カウンター罠 相手の魔法・罠カードの発動と効果を無効にし破壊する。 相手はデッキからカードを1枚ドローする。
遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE2 付属カードで登場したカウンター罠。
魔法・罠カードの発動と効果を無効にする。
破壊した後、相手にデッキからカードを1枚ドローさせる追加効果を持つ。
ドローさせるデメリットはあるものの、魔法・罠カード両方をカウンターできる点は非常に強い。
適用範囲が広く、手札・ライフがない時も発動でき、さらに《豊穣のアルテミス》が存在すれば、相手にドローさせるデメリットを軽減できる。
また、他の汎用性の高いカウンター罠は発動コストがデメリットとしてデザインされているのに対し、このカードのデメリットはカードの効果であるため、無効にされた場合の損失が少ない。
カウンター罠の中でも、《神の宣告》と並び強力なカードである。
ただし、普通に使うとカードを一枚損をする為、1:1交換を基本とする【スタンダード】との戦いでは使いにくい。
《地割れ》をカウンターしても、《地砕き》をドローされては逆にこちらのディスアドバンテージである。
ドローさせるデメリットから、無効にするのは強力な制限カードか発動にコストが必要なものを狙うと良い。
ドローさせても、既に同じ制限カードを引く可能性はないので、デメリットもある程度軽減できる。
特に《大嵐》や《ハリケーン》に弱いデッキなどでは非常に頼もしい存在になるだろう。
多くのカードを封殺できる堅牢なロックデッキを使う際は、ドローさせてもあまり影響はない。
【コスモロック】【トランス】に於いては、《神の宣告》と並ぶ主力カードとなるだろう。
また、《冥王竜ヴァンダルギオン》とは言うまでもなく抜群の相性。
汎用性の高さから【パーミッション】では主力カードとなりうる。
《火之迦具土》の攻撃のサポートとして用いれば、ドローさせるデメリットも解消することができる。
更に《便乗》が既に発動している場合、相手の1ドローに対してこちらは2ドローできる。
【スキルドレイン】で使用すれば、《スキルドレイン》を突破できるのは《結界術師 メイコウ》と《グレイブ・スクワーマー》程度しか存在しなくなる。
Q:ドローのタイミングはいつですか?
A:このカードのチェーンブロックを組んだ後のこのカードの効果解決時です。
例えば「1:《地砕き》」「2:《破壊輪》」「3:《魔宮の賄賂》」とチェーンが積まれたとします。
この場合「3:《破壊輪》を無効にし破壊、1枚ドロー」「2:処理なし」「1:モンスター破壊」と処理を行います。(07/09/27)
Q:「チェーン1:《地砕き》」「チェーン2:《魔宮の賄賂》」とチェーンを積みました。
この場合、《地砕き》の発動・効果が無効ということは「ドローで一連のチェーン処理が終わる」形になりセットされた《便乗》を表側表示に発動することはできますか?
A:はい。「チェーン1の《地砕き》」が無効になり、最後の効果処理がドローであるため、セットされた《便乗》を表側表示に発動することができます。(07/12/17)