*《&ruby(デビルズ・サモナー){魔族召喚師};/Doom Shaman》 [#bc6409f2]
デュアルモンスター
星６/闇属性/魔法使い族/攻2400/守2000
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●手札または墓地に存在する悪魔族モンスター１体を特殊召喚する。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
このカードがフィールド上から離れた時、
この効果によって特殊召喚された悪魔族モンスターを破壊する。
[[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した、[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[上級]][[デュアル]][[モンスター]]。~
強力な[[効果]]に加えて[[攻撃力]]も及第点で、専用[[デッキ]]を構築すれば活躍が期待できる。~
[[上級モンスター]]だが[[闇属性]]であるため[[墓地]]に送りやすく、[[《ダーク・クリエイター》]][[《正統なる血統》]]等の各種[[蘇生]]カードに対応しているため[[召喚]]はさほど難しくない。加えて[[魔法使い族]]なので[[《ディメンション・マジック》]]も使用できる。~
[[通常召喚]]権を使うかわりに[[特殊召喚]]が可能になる[[効果]]で[[悪魔族]]の[[モンスター]]を[[手札]]、[[墓地]]からも[[特殊召喚]]できる点が優秀。~
自身が[[フィールド]]から離れたときに[[蘇生]]した[[モンスター]]も[[破壊]]されてしまうが、[[《クリッター》]]を[[特殊召喚]]し[[生け贄]]に利用する等、リスクの軽減は可能。[[【デーモン】]]で使う場合は、予め[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]を[[発動]]させておく事で、[[破壊]]された後も[[デッキ]]から新たに[[デーモン]]を[[サーチ]]することが出来る。~
また、「このカードが[[フィールド]]上から離れた時、この[[効果]]によって[[特殊召喚]]された[[悪魔族]][[モンスター]]を[[破壊]]する。」とあるが、例えば[[再度召喚]]時の[[効果]][[発動]]に[[《落とし穴》]]を[[チェーン]]された場合、まず[[《落とし穴》]]が処理され、それから[[効果]][[発動]]となる。~
つまり場に戻った瞬間には、すでに[[《魔族召喚師》]]はおらず、[[完全蘇生]]となる。~
[[特殊召喚]]する[[モンスター]]の候補~
-主戦力~
--[[シナジー]]重視：[[《闇の侯爵ベリアル》]][[《スナイプストーカー》]][[《ユベル》]]~
[[《闇の侯爵ベリアル》]]はステータスも高く、自身の[[効果]]によって[[《魔族召喚師》]]を守れることから間接的に[[《魔族召喚師》]]のデメリットを緩和できるので、攻守両面で安定した活躍が期待できる。~
[[《スナイプストーカー》]]は[[手札]]で腐った[[《魔族召喚師》]]の処理・[[《生還の宝札》]]で肥えた[[手札]]の有効利用に大いに役立つ。~
[[《ユベル》]]は進化形態で１〜３枚程度のスペースを取るため投入しづらいが制圧力は無類であり、[[《魔族召喚師》]]のデメリット効果を利用することで容易に進化ができるので運用はさほど難しくない。[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]が攻める際に邪魔になった場合は[[《ユベル》]]を再度[[蘇生]]し、[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]を維持[[コスト]]にすることで[[《ユベル−Ｄａｓ Ｅｘｔｒｅｍｅｒ Ｔｒａｕｒｉｇ Ｄｒａｃｈｅｎ》]]に進化させればよい。その状態で[[《ユベル》]]の維持コストを[[《魔族召喚師》]]の[[効果]]で補い続ければ、たとえ場を制圧されても再び[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]を展開できる。また、進化形態を[[デッキ]]から引っ張り出せることから[[《ダーク・クリエイター》]]への繋ぎとしても有用である。~
--投入率が高い（ほぼ単体で活躍できる）[[モンスター]]：[[《冥府の使者ゴーズ》]][[《邪帝ガイウス》]][[《クリッター》]]~
[[コスト]]として用いる際の[[《クリッター》]]以外は[[特殊召喚]]対象としての優先順位は低めだが、これらの[[モンスター]]は単体で投入しても活躍が期待できるため投入率が高く、相手の[[墓地]]からの[[特殊召喚]]も狙えるだろう（もっとも[[《クリッター》]]は[[効果]]の関係上、相手の[[墓地]]から[[蘇生]]するのは避けたいところだが）。~
-用途別~
--高攻撃力[[モンスター]]対策：[[《暗黒の侵略者》]][[《ダークジェロイド》]]~
[[《暗黒の侵略者》]]は攻撃力２８００ラインに殴り勝てる。~
[[《ダークジェロイド》]]は[[《スナイプストーカー》]]で間に合う場合も多いが、[[手札]]を消費しない分こちらの方がリスクが少ない場合もある。~
--壁モンスター対策：[[《Ｅ−ＨＥＲＯ マリシャス・エッジ》]][[《軍神ガープ》]][[《地獄将軍・メフィスト》]]~
高スペックな[[《Ｅ−ＨＥＲＯ マリシャス・エッジ》]]、[[リバース]]対策にもなる[[《軍神ガープ》]]、ステータスに難はあるが[[アドバンテージ]]を稼げる能力を持つ[[《地獄将軍・メフィスト》]]と、それぞれ能力がバラけているため、目的・環境に合わせて選択するとよい。~
--魔法・罠除去：[[《バイサー・ショック》]]~
