ペンデュラム・効果モンスター 星7/光属性/魔法使い族/攻2000/守2500 【Pスケール:青2/赤2】 (1):1ターンに1度、手札のPモンスター1体を相手に見せ、 自分のPゾーンの「魔術師」カード1枚を対象として発動できる。 その「魔術師」カードのPスケールはターン終了時まで、 見せたPモンスターのPスケールと同じになる。 【モンスター効果】 (1):このターンにP召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドの「魔術師」Pモンスターは相手の効果では破壊されない。
20th レジェンダリー・コレクションで登場した光属性・魔法使い族の最上級ペンデュラムモンスター。
魔術師のペンデュラムスケールを手札のペンデュラムモンスター1体のペンデュラムスケールと同じにするペンデュラム効果、ペンデュラム召喚に成功したターンにペンデュラムモンスターの魔術師に効果破壊耐性を与える効果を持つ。
ペンデュラム効果により、ペンデュラムスケールを任意の値に操作できる。
自身も対象にできるので、このカード自体が様々なペンデュラムスケールを持つといってもいいだろう。
このカードのペンデュラムスケールは元々十分低いため、基本的には高いペンデュラムスケールに変化させてペンデュラム召喚につなげることになる。
尤も、変化させたいペンデュラムスケールのペンデュラムモンスターが手札にいるのであれば、この効果を使わなくても最初からそちらをペンデュラムゾーンに置けばペンデュラム召喚できる。
あえてこのカードの効果を使用する状況としては、デメリットのペンデュラム効果を避けつつそのペンデュラムスケールを利用したい場合や、ペンデュラムスケールを利用しつつそのモンスターをペンデュラム召喚したい場合が挙げられる。
相手に見せるペンデュラムモンスターは魔術師でなくともよく、《DD魔導賢者ケプラー》などを利用してレベル8および9のモンスターをペンデュラム召喚することもできる。
魔術師にはもう片方のペンデュラムゾーンに魔術師が存在することが発動条件となるペンデュラム効果をもつものが多く、その発動条件を満たしつつ手札の魔術師でないペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールを利用する事も考えられる。
《賤竜の魔術師》の効果により回収したペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールを利用するのもよい。
モンスター効果は魔術師に1ターンのみの効果破壊耐性を与えるもの。
似たような効果を持つ《蒼眼の銀龍》や 《甲化鎧骨格》と異なり永続効果であるため、ペンデュラム召喚の弱点である《奈落の落とし穴》や《激流葬》への対策となる。
このカード自身もこの効果を受けるため、破壊されてもエクストラデッキから復活できるペンデュラムモンスターの特性も相まってアタッカーや壁として大きな活躍が期待できる。
魔術師の中ではこのカードや《相克の魔術師》が比較的ステータスが高く、これらに耐性を与えつつ大量展開して攻めこむことができる。
ただし、魔術師と相性の良いオッドアイズやEMには耐性を与えることができない点、魔術師を利用したエクシーズ召喚などへの妨害を防ぐことができない点、ペンデュラム召喚自体を無効にする《神の警告》などには無力な点など穴も多いため過信は禁物である。
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