*《&ruby(まどうきょうし){魔導教士}; システィ》 [#fc5f47a0]
 効果モンスター
 星3/地属性/魔法使い族/攻1600/守 800
 自分が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動した
 自分のターンのエンドフェイズ時、
 フィールド上のこのカードをゲームから除外して発動できる。
 デッキから光属性または闇属性の魔法使い族・レベル5以上のモンスター1体と、
 「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える。
 「魔導教士 システィ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[地属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~

 [[魔導書]]を[[発動]]した自分[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[除外]]することで、2枚の[[カード]]を[[サーチ]]することができる。~
 [[魔導書]]と名のついた[[魔法カード]]に加え、対応する[[魔法使い族]]の種類も豊富であり、[[サーチ]]によって得られる恩恵は非常に大きい。~

 しかし、条件を満たした[[エンドフェイズ]]という遅さのために[[サーチ]]した[[カード]]はその[[ターン]]内には使えない。~
 加えて、自分[[エンドフェイズ]]にこの[[モンスター]]を[[除外]]してしまうため、場を1体分減らして相手に[[ターン]]を譲ることになる。~
 よって、他に戦線が整っているか、何らかの[[魔法・罠カード]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]などの対応策が既に用意できている状態でなければ危険が伴う。~
 無論、[[サーチ]]した[[カード]]自体もまた警戒され対策を取られる可能性がある。~

 [[魔導]]には[[デメリット]]こそあるものの、同条件において[[メインフェイズ]]に[[魔法使い族]]を[[デッキ]]から直接[[特殊召喚]]できる[[《魔導召喚士 テンペル》]]が存在する。~
 [[特殊召喚]]に制限のある[[モンスター]]を[[サーチ]]できる利点はあるが、そうした重い[[モンスター]]の準備として場を空けてしまうのはリスクが大きい。~
 [[魔導書]]を[[サーチ]]する[[効果]]においても、同様に条件もなく[[召喚]]だけで[[サーチ]]が可能な[[《魔導書士 バテル》]]が優先されるだろう。~
 この[[カード]]を活用するタイミングは、上記のような[[デメリット]]やリスクを理解して秤にかけ、よく考えてから決めるべきだろう。~
 この[[カード]]を採用する場合、一気に2枚を[[サーチ]]できること、単体の[[ステータス]]がこれらより高めなことなどを活かしたい。~

 [[ドロー]]と[[サーチ]]の差異はあるが、自身が[[フィールド]]から離れて[[手札]]を2枚増やし[[ターン]]を終了するという[[《カードカー・D》]]との類似点がある。~
 [[特殊召喚]]も[[バトルフェイズ]]も封じられず比較的自由に動ける。~
 [[メインフェイズ]]2でも[[発動]]可能なため、[[召喚]]権が余ったら[[カード・アドバンテージ]]に変えられるのは大きな利点である。~
 あちらと違い[[特殊召喚]]も[[バトルフェイズ]]も封じられないため、比較的自由に動ける。~
 この[[カード]]を[[メインフェイズ]]2に[[召喚]]してもいいため、[[召喚]]権が余ったら[[カード・アドバンテージ]]に変えられるのは大きな利点である。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[蘇生]]して即[[効果]]を使えるのも嬉しい。~

 ただし、[[サーチ]]先が[[デッキ]]内にある事が必須条件となる。~
 [[【魔導書】]]なら[[魔導書]]は問題ないとしても、条件を満たす[[魔法使い族]]が[[デッキ]]に無いと[[効果]]を[[発動]]する事ができない。~
 それが[[上級]][[モンスター]]であるため、おのずと[[デッキ]]内の枚数も少なくなる。~
 最悪[[サーチ]]先が無くなってしまった場合は、[[《魔導弓士 ラムール》]]と共に[[エクシーズ素材]]にしてしまうのも手である。

 [[サーチ]]する[[魔法使い族]]として、まず[[《魔導法士 ジュノン》]]との相性が良い。~
 同時に[[魔導書]]を[[サーチ]]できる[[効果]]のおかげで[[特殊召喚]]しやすくなる。~

