《魔女狩り/Last Day of Witch》 †
通常魔法
フィールド上の表側表示で存在する魔法使い族モンスターを全て破壊する。
初期シリーズのBOOSTER6で登場した通常魔法。
魔法使い族に対する全体除去。
魔法使い族は《ディメンション・マジック》の存在から種族統一デッキを組む実力は十分あるので場合によっては強力なカードともなるかもしれない。
しかし、《ＤＮＡ改造手術》とコンボすることができるものの、【種族操作】では機械族や戦士族を指定した方が戦術の幅が広いため、《酸の嵐》や《戦士抹殺》の方が優先される。
単純な除去なら、相手の種族を選ばずに使える《地砕き》や《ライトニング・ボルテックス》の方が何倍も優秀である。
- 魔「女」狩りだが男の魔法使いも狩れる。
下記にある通り、過去に実際に行われていた「魔女狩り」の犠牲者にも男性は含まれていた。
- 魔女は英語の「Witch」を訳した言葉だが、元々「Witch」は女性に限定されたものではなく、単純に悪魔の力を使う者という意味であった。
海外では「Warlock」等の「男のウイッチ」を指す言葉もあるが、日本では普及しておらず、「ウィッチ=女」という認識が定着している。
- 歴史において―
「魔女狩り」とは、かつてヨーロッパなどで起きたある出来事を指す。
キリスト教の力が強い時代、主に女性が「魔女」の疑いがあるとして逮捕され、自白を無理矢理ひきだすために様々な拷問が行われた。
他人の証言または本人の自白によって「魔女」と確定された人は、群衆の前で火刑により処刑されたこともある。
ジャンヌ・ダルクが火刑になったのもこの魔女狩りのためである。
- 宗教的な理由で、海外ではイラストを描きかえられている。
海外版では、コミック調の「魔女」に駐車禁止マークを付けた絵柄になっている。
ちなみに、カード名を訳すと「魔女の最後の日」となる。
関連カード †
収録パック等 †