[[セット]]状態のカードに限定されるため万能とはいかないものの、魔法・罠カードの除去ができる数少ない[[悪魔族]][[モンスター]]。少なくとも発動タイミングが[[バトルフェイズ]]に限定されているカードには対処できる。[[《闇の護封剣》]][[《皆既日蝕の書》]][[《月の書》]]等とのコンボでモンスター毎[[バウンス]]することも可能。
より確実な魔法・罠除去としては[[《軍神ガープ》]]と[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]のコンボがある。~
--自爆特攻要員：[[《ニュート》]][[《ニュードリュア》]][[《グレイブ・スクワーマー》]]~
どれも単体で使う分には優秀な[[効果]]だが、基本的に[[《魔族召喚師》]]が集中的に狙われるため、[[蘇生]]後にこれらの[[効果]]を使用するには自爆特攻するしかなく、[[《ニュート》]]以外は大幅なライフロスになる点は注意。~
--安定性重視：[[バニラ]]・[[デュアル]]~
[[《デーモン・ソルジャー》]][[《デーモンの召喚》]][[《シャドウ・ダイバー》]]等。~
[[蘇生]]カードを共有できる。~
[[バニラ]]は[[《召喚師のスキル》]]で[[サーチ]]も可能なので安定性に富む。~
[[デュアル]]は[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の素材不足の回避用に。ただし現状では戦力として乏しいので枚数は控え目にするのが無難。むしろこの枠は[[悪魔族]]である必要がないとも言える。~
--[[墓地]]封じ：[[《冥界の魔王 ハ・デス》]][[《エンド・オブ・アヌビス》]]~
[[墓地]]利用カードが多い昨今ではこれらのカードが与える影響は大きく、[[攻撃力]]も上級モンスターのボーダーラインを超えている。しかし、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]は[[蘇生]]ができないため注意が必要である。~
--[[チューナー]]：[[《ダーク・リゾネーター》]][[《ダーク・スプロケッター》]]~
単体で見れば[[《ダーク・リゾネーター》]]が優秀。しかし、現状では場に他のモンスターがいない状態では[[《魔族召喚師》]]から[[特殊召喚]]してもその場で[[シンクロ召喚]]をすることはできない。戦闘破壊耐性も[[《魔族召喚師》]]からの[[特殊召喚]]後に役に立つかと言われれば微妙なため、[[《魔族召喚師》]]とのシナジーはいまひとつ。~
対して[[《ダーク・スプロケッター》]]は単体での使い勝手は悪いが、[[《魔族召喚師》]]から[[特殊召喚]]すれば即[[《ギガンテック・ファイター》]]等を[[シンクロ召喚]]できるため、[[《魔族召喚師》]]とのシナジーはこちらの方が高い。~
言うまでもないが、[[《生還の宝札》]]との相性は抜群。~
[[《魔族召喚師》]]自身が各種[[蘇生]]カードに対応していること、[[《スナイプストーカー》]]、[[《ファントム・オブ・カオス》]]の２体が共に[[悪魔族]]であることからこのカードを用いたデッキでは[[墓地]]調整が容易なため、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]との共存も可能。~
[[《闇の侯爵ベリアル》]]を採用する場合、通常は投入を躊躇される[[《黙する死者》]]も採用しやすくなる。[[《正統なる血統》]][[《蘇りし魂》]]と比べ打点は落ちるが即効性で勝り、場に残らないため、こちらが有効な場合も多い。[[《ユベル》]]を採用する場合は、[[《思い出のブランコ》]]も有効。~
-地味に、[[《暗黒界の狂王 ブロン》]]に顔が似ている。
-アトラスから｢デビルサマナー(悪魔召喚師)｣というゲームのシリーズが出ているがたぶん似ているだけだろう。
//外部リンクは不必要だろ
//-原作・アニメにおいて―~
**関連カード [#ed84ba94]
-[[《ギガプラント》]]
-[[《切り込み隊長》]]
-[[《死霊操りしパペットマスター》]]
-[[《創世神》]]
-[[《ダーク・クリエイター》]]
-[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]
-[[《荒ぶるアウス》]]
-[[《逆巻くエリア》]]
-[[《燃え盛るヒータ》]]
-[[《吹き荒れるウィン》]]
―[[特殊召喚]]した[[モンスター]]を道連れにする
-[[《エーリアン・マザー》]]
-[[《Il Blud》]]
**収録パック等 [#wf7f1e07]
-[[TACTICAL EVOLUTION]] TAEV-JP025 &size(10){[[Super]]};
**FAQ [#d2e08171]
Ｑ：「[[相手]]の[[手札]]」や「[[相手]]の[[墓地]]」にある[[悪魔族]]を[[特殊召喚]]できますか？~
Ａ：「[[相手]]の[[墓地]]」からは[[特殊召喚]]できますが、「[[相手]]の[[手札]]」から[[特殊召喚]]できません。~
→参考：[[《Il Blud》]]
Ｑ：[[《エンド・オブ・アヌビス》]][[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]との関係はどうなっていますか？~
Ａ：[[墓地]]の[[カード]]を[[対象]]に取っていない[[効果]]の為[[《エンド・オブ・アヌビス》]]なら[[手札]]、[[墓地]]どちらからでも[[特殊召喚]]可能です。~
しかし[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の場合は[[調整中]]となっています。(08/01/14)
//質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~