遊戯王カードWiki - 《宝玉の守護者》のバックアップ(No.18)

《宝玉(ほうぎょく)の守護者(しゅごしゃ)》 †

ペンデュラム・効果モンスター
星４/炎属性/戦士族/攻1500/守1800
【Ｐスケール：青２/赤２】
(1)：このカードがＰゾーンに存在する限り、
１ターンに１度、自分フィールドの「究極宝玉神」モンスター及び「宝玉獣」カードは効果では破壊されない。
【モンスター効果】
(1)：自分の「宝玉獣」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
自分の手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターは、攻撃力・守備力がダメージ計算時のみ元々の数値の倍になり、
ダメージステップ終了時に破壊される。

　ザ・シークレット・オブ・エボリューションで登場した炎属性・戦士族の下級ペンデュラムモンスター。
　究極宝玉神と宝玉獣に耐性を付与するペンデュラム効果、宝玉獣モンスターのステータスを倍加する誘発即時効果を持つ。

　ペンデュラム効果は１ターンに１度、自分の究極宝玉神及び宝玉獣のカードの効果による破壊を防ぐ効果。
　モンスターの宝玉獣は破壊されても永続魔法となるため破壊されてもアドバンテージを失いにくい。
　自分のカードの効果による破壊からも守れるが、一度永続魔法にしてから展開した方が《宝玉獣サファイア・ペガサス》の効果の再利用ができるといった利点が多い。

　このカードの場合、永続魔法扱いの宝玉獣を守ることに使うのがよいか。
　《ハーピィの羽根帚》などの複数の除去を防ぎ、永続魔法扱いの宝玉獣が減らされることを防げる。
　ただし、１ターンに数回効果を発動できる《励輝士ヴェルズビュート》や《裁きの龍》には無力である。

　モンスター効果は手札・フィールドより自身をリリースする事で、宝玉獣モンスターの戦闘を補助する効果。
　このカードはペンデュラムモンスターであり、フィールドの自身をリリースした場合はエクストラデッキへ行き、再利用が可能となる。
　２枚目以降のこのカードと《宝玉の先導者》をペンデュラムゾーンにおけばペンデュラム召喚ができる。
　手札からも使用が可能で、この場合墓地へ置かれるが相手の攻撃に対する奇襲性の高いコンバットトリックとなる。
　ダメージステップ終了時に指定したモンスターは破壊されるが、宝玉獣ならば永続魔法になるのでアドバンテージを失いにくい。
　このカード１枚をペンデュラムゾーンに置いておき、破壊を防ぐ手もある。

このペンデュラム効果は任意でなく、1ターンに1度だけ強制的に適用される。
たとえ守りたい宝玉獣が他にいたとしても、ターンの最初に破壊される宝玉獣を必ず守らなくてはならない。
なお、《ブラック・ホール》などで同時に複数の宝玉獣が破壊されるのであれば、それらの宝玉獣を同時に守ることは可能である。

イラストの人物は、服装や髪型等がヨハンに似ているが髪の色が金色になっている。

コナミのゲーム作品において―
PSPの『遊戯王タッグフォースSP』では処理にミスがある。
宝玉獣の召喚・特殊召喚時に相手が《神の宣告》や《神の警告》を発動した場合、このカードのペンデュラム効果で破壊を無効にできてしまう。
正しくは、《神の宣告》等はモンスターがフィールドに出る前に破壊するため、このカードで守ることはできない。
画面上では、《奈落の落とし穴》などの召喚反応罠を無効にしたときと同様の演出がはいる。