*《&ruby(まてんろう){摩天楼}; −スカイスクレイパー−/Skyscraper》 [#x2d1546f]
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 フィールド魔法
 「E・HERO」と名のつくモンスターが攻撃する時、
 攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、
 攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。
 (1):「E・HERO」モンスターの攻撃力は、
 その攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターに攻撃するダメージ計算時のみ1000アップする。

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[E・HERO]]が[[攻撃]]する時、条件付で[[攻撃力]]をアップさせる。~
 [[効果]]が[[発動]]するのは[[攻撃宣言]]時のみであり、[[相手]]から[[攻撃]]された時に適用されない点が痛手となる。~
 [[E・HERO]]が自身より[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]に[[攻撃]]する時、[[攻撃力]]を1000[[強化]]させる[[効果]]を持つ。~

 上昇する[[攻撃力]]は高めであり、[[《デーモンの斧》]]と同等である。~
 [[《E・HERO エアーマン》]]・[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]・[[《E・HERO プリズマー》]]などの有用な[[下級]][[E・HERO]]で[[最上級モンスター]]クラスが倒せるのは大きい。~
 [[融合モンスター]]でも[[E・HERO]]は[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]・[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]]など、[[攻撃力]]アップと相性の良いものが比較的多い。~

 [[《E・HERO エアーマン》]]・[[《E・HERO ザ・ヒート》]]・[[《E・HERO スパークマン》]]に適用すれば、[[レベル]]6以下の[[モンスター]]の大半を倒すことができる。~
 [[《E・HERO ワイルドマン》]]・[[《E・HERO オーシャン》]]も、この[[カード]]によって[[生け贄]]1体の[[上級モンスター]]の基本値である[[攻撃力]]2400を上回る。~
 [[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]・[[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]を強化すれば、[[《古代の機械巨人》]]等の[[最上級モンスター]]さえ倒すことができる。~
 [[フィールド魔法]]であるため[[サーチ]]が容易で、[[装備魔法]]と違い複数[[モンスター]]に[[適用]]できる。~
 [[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]から[[サーチ]]できるので、それを[[サーチ]]できる[[《E・HERO エアーマン》]]・[[《増援》]]・[[《E−エマージェンシーコール》]]からも間接的に[[サーチ]]できる。~

 [[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]から[[サーチ]]でき、それを[[サーチ]]できる[[《E・HERO エアーマン》]]・[[《増援》]]・[[《E−エマージェンシーコール》]]からも間接的に[[サーチ]]できる。~
 [[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]が[[デッキ]]に存在すれば、[[《E・HERO エアーマン》]]が[[手札]]に来るだけで[[攻撃力]]2800までの[[攻撃表示]][[モンスター]]を倒すことができる。~
 ただし、[[攻撃力]]アップはこちらから[[攻撃]]した時のみであり、[[相手]]からの[[攻撃]]を受けた時には[[適用]]されないという大きな欠点がある。~
 [[攻撃力]]を上昇させる[[トリガー]]もネックであり、[[直接攻撃]]や[[攻撃力]]の低い[[壁]][[モンスター]]への[[攻撃]]では[[攻撃力]]が上昇せず、単純に[[強化]]する[[装備魔法]]より扱いにくい点がある。~
 また、[[相手]]が[[E・HERO]]を使用する場合、[[相手]]にも[[効果]]を使用される点には注意が必要である。~

 [[攻撃力]]を[[強化]]することで[[相手]][[モンスター]]を倒せてもすぐに反撃されてしまう場合が多いため、[[必須カード]]とは言えない。~
 だが、[[《E・HERO エアーマン》]]が即座に高[[攻撃力]]を得ることができる等、[[E・HERO]]の占める割合が多いのであれば、強力なカードである。
-[[相手]]が「[[ダメージ計算時]]に[[発動]]し、[[モンスター]]の[[攻撃力]]をアップする[[カード]]」を使う場合の処理について。~

-[[相手]]が[[守備表示]]であっても、[[攻撃力]]がアップする[[効果]]は適用されるのもポイント。
--[[E・HERO]]が[[攻撃力]]が上の[[モンスター]]に[[攻撃]]する場合、まず《摩天楼 −スカイスクレイパー−》の[[効果]]で[[E・HERO]]の[[攻撃力]]がアップし、その後で[[相手]]が[[カード]]を[[発動]]する形になる。
--[[E・HERO]]が[[攻撃力]]が下の[[モンスター]]に[[攻撃]]する場合、まず[[相手]]が[[カード]]を[[発動]]、その[[効果]]を処理した結果条件が満たされたならば《摩天楼 −スカイスクレイパー−》の[[効果]]で[[E・HERO]]の[[攻撃力]]がアップする形になる。

