*《&ruby(まきょうどうし){魔鏡導士};リフレクト・バウンダー/Reflect Bounder》 [#j225c72d]
 効果モンスター
 星4/光属性/機械族/攻1700/守1000
 攻撃表示のこのカードが相手モンスターに攻撃された場合、
 相手攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与え、
 ダメージ計算後にこのカードを破壊する。

 [[ガーディアンの力]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 強力な抑止能力である[[ダメージ]]反転の[[誘発効果]]と、攻撃を受けた後チェーンを作らず[[自壊]]する[[永続効果]]をもつ。~
 強力な抑止能力である[[ダメージ]]反転の[[誘発効果]]と、[[攻撃]]を受けた後[[チェーン]]を作らず[[自壊]]する[[永続効果]]をもつ。~
 生きる[[《魔法の筒》]]とも言える[[モンスター]]である。~

 [[攻撃モンスター]]の[[攻撃力]]を[[相手]]に撥ね返すので、[[相手]]の[[ライフポイント]]が減っている時なら[[攻撃]]を抑制できる。~
 しかも通常の[[ダメージ計算]]は行う為、弱小[[モンスター]]の[[攻撃]]で[[反射ダメージ]]を減らす戦法は取れない。~
 そのため、ほぼ確実に1700以上の[[ダメージ]]を与えることができる。~


 [[【ビートバーン】]]などの系統の[[デッキ]]では優秀な[[火力]]。~
 [[【サイカリバー】]]型の[[【ビートバーン】]]の場合は[[光属性]]である点が、[[【ガジェット】]]型の[[【ビートバーン】]]の場合は[[機械族]]である点が評価される。

 しかし、こちらの[[攻撃力]]が勝っていようとも[[相手]]に[[自爆特攻]]された場合は[[自壊]]してしまう。~
 その為、後続から追撃可能な[[リクルーター]]が中心の[[相手]]に於いては分が悪い。

 また、[[表側攻撃表示]]で場に存在していないと[[効果]]が[[発動]]しない関係上、非常に場持ちが悪い。~
 次の[[相手]][[ターン]]に[[破壊]]もしくは[[コントロール奪取]]される可能性が高い事に注意したい。~
 また、[[《エネミーコントローラー》]]によってただの壁にしかならない点も注意。~

 [[攻撃表示]]のこの[[モンスター]]を[[攻撃]]すると、単純計算で必ず1700以上の[[ダメージ]]をもらう計算になる。~
 上回った[[攻撃力]]なら[[自分]]の[[モンスター]]は[[破壊]]されないが、[[カードの効果]]のみで1700を超える[[ダメージ]]を受ける。~
 それ以下の[[攻撃力]]なら[[自分]]の[[モンスター]]は[[破壊]]され、[[反射ダメージ]]と[[効果]]による[[ダメージ]]をあわせて1700。~
 [[戦闘ダメージ]]を0にする[[《ロケット戦士》]]などの[[攻撃]]ならより[[攻撃力]]の低い分、[[ダメージ]]は少なくて済む。~

-''[[このカード及び他のカードの発動順の詳細はダメージステップを参照。>ダメージステップ#f84f19a7]]''~
[[ダメージステップ]]開始後([[リバース]]後)のタイミングで[[ダメージ]]効果が誘発し、[[戦闘ダメージ]]の発生直後に[[自壊]]する。

-[[03/04/10>禁止・制限カード/2003年4月10日]]で[[制限カード]]に指定され、[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]で[[準制限カード]]に[[制限緩和]]され、[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]で、[[制限解除]]された。~
[[戦闘]]以外での[[モンスター]][[除去]]手段が増加した事が原因だろう。~

-[[攻撃表示]]で自身より[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]に[[攻撃]]された場合、「[[戦闘]]によって」ではなく「[[自壊]][[効果]]によって」[[破壊]]される。~
つまり、基本的に[[攻撃]]された場合は[[戦闘破壊]]される事はないため「[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]」に関するカードは使用できない。~

-「[[効果ダメージ]]+[[自壊]]」は[[誘発効果]]であり[[チェーンブロック]]を作るので、[[《天罰》]]で[[無効]]化できる。~
[[効果ダメージ]]は[[戦闘破壊]]される前に[[発動]]するので、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[無効]]化されない。

