム付属カード#r0b1b660]]に[[《アマゾネスペット虎》]]が収録されている。

--[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]、[[2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]では対戦相手として登場。~
使用デッキは、もちろん[[【墓守】]]。~
後者では、[[テキスト]]が「このカードが[[アドバンス召喚に成功した]]''時''」と[[エラッタ]]されている。~
その為、[[チェーン]]2以降で[[アドバンス召喚]]した場合、[[タイミングを逃す]]。

--[[TAG FORCE>ゲーム付属カード#w02aab36]]では対戦相手のボツデータにその姿が見られる。~
同ゲームでは[[【墓守】]]の使用者として、アニメGXの[[サラ>《墓守の暗殺者》]]が登場している。

**関連カード [#s305ff88]
-[[墓守の]]

-[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]

―[[効果]]
-[[《ガーディアン・トライス》]]
-[[《死霊操りしパペットマスター》]]

-[[《モザイク・マンティコア》]]
-[[《百獣王 ベヒーモス》]]
-[[《充電池メン》]]

―[[自分]][[フィールド]]上に1体しか存在できない~
-[[《アマゾネスペット虎》]]

-[[《ジェスター・コンフィ》]]
-[[《ガガガマジシャン》]]
-[[《エーリアン・リベンジャー》]]
//-[[《墓守の長》]]
-[[《六武衆の師範》]]
-[[《ガーディアン・オブ・オーダー》]]

-[[《ハネクリボー LV9》]]

-[[同名カード]]

―[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の影響を受けない
-[[《降霊の儀式》]]
-[[《墓守の石版》]]

―《墓守の長》の姿が見られる[[カード]]
-[[《降霊の儀式》]]

**収録パック等 [#yf5bc21c]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP013 &size(10){[[Rare]]};
-[[新たなる支配者]] 301-013 &size(10){[[Super]]};
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-010

**FAQ [#qf9b0483]
Q:[[フィールド]]上に1枚しか存在できない[[効果]]の分類は何ですか?~
A:特にありません。(08/05/09)~
  →[[ルール効果]]

Q:[[《スキルドレイン》]][[発動]]中に2体目を[[召喚]]する事はできますか?~
A:不可能です。[[表側表示]]で存在するこの[[カードの効果]]は[[無効]]になりますが、[[手札]]などに存在する2体目のこのカードの「2体以上存在できない[[効果]]」は[[無効]]にならないので[[召喚]]はできません。(08/05/08)

Q:このカードが[[自分]]の場にいる時、[[相手]]は[[《自律行動ユニット》]][[《奇跡の蘇生》]]の[[効果]]を使用する事はできますか?~
A:可能です。

Q:[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]と[[お互い]]の[[フィールド]]上に《墓守の長》が存在する時に[[《浅すぎた墓穴》]]を[[発動]]できますか?~
A:[[《浅すぎた墓穴》]]は、《墓守の長》が[[お互い]]の[[フィールド]]に存在した場合に限り[[発動]]できますが(その後の[[特殊召喚]]も[[お互い]]有効)、片方の[[フィールド]]のみにしか《墓守の長》が存在しない場合は[[発動]]できません。(08/03/14)

Q:[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]と[[お互い]]の[[フィールド]]上に《墓守の長》が存在する時に[[《生者の書−禁断の呪術−》]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]し[[特殊召喚]]できます。《墓守の長》が片方の[[フィールド]]上にしか存在しない場合は[[発動]]できません。(09/01/19)

Q:[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]と[[自分]][[フィールド]]上に《墓守の長》が存在する時に[[《馬頭鬼》]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]し[[特殊召喚]]できます。《墓守の長》により[[墓地]]から[[除外]]できるようになります。(09/01/19)

Q:[[《血の代償》]]によって《墓守の長》が[[チェーン]]2以降に[[アドバンス召喚]]に成功した場合、[[タイミングを逃す]]事なく[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(12/04/30)

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