フィールド魔法 (1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、 相手はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。 (2):自分フィールドのモンスターの数が相手フィールドのモンスターより多い場合、 自分はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。 (3):自分・相手のエンドフェイズに、お互いのフィールドのモンスターの数が同じ場合に発動する。 このカードを破壊する。
DARK NEOSTORMで登場したフィールド魔法。
双方のモンスターの数によって効果が変動し、3つの内(2)と(3)の効果は自分が不利になってしまう。
しかし(1)の効果による拘束力は非常に高く、展開も除去もモンスター効果が前提のものも多い昨今の環境での影響は言うまでもないだろう。
相手の大量展開からの1ターンキルを手札誘発等で防いでからこのカードを発動してしまえばしめたもので、時間を稼ぎながらこちらが逆に1ターンキルの手はずを整える事もできる。
相手に何もさせないままエンドフェイズに《リビングデッドの呼び声》等で蘇生しモンスターを同数にし、そのまま自分のターンで攻勢に転じても良いだろう。
自分が拘束を受ける可能性もあるため、モンスターを大量展開してのラッシュを狙うデッキには不向きであるが、これで牽制してから自ら無効化した後攻め入るという手はある。
手っ取り早く相手モンスターを増やすには《おジャマトリオ》等が有効で、その場合トークンを除去せず相性の良いバーンや直接攻撃で攻めてしまうのも良い。
攻撃宣言も封じられるため、トークンで自爆特攻されてロックが解ける、という心配もないのは心強い。
ただ、リンク素材として処理され数を減らされてしまう可能性には注意が必要。
このカード1枚だけに頼るのではなく、除去にも備えてカウンター罠等での補助も欲しいところである。
―イラスト関連