*《&ruby(まどうこうじょう){魔導皇聖}; トリス》 [#m9aaf557]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/光属性/魔法使い族/攻2000/守1700
 魔法使い族レベル5モンスター×2
 このカードの攻撃力は自分フィールド上の
 エクシーズ素材の数×300ポイントアップする。
 また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 自分のデッキをシャッフルする。
 その後、デッキの上からカードを5枚めくり、
 その中の「魔導書」と名のついたカードの数まで
 フィールド上のモンスターを選んで破壊する。
 その後、めくったカードを好きな順番でデッキの上に戻す。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:6/21発売のVJより
// ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3197182.jpg

 [[ABYSS RISING]]で登場する[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]上の[[エクシーズ素材]]の数に比例した[[単体強化]][[効果]]、[[デッキ]]を5枚めくって出た[[魔導書]]の数までの[[モンスター除去]][[効果]]を持つ。~

 1つ目の[[効果]]は自分の[[エクシーズ素材]]の数だけ[[攻撃力]]を上昇させる[[効果]]。~
 自身に2つ乗っているため場に出た時点では2600となるが、[[効果]]を使うことを考えるとやや心もとない。~
 一応[[《オーバーレイ・リジェネレート》]]などが擬似的に300の[[攻撃力]]アップになる。~
 他の[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]でも上昇するが、このカードを出すだけでも手間がかかるため[[エクシーズモンスター]]は並びづらい。~
 複数展開による強化を狙うならば、すでに[[エクシーズモンスター]]のいる場面を狙うか、上昇値は下がるが[[《エクシーズ・リボーン》]]などを活用したい。~

 2つ目の[[効果]]は[[エクシーズ素材]]を1つ消費し、ランダムで[[フィールド]]上の[[モンスターカード]]を[[破壊]]する[[効果]]。~
 [[発動]]時点では[[破壊]]する処理が確定していないため、[[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《スターライト・ロード》]]等を[[発動]]されないという利点がある。~
 また、めくって確認した中にある[[魔導書]]の枚数「まで」のため、[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]が巻き込まれることもない。~
 ただしめくる前に[[シャッフル]]を行うため、結果はほぼ完全にランダムになる。~

 [[相手]][[モンスター]]の[[破壊]]を目的に使用するのならば、同[[ランク]]で[[攻撃力]]も高い[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]や([[戦闘]]を介する必要はあるものの)[[《始祖の守護者ティラス》]]で事足りる。~
 種類を問わず複数枚の[[除去]]が可能・[[【魔法使い族】]]で[[《一族の結束》]]を阻害しない・[[破壊]]の不確定を利点にもできる、といった点で差別化を図りたい。~

 [[カード]]の確認後には[[デッキトップ]]を操作できるため、[[《デーモンの宣告》]]や[[《リチュア・ディバイナー》]]を使用する[[デッキ]]とは相性がいい。~
 しかし[[魔導書]]は[[サーチ]]手段が豊富であるため[[デッキトップ]]操作を行う意味が少なく、これらの[[カード]]とはかみ合わない面もある。~
 この点を活かすのならば、[[《聖なる解呪師》]]なども併用し、[[ドロー]]を加速する専用構築を作ると良いだろう。~

 [[エクシーズ素材]]は[[魔法使い族]]を指定しているが、[[《THE トリッキー》]]や[[《太陽の神官》]]、[[《ガガガマジシャン》]]などを使えば比較的容易に[[エクシーズ召喚]]できる。~
 しかし[[効果]]は[[魔導書]]の使用を前提としているため、[[【魔導書】]]、もしくは[[魔導書]]を大量に取り入れた[[【魔法使い族】]]で使用するのが最も理にかなっていると言える。~
 その場合、[[《魔導戦士 フォルス》]]・[[《魔導老士 エアミット》]]ならば自身の[[効果]]と[[魔導書]]で[[レベル]]5になれるため狙いやすい。~
 [[《ネクロの魔導書》]]で[[レベル]]4を[[除外]]して[[蘇生]]した[[《魔導術士 ラパンデ》]]ならば、[[エクシーズ素材]]から取り除くことでその[[効果]]を使うこともできる。~

 どのような構築にするにしても、素材に縛りがあること以上に、[[ギャンブル]]性のある[[効果]]故に扱いの難しい[[モンスター]]であるのは間違いない。~


-[[カード名]]の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Empress(女帝)」のフランス語「L'Imperatrice」だろう。~
カード番号は3で、正位置では「繁栄、豊穣、愛情、包容力」、逆位置では「軽率、虚栄心、嫉妬、浪費」などを意味する。~

--タロットカードでは左手に杓杖・右手には鳥の紋章が入った盾を携えた女性が描かれてる。~
OCGのこのカードのイラストもこれらのモチーフが共通している。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#ib252113]
-[[魔導書]]
-[[《アルカナフォースIII−THE EMPRESS》]]
-[[《重機王ドボク・ザーク》]]

―[[エクシーズ素材]]にできる[[レベル]]5の[[魔法使い族]][[モンスター]]
-[[《幻想師・ノー・フェイス》]]
-[[《風の精霊》]]
