撲滅(ぼくめつ)使徒(しと)/Nobleman of Extermination》

通常魔法
フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、ゲームから除外する。
それが罠カードだった場合、お互いのデッキを確認し、
同名カードを全てゲームから除外する。

 Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した通常魔法
 伏せ除去の一種であり、裏側表示モンスター対象とする《抹殺の使徒》とは対を成す。

 扱いやすい伏せ除去ではあるが、ライバルとして《ナイト・ショット》が存在する。
 除外破壊の違いはあるが、元々再利用の難しい魔法・罠カードを対象とするのでさほど差はない。
 こちらはフリーチェーン永続罠カウンター罠を選択した場合それを発動する事で回避でき、さらにデッキ同名カード除外する機会も失う。
 フリーチェーンでない《神の警告》《奈落の落とし穴》を狙う事はできるが、その場合は自分もこれらの汎用性の高いカードを使えなくなる。
 逆に自分のこうしたカードを選択し、相手カード除外する事も可能ではあるが、あまり効率の良いプレイングではない。
 加えてこれらのカード制限カード準制限カードに指定されている場合も多く、思ったような効果を発揮しない事もある。

 決して弱いカードではないが、用途を考えるとかみ合わない部分も多い。
 《サイクロン》無制限カード化や、《ナイト・ショット》の存在を考慮し、罠カードの採用を最低限に抑えるデッキフリーチェーンのみに絞るデッキが増えているのも逆境だと言えよう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードの効果によって《神の宣告》等の制限カード破壊除外した場合にも、お互いデッキを確認しますか?
A:はい、その場合でもお互いデッキを確認します。(11/10/24)