-[[自分]]が「[[ダメージ計算時]]に[[発動]]し、[[モンスター]]の[[攻撃力]]をアップする[[カード]]」を使う場合の処理について。~

-[[《E・HERO エアーマン》]]が[[無制限カード]]だった頃、[[《E・HERO エアーマン》]]が様々な[[デッキ]]に3枚投入されたため、[[相手]]に[[効果]]を使われるおそれがあった。~
現在では[[ミラーマッチ]]でも無い限り危険性は少ないが、強いて言えば単体で[[デッキ]]に投入されることもある[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]等に注意。
--[[E・HERO]]が[[攻撃力]]が上の[[モンスター]]に[[攻撃]]する場合、まず《摩天楼 −スカイスクレイパー−》の[[効果]]で[[E・HERO]]の[[攻撃力]]がアップし、その後で[[自分]]が[[カード]]を[[発動]]する形になる。~
なお、[[発動]]した[[効果]]によって[[相手]]の[[攻撃力]]を上回ったとしても《摩天楼 −スカイスクレイパー−》の上昇分がなかったことにされたりはしない。

-「skyscraper」は英語で「摩天楼」の意味であり、[[カード名]]を直訳すると「摩天楼−摩天楼」となってしまう。~
遊戯王には[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]などこれに近い[[カード名]]をもったものが多く存在する。~
-[[相手]]が[[守備表示]]であっても[[効果]]は[[適用]]される。~
[[《E・HERO プラズマヴァイスマン》]]などの[[貫通]][[ダメージ]]を増やせる機会もある。~

-原作者曰く[[E・HERO]]はアメリカンコミックを意識して創りだされたようで、アメコミヒーローの王道舞台、摩天楼は[[E・HERO]]にとってまさに最高の舞台だろう。~
-[[《E・HERO エアーマン》]]が登場したばかりの頃、[[《E・HERO エアーマン》]]が様々な[[デッキ]]に3枚投入されたため、[[相手]]に[[効果]]を使われるおそれがあった。~
現在では[[ミラーマッチ]]でも無い限り危険性は少ないが、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]や[[《E・HERO プリズマー》]]等は単体でも投入されることがあるので注意。

-「[[摩天楼]]」が英語で「スカイスクレイパー(skyscraper)」である。~
「skyscraper」は直訳すると「空をこする物」となるが、転じて空に擦ってしまいそうな程高い建物を指す。~
[[イラスト]]では高層ビルが描かれているが、こういった建物のない18世紀頃にはこの単語が発生している。~
日本語では摩天と訳したうえで高い建物を表す「楼」を加えている。~

--[[《王虎ワンフー》]]等でみられる、日本語とその外国語訳を並べた[[カード名]]となっている。

//そのため、[[カード名]]を訳すると「摩天楼−摩天楼」となる。~

//-「skyscraper」は英語で「[[摩天楼]]」の意味であり、[[カード名]]を直訳すると「摩天楼−摩天楼」となる。~
//遊戯王には[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]などこれに近い[[カード名]]をもったものが多く存在する。~

-原作者曰く、[[E・HERO]]はアメリカンコミックを意識して創りだされたようで、アメコミヒーローの王道舞台、高層ビルの立ち並ぶ[[摩天楼]]は[[E・HERO]]にとってまさに最高の舞台と言える。~
//海外ジャンプのインタビューより

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsクロノス」(1・2戦目)にて十代が使用。~
[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]との[[コンボ]]により[[《古代の機械巨人》]]を撃破し勝利を飾った。~
その後も様々な局面で使用されたが、アニメでは[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]時も[[攻撃力]]が上がる[[効果]]であり、それによって敗北を免れる場面も多数存在した。~
第2期以降はこの[[カード]]が出ている状態で[[攻撃]]を受けることはほとんどなくなった。~
アニメGXにおける「十代vsクロノス」(1戦目・2戦目)にて十代が使用。~
[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[強化]]する事で[[《古代の機械巨人》]]の[[戦闘破壊]]へ繋げ勝利へ貢献した。~
その後も様々な局面で使用されたが、[[《ネオスペース》]]の登場以後はそちらと共用する形になり使用頻度は大幅に下がっている。~
とは言え、逆転や[[コンボ]]性を演出しやすい[[効果]]から12回の使用実績があり、[[E・HERO]]を代表する[[フィールド魔法]]と表現するに相応しい活躍を果たしている。~

--アニメでは[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]時も[[攻撃力]]が上がる[[効果]]であり、それによって敗北を免れる場面も多数存在した。~
[[OCG]]化以降はこの[[カード]]が出ている状態で[[攻撃]]を受けることはほとんどなくなった。~

--ジャーナリストの国崎康介もこの[[カード]]を所持していた。~
この[[カード]]を手にした時、[[あるデュエリスト>《海馬》]]に敗北した事を思い出す描写があった。~