-[[《ジェイドナイト》]]で[[サーチ]]可能。~
[[《ブルーサンダーT45》]]と並ぶ有力なサーチ対象といえよう。
[[《ブルーサンダーT45》]]と並ぶ有力な[[サーチ]]対象といえよう。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「城之内vsエスパー絽場」戦において登場。~
[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]に押されている城之内に対する詰めとして[[召喚]]されたが、それが逆転の引き金になるという皮肉の結末を生んでしまった。~
こちらでは[[攻撃]]を跳ね返すことで、[[攻撃]]してきた[[モンスター]]を倒すことが出来た。~
アニメのみ自壊効果をもたない。~
[[攻撃]]名は「魔鏡怪光線」、[[効果]]名は「死に際の魔鏡反射」。~

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「攻撃をはねかえす鏡を操り攻撃する魔導士」と書かれている。~
DM3〜4において、このカードの[[種族]]は[[魔法使い族]]であった。~
またカード名にも「魔鏡導士」の文字は入っていなかった。~
エスパー絽場の使用したカードだと[[《サイバー・レイダー》]]も[[戦士族]]であり、いずれもOCG化される時に[[機械族]]に変更されている。~
これは人気である[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が[[機械族]]であることの影響が大きいと思われ、エスパー絽場はいつの間にか機械デッキ使いであるように認識されている。~
それはDM4の彼のデッキ内容や貰えるカードを見ても一目瞭然である。~
ただし[[種族]]が変更された他の2体に比べて少し登場の早かった[[《魔導ギガサイバー》]]だけがDM3〜4で設定されたものにしたがって[[戦士族]]となっている。

**関連カード [#g500e878]
-[[《死霊ゾーマ》]]

-[[《ユベル》]]
-[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]

-[[《魔法の筒》]]

**収録パック等 [#zfccae76]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP174 &size(10){[[Super]]};
-[[ガーディアンの力]] 304-012 &size(10){[[Super]]};
-[[プロモカード]] PC7−005

**FAQ [#q5edfe5e]
Q:[[《闇の訪れ》]]で[[裏側攻撃表示]]のこの[[モンスター]]が[[攻撃]]を受けた場合、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:[[ダメージステップ]]で[[表側攻撃表示]]になるので、[[効果]]は[[発動]]します。

Q:[[《最終突撃命令》]][[発動]]中に[[裏側守備表示]]のこの[[モンスター]]が[[攻撃]]を受けた場合、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:[[ダメージステップ]]で[[表側攻撃表示]]になるので、[[効果]]は[[発動]]します。

Q:[[自分]]の[[裏側守備表示]][[《マジック・ランプ》]]が[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を受け、[[効果]]で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[相手]][[フィールド]]上の[[攻撃表示]]の《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》を選択した場合、どのように処理しますか?~
A:この場合、「[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]」を[[発動条件]]にしている《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の[[効果]]は[[発動]]しません。

Q:[[《ジェルエンデュオ》]]に[[攻撃]]された場合、どのように処理しますか?~
A:[[調整中]](09/01/03)
A:《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の[[効果]]による[[ダメージ]]処理後に[[《ジェルエンデュオ》]]の[[誘発効果]]である[[自壊]]処理を行います。~
  その後に《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の[[自壊]]処理のタイミングが訪れます。処理タイミングの詳細は[[ダメージステップ]]参照。~
  [[《地獄の扉越し銃》]]などで《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の[[効果]]による[[《ジェルエンデュオ》]]の[[コントローラー]]への[[ダメージ]]が発生しなかった場合、[[《ジェルエンデュオ》]]の[[自壊]]は発生しないため、《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》は[[戦闘]]により[[破壊]]されます。
//[[調整中]](09/01/03)

Q:この[[効果]]に対して[[《地獄の扉越し銃》]]や[[《黒板消しの罠》]][[《痛魂の呪術》]]を[[発動]]できますか?~
A:[[《地獄の扉越し銃》]]や[[《黒板消しの罠》]]を[[発動]]する事ができます。しかしながら、[[ダメージステップ]]にて[[発動]]する[[効果]]である為、[[《痛魂の呪術》]]を[[発動]]する事はできません。(09/01/03)
A:[[《地獄の扉越し銃》]]や[[《黒板消しの罠》]]を[[発動]]する事ができます。~
  しかしながら、[[ダメージステップ]]にて[[発動]]する[[効果]]である為、[[《痛魂の呪術》]]を[[発動]]する事はできません。(09/01/03)