速攻魔法 (1):元々のカード名に「エクゾディア」を含む 自分フィールドのレベル10以上のモンスター1体は以下の効果を得る。 ●LPを半分払って発動できる。 お互いの魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊する。 その後、手札・デッキから「封印されし」モンスター5体を それぞれ攻撃力2000アップの装備魔法カード扱いでこのカードに装備する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はこのカード以外のカードの効果を発動できない。 ●このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
INFINITE FORBIDDENで登場する速攻魔法。
レベル10以上のエクゾディアモンスター1体に「ライフポイントを半分払ってお互いの魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊し、手札・デッキの封印されしモンスター5体を攻撃力2000アップの装備魔法扱いで装備する効果」・「貫通ダメージを与える効果」を付与する効果を持つ。
元々のカード名にエクゾディアを含むレベル10以上のモンスターは現在《幻の召喚神エクゾディア》・《守護神エクゾディア》・《召喚神エクゾディア》の3体。
しかし、《召喚神エクゾディア》は効果を受けない耐性によって効果を付与できないため、残り2体が付与先となる。
また、《守護神エクゾディア》は特殊勝利の条件上戦闘破壊さえできればよいこと、効果に封印されしとの関連がないことからこのカードと効果の噛み合いがそこまで良くない。
そのため、基本的には《幻の召喚神エクゾディア》と併せて採用することとなるだろう。
あちらの(4)でデッキからセットできるが、得られる効果はいずれも自分ターンのみにしか使えないので相手エンドフェイズにセットしたい。
1つ目の効果は魔法・罠カードの全体除去と封印されしモンスター5体の装備。
ライフコストの支払いが《幻の召喚神エクゾディア》の攻撃力アップと噛み合わないものの、装備カードによって10000の強化になるため、基本的には攻撃力は上がるものと見ていいだろう。
魔法・罠カードの全体除去によって妨害される可能性を減らすことができ、装備カード化で大幅に攻撃力を上げられる。
その後、付与したモンスター以外の効果の発動を自分が行えなくなるため、発動したい効果は予め発動しておきたい。
2つ目の効果は貫通。
守備表示で耐えられるという展開をなくせるため、1つ目で強化した攻撃力で大きくライフ・アドバンテージを得られる。
以上2つの効果の組み合わせにより、攻撃に成功しさえすればエクゾディアパーツによる特殊勝利を狙うまでもなく殴り勝つことが出来る。
しかしその豪快なリターンの分、幾つもの注意点がある。
まずデッキに入るエクゾディアパーツが全て手札・デッキに揃っていなければ1つ目の効果を発動出来ない。
1枚でも墓地・除外に移動させられていれば、その時点で腐ってしまう。
また、全てのエクゾディアパーツを装備カードにするため、装備させたモンスターが除去された場合、エクゾディアパーツが全て墓地へ送られることとなり、【エクゾディア】におけるほぼ全ての戦術が瓦解してしまう。
1つ目の効果の発動時には自分の魔法・罠カードも破壊してしまうので、事前に発動した永続魔法・永続罠で守りを固めることもできない上、魔法&罠ゾーンが全てエクゾディアパーツで埋まってしまう為、その後に新しく魔法・罠カードを使うことも出来なくなる。
このカードによる一撃必殺が失敗した時の為、サルベージ等の何らかのリカバリー手段はデッキに用意しておきたい。
―カード名関連
―イラスト関連