--アニメでの[[イラスト]]はビルの配置と光の出ている箇所が主に異なっている。~

--漫画GXでは「十代vs紅葉」戦で十代が使用。~
他のアニメ出身の[[E・HERO]]同様にOCG[[効果]]で登場した。~
紅葉も[[E・HERO]]使いで[[ミラーマッチ]]だった為、このカードは諸刃の剣であった。~
[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]とこのカードとの併用で紅葉の[[《E・HERO フレイム・ブラスト》]]を倒したが、[[《ヒーロー・シグナル》]]によって出された[[《E・HERO オーシャン》]]の[[攻撃力]]を上げられ倒されてしまう。~
その次の[[ターン]]で十代は[[《E・HERO クレイマン》]]を[[召喚]]し、この[[カードの効果]]で[[攻撃力]]を上げ[[攻撃]]しようとした。~
アニメでは「スカイスクレイパー」と略しているのに対し、漫画GXでは「摩天楼」と略している。~
他のアニメ出身の[[E・HERO]]同様に[[OCG]][[効果]]で登場した。~
[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[強化]]する事で[[《E・HERO フレイム・ブラスト》]]の[[戦闘破壊]]へ繋げた。~
しかし、紅葉も[[E・HERO]]使いで[[ミラーマッチ]]だったため、返しの[[ターン]]に紅葉の[[《E・HERO オーシャン》]]を[[強化]]して[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[戦闘破壊]]する補助となってしまった。~
その次の[[ターン]]で十代は[[《E・HERO クレイマン》]]を[[召喚]]したが、[[攻撃]]前に[[《サイクロン》]]で[[破壊]]されてしまった。~

---アニメでは「スカイスクレイパー」と略しているのに対し、漫画GXでは「摩天楼」と略している。~

-コナミのゲーム作品において―~
「めざせデュエルキング」では上記の繋がりから、国崎康介がこの[[カード]]をプレゼントしてくれるイベントがある。~

**関連カード [#h70617d8]
--デュエルリンクスでは、十代が[[自分]]の[[ライフポイント]]が3000以下の場合にこの[[カード]]を[[発動]]できるスキル「ヒーローの戦う舞台」を取得する。~

**関連カード [#card]
-[[摩天楼]]

-[[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]

-[[《ダーク・シティ》]]

-[[《摩天楼2−ヒーローシティ》]]

-[[《アマゾネスの闘志》]]

-[[《E・HERO キャプテン・ゴールド》]]
―《摩天楼 −スカイスクレイパー−》が見られる[[カード]]
-[[《E・HERO フレイム・ウィングマン−フレイム・シュート》]]

―《摩天楼 −スカイスクレイパー−》が見られる[[カード]]
-[[《擬似空間》]]
-[[《次元誘爆》]]
-[[《スカイスクレイパー・シュート》]]
-[[《フェザー・ショット》]]

**収録パック等 [#af8cf12e]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP048 &size(10){[[Rare]]};
-[[《競闘−クロス・ディメンション》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP048 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[デュエリストパック−十代編−]] DP1-JP021 &size(10){[[Rare]]};
-[[STARTER DECK(2007)]] YSD2-JP030
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP048 &size(10){[[Rare]]};
-[[アドバンスド・トーナメントパック2017 Vol.1]] AT17-JP007
-[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編6−]] DP23-JP021

**FAQ [#tc308b17]
Q:このカードの[[攻撃力]]を上げる[[効果]]は[[チェーン]]に乗りますか?~
A:いいえ。[[チェーン]]に乗りません。(05/05/26)
**FAQ [#faq]
//Q:この[[カード]]の[[攻撃力]]を上げる[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
//A:いいえ、[[チェーンブロック]]を作りません。(05/05/26)

Q:[[《お注射天使リリー》]]等の[[効果]]で、[[ダメージ計算]]時に[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が変化した場合、この[[カードの効果]]を適用しますか?~
A:はい。適用します。
Q:[[《お注射天使リリー》]]等の[[効果]]で[[ダメージ計算時]]に[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が変化した場合、この[[カードの効果]]を[[適用]]しますか?~
A:はい、[[適用]]します。
//質問の内容が上記と同様のためCO
//上の質問がコメントアウトになったので復活

Q:[[相手]]の[[E・HERO]]と名のつく[[モンスター]]も[[効果]]が使えますか?~
A:はい、[[相手]]の[[E・HERO]]と名のつく[[モンスター]]も[[効果]]を使うことができます。
Q:[[相手]]の[[E・HERO]]も[[効果]]が使えますか?~
A:はい、[[相手]]の[[E・HERO]]も[[効果]]を使うことができます。

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~
Q:この[[カード]]が2枚[[表側表示]]で存在する時、[[攻撃力]]が1000高い[[モンスター]]に[[攻撃]]した際上昇する数値は1000ですか、2000ですか?~
A:2000上昇します。(14/08/15)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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