*《&ruby(マ){魔};サイの&ruby(せんし){戦士};/Fiendish Rhino Warrior》 [#top]
 効果モンスター
 星3/地属性/悪魔族/攻1400/守 900
 「魔サイの戦士」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 「魔サイの戦士」以外の自分フィールドの悪魔族モンスターは戦闘・効果では破壊されない。
 (2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
 デッキから「魔サイの戦士」以外の悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。
//英語名:http://www.ebay.de/itm/YUGIOH-x-3-BOSH-EN091-FIENDISH-RHINO-WARRIOR-RARE-1st-EDITION-MINT-IN-HAND-/151942727442?hash=item23607e0712:g:9nEAAOSwHaBWjwiD

 [[EXTRA PACK 2015]]で登場した[[地属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[悪魔族]]に[[耐性]]を与える[[永続効果]]、[[悪魔族]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[誘発効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は悪くはないが、この[[カード]]自身は何の[[耐性]]もなく[[ステータス]]も低いので、与えた[[耐性]]が働く前に[[破壊]]されてしまうのがほとんどである。~
 大型[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する前に[[召喚]]して、[[《激流葬》]]や[[《奈落の落とし穴》]]を防ぐことができれば充分だろう。~
 しかし、[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]さえすれば(2)の[[効果]]が[[発動]]するため、全くの無駄にならない点で優れる。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]すれば、[[悪魔族]]専用の[[《安全地帯》]]のように扱うこともできる。~

 メインとなるのは(2)の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[効果]]。~
 [[悪魔族]]は[[闇属性]]が大半なので、[[墓地へ送る]]事自体は[[《終末の騎士》]]などでも可能である。~
 しかし、この[[カード]]は[[《魔界発現世行きデスガイド》]]で[[特殊召喚]]できるため、[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]をしつつ[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]点で一線を画す。~
 特に[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]を[[エクシーズ召喚]]して[[効果]]を使えば、この[[カード]]自身も含めて一気に5枚も[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]。~
 [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]や[[《プリズンクインデーモン》]]、[[《ヘルウェイ・パトロール》]]などを[[墓地]]に落とす手段として、あるいは[[《トリック・デーモン》]]の[[効果]]を[[発動]]させる手段としても使える。~
 [[《マスマティシャン》]]から[[上級モンスター]]を落とせる点や、[[闇属性]]ではない[[《魔轟神ソルキウス》]]を[[墓地]]に送れる点も評価できる。~
 [[悪魔族]]であるため、[[《悪魔の嘆き》]]にも対応しており、そこでも更なる[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行うことも可能。~
 [[悪魔族]]は[[闇属性]]が大半なので、[[墓地へ送る]]事自体は[[《終末の騎士》]]などでも可能だが、この[[カード]]は場所を問わず[[タイミングを逃す]]事も無いので、必ずしも[[召喚]]する必要は無く、他の[[カード]]との連携も取りやすいのが利点となる。~
 特に[[《魔界発現世行きデスガイド》]]と相性が良く、[[リクルート]]後に[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]に繋げる事が可能で、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]ならば気に5枚も[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]。~
 他にも[[【暗黒界】]]や[[【魔轟神】]]は[[手札]]から[[墓地へ送る]][[効果]]が多く、[[キーカード]]の[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]や[[《魔轟神ソルキウス》]]を[[墓地へ送る]]手段として有用である。~

-[[彼岸]]との相性は抜群にいい。~
(1)の[[効果]]により[[彼岸]]共通の[[デメリット]]による[[自壊]]が発生しなくなり、(2)の[[効果]]で[[デッキ]]から[[彼岸]]を[[墓地へ送る]]事で[[アドバンテージ]]を獲得できる。~
また、この[[カード]]の[[レベル]]も[[メインデッキ]]の主要な[[彼岸]]と同じ[[レベル]]3であり、[[《彼岸の旅人 ダンテ》]]や[[《彼岸の詩人 ウェルギリウス》]]も容易に狙える。~
 [[【彼岸】]]との相性も抜群で、(1)の[[効果]]により[[彼岸]]共通の[[デメリット]]による[[自壊]]を防ぎ、そのままこの[[カード]]を[[エクシーズ素材]]や[[シンクロ素材]]にする事で(2)の[[効果]]へ繋げば、[[デッキ]]から[[彼岸]]を[[墓地へ送る]]事で[[アドバンテージ]]を獲得できる。~

