シンクロ・効果モンスター 星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000 闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 (1):このカードは戦闘・効果では破壊されない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない。 (3):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力を0にし、 その元々の攻撃力分だけ自分はLPを回復する。 また、このターンこのカードの戦闘によって発生する 相手プレイヤーへの戦闘ダメージは半分になる。
遊戯王5D's 第8巻 付属カードで登場する闇属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
破壊耐性と他のモンスターの攻撃抑制効果、モンスター1体の弱体化と回復、その際にダメージを半減させる効果を持つ。
攻守4000のステータスと破壊耐性を持ち、コンバットトリックや《奈落の落とし穴》などを回避できるため場持ちは良い。
《神縛りの塚》も併用すれば対象に取られることもなくなり、《鳥銃士カステル》や《強制脱出装置》などにも強くなる。
(3)の効果は攻撃力を0にして元々の攻撃力分の回復を行う効果。
直接攻撃に等しいダメージを与えられるように見えるが、(2)の効果で他のモンスターは攻撃できず、このカードで与えられるダメージは半減してしまう。
また、回復は直接勝利にはつながらないので、ライフコストを補ったりはできるものの、基本、弱体化のおまけと見るべきか。
相手依存であるため相手が強力なモンスターをコントロールしている時に出したいところ。
闇属性チューナーとモンスター2体を必要とし、《デブリ・ドラゴン》もそのままでは使用できないため、シンクロ召喚するのは難しい。
非チューナー2体以上のレベル10シンクロモンスターを元々軸とし、闇属性チューナーも擁する【極星】にも差しやすい。
(3)の効果を考えると、レベル2闇属性チューナー+《限界竜シュヴァルツシルト》+《レベル・スティーラー》も使える。
しかし、破壊以外の除去手段が豊富な現環境では、《神樹の守護獣−牙王》の方が場持ちが良い場面も少なくない。
素材数が多いのも痛手になりやすく、このカードを出せるようなデッキは出しやすい《魔王龍 ベエルゼ》も出せることが多い。
そのため、無理に《レベル・スティーラー》などを採用してまで、このカードを出すというよりも、【極星】などの自然に出せるデッキで採用した方がいいだろう。