魔導騎士(まどうきし)ギルティア/Giltia the D. Knight》

融合モンスター
星5/光属性/戦士族/攻1850/守1500
「冥界の番人」+「王座の守護者」

 Vol.6で登場した光属性戦士族融合モンスター
 融合素材《冥界の番人》《王座の守護者》

 《簡易融合》特殊召喚できる光属性レベルモンスター
 同じくレベル5・光属性融合モンスターには《音楽家の帝王》《おジャマ・ナイト》が存在する。
 前者は《アーカナイト・マジシャン》などのシンクロ素材にでき、後者は《奈落の落とし穴》にかからないステータスを持つ。

 これら3種では最大の攻撃力を持つが、制約上特殊召喚したターン攻撃できないため優先理由にはならない。
 そもそも《No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー》《始祖の守護者ティラス》《セイクリッド・プレアデス》と対応するランクエクシーズモンスターの性能を考えるならば、《奈落の落とし穴》にかかってしまう点はかなりのマイナスである。
 高レベルシンクロ召喚に用いる場合も同様。
 《簡易融合》蘇生制限こそ満たすが、《おジャマ・ナイト》のように特別使いやすい蘇生カードに対応しているわけでもない。
 《ダイガスタ・エメラル》には対応するが、下級アタッカーにも戦闘破壊を許す微妙なラインであり、《ダイガスタ・エメラル》自体、融合モンスターランクエクシーズモンスター等でエクストラデッキを圧迫するため採用しにくくなる。

 戦士族である点を活かせれば差別化は容易だが、肝心の戦士族サポートカードに相性の良いものが少ない。
 《ターレット・ウォリアー》では明らかに効率が悪く、《不退の荒武者》シンクロ素材としても特別適しているわけでもない。
 《セイクリッド・プレアデス》とは種族が共通するも、もう一方のレベル光属性戦士族は展開手段も優れず、やはり相性の良いものが少ない。
 この点からエクシーズ召喚を狙うと、《群雄割拠》《不死武士》《一族の結束》とも噛み合わない。
 《ライトレイ ギア・フリード》特殊召喚条件と墓地コストを同時に稼げる点や、《ギガンテック・ファイター》などの大型シンクロモンスターを利用する形の【戦士族】で採用する事になるだろう。
 また、フィールドに存在する時に《魔のデッキ破壊ウイルス》《連鎖除外》の影響を受けないので、これらのほうが《奈落の落とし穴》より多いとふんだ場合は《おジャマ・ナイト》より優先させる価値がある。

関連カード

収録パック等