--しかし、この[[カード]]と[[彼岸]][[モンスター]]を並べたまま[[相手]][[ターン]]を迎えるのは危険。~
この[[カード]]が[[戦闘破壊]]されると[[ダメージ計算後]]のタイミングで(1)の[[永続効果]]が失われ、「《魔サイの戦士》は[[フィールド]]に存在するが、[[耐性]]付与[[効果]]はない」状態となるため、[[彼岸]]が[[自壊]]してしまう。~
-[[彼岸]]と併用する場合、この[[カード]]が[[戦闘破壊]]されると[[ダメージ計算後]]のタイミングで(1)の[[永続効果]]が失われ、「《魔サイの戦士》は[[フィールド]]に存在するが、[[耐性]]付与[[効果]]はない」状態となるため、[[彼岸]]が[[自壊]]してしまう点に注意。~
前述の通り、各種素材にして[[フィールド]]に残さないようにしたい。~

-元々は、[[韓国語版THE SECRET OF EVOLUTION>THE SECRET OF EVOLUTION(韓国)]]で登場した5種の「ワールドプレミア韓国版」の内の1枚である。~
[[英語版>英語版カードリスト]]先行発売の[[彼岸]]とこの[[カード]]はともに[[EXTRA PACK 2015]]で来日しており、先行発売地域は異なるものの、上記の通り両者の[[シナジー]]は強い。~
//なお、先述の通り[[彼岸]]とは抜群の相性を誇るが、[[彼岸]]も元々は海外先行[[カード]]であり、この[[カード]]と同じく[[EXTRA PACK 2015]]で来日している。~
//こちらとは違い英語圏で登場した[[カテゴリ]]ではあるが、登場時期は近いために[[シナジー]]を意識された可能性はある。~

-日本語名の由来は、ケニアやタンザニアの先住民族である「マサイ族」と、動物のサイを掛けたものだろう。~
マサイ族ではある程度の年齢に達している少年のグループは儀式を経て戦士となり、戦士の期間を終えて初めて大人として認められる。~
なお、マサイとは「マー語を話す人」という意味であるとされる。~

--韓国語版の[[カード名]]は直訳すると「マジュサイの戦士」である。~

--サイの獣人といった姿であるが、[[カード名]]の「魔」の部分が優先されてか[[悪魔族]]となっており、[[効果]]も[[悪魔族]]に関連したものとなっている。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//**関連カード [#card]

//―《魔サイの戦士》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【彼岸】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK 2015]] EP15-JP057

**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:[[自壊]][[効果]]を持つ[[彼岸]][[モンスター]]が存在する時に、後からこの[[カード]]を[[召喚]]・[[特殊召喚]]した場合、[[彼岸]][[モンスター]]は自身の[[効果]]で[[破壊]]されますか?~
//A:はい、[[破壊]]されます。(15/09/27)~
A:いいえ、[[破壊]]されません。(15/10/02)~
//再度確認したほうがいいかもしれません

Q:[[彼岸]][[モンスター]]とこの[[カード]]を同時に[[特殊召喚]]した場合、[[彼岸]][[モンスター]]は自身の[[効果]]で[[破壊]]されますか?~
A:いいえ、[[破壊]]されません。(15/10/02)~

Q:[[自分]][[フィールド]]にこの[[モンスター]]と[[彼岸]][[モンスター]]が存在しています。~
  この[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]された場合、どうなりますか?~
A:[[戦闘破壊]]が確定した[[ダメージ計算後]]のタイミングでこの[[カード]]の(1)の[[永続効果]]は[[適用]]されなくなりますが、まだこの[[カード]]自身は[[フィールド]]に存在する扱いです。~
  したがって、[[彼岸]][[モンスター]]は同じ[[ダメージ計算後]]のタイミングで自身の(2)の[[効果]]により[[破壊]]されます。(15/11/11)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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