 また、[[フィールド]]を空ける事を利用して[[《太陽の神官》]]を活用する方法もある。~
 手札に[[《ガガガマジシャン》]]や[[《魔導戦士 フォルス》]]等[[レベル]]5になれる[[モンスター]]が居れば、[[《魔導皇聖 トリス》]]の[[エクシーズ召喚]]を狙える。

 [[《サイクロン》]]等により安全性が確保できるなら、[[《ヒュグロの魔導書》]]で[[攻撃]]するための十分な[[攻撃力]]を持っている。~
 [[特殊召喚]]を封じられてしまう[[《ヴェルズ・オピオン》]]の[[攻撃力]]を上回る事ができ、その[[魔導書]]で[[発動]]条件を満たす事ができる。

-名前の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「Justice(正義)」のフランス語での呼び名「Le Justice」だろう。~
伝統的なカード番号は8だが、現在広く用いられる版では11番がふられている。~
正位置では「公正、善行、均衡、誠意」、逆位置では「不正、偏向、不均衡、一方通行」などを意味する[[カード]]である。~
--「The Justice」は「裁判の女神」という呼び名も持つカードであり、右手に剣・左手に天秤を携えた女性の姿で描かれる。~
OCGのこのカードのイラストでモンスターが持っているアイテムも、それぞれ剣と天秤をモチーフとしている。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#p59a5f58]
-[[魔導]]
-[[魔導書]]

―《魔導教士 システィ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ゲーテの魔導書》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**この[[モンスター]]の[[効果]]で[[サーチ]]可能な[[モンスター]]一覧 [#z2665907]
 ※は[[通常召喚]]不可・[[特殊召喚]]に制限あり。

―[[光属性]]~
-[[レベル]]5
--[[《セイレーン》]]
--[[《ラムーン》]]

--[[《聖なる解呪師》]]
--[[《太陽の神官》]]
--[[《D・D・M》]]

-[[レベル]]6
--[[《カオス・マジシャン》]]
--[[《サイバネティック・マジシャン》]]
--[[《ライトレイ ソーサラー》]]※

-[[レベル]]7
--[[《魔導法士 ジュノン》]]

--[[《救世の美神ノースウェムコ》]]※

-[[レベル]]8
--[[《サイレント・マジシャン LV8》]]※

-[[レベル]]9
--[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]※

-[[レベル]]10
--[[《ネオス・ワイズマン》]]※

―[[闇属性]]~
-[[レベル]]5
--[[《幻想師・ノー・フェイス》]]

--[[《魅惑の女王 LV5》]]
--[[《暗黒の眠りを誘うルシファー》]]
--[[《極星霊デックアールヴ》]]
--[[《墓守の長》]]
--[[《フォーチュンレディ・ダルキー》]]
--[[《魔法の操り人形》]]
--[[《魔導皇士 アンプール》]]

-[[レベル]]6
--[[《闇帝ディルグ》]]
--[[《カオス・ソーサラー》]]※
--[[《闇紅の魔導師》]]
--[[《大神官デ・ザード》]]
--[[《魔族召喚師》]]
--[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]※
--[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]
--[[《マインド・オン・エア》]]
--[[《ミュータント・ハイブレイン》]]

-[[レベル]]7
--[[《ブラック・マジシャン》]]

--[[《魅惑の女王 LV7》]]
--[[《神聖魔導王 エンディミオン》]]
--[[《黒魔導の執行官》]]※

-[[レベル]]8
--[[《コスモクイーン》]]

--[[《混沌の黒魔術師》]]([[禁止カード]])
--[[《時花の魔女−フルール・ド・ソルシエール》]]
--[[《墓守の大神官》]]

--[[《マジシャン・オブ・ブラックカオス》]]※

-[[レベル]]9
--[[《黒の魔法神官》]]※
--[[《黒衣の大賢者》]]※

-[[レベル]]10
--[[《究極封印神エクゾディオス》]]※ 

**収録パック等 [#ye4dc65f]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP023

**FAQ [#cd026244]
Q:[[魔導書]]と名のついた[[魔法カード]]を[[発動]]した後にこの[[カード]]を[[召喚]]などを行った場合でも、この[[カード]]の[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(12/07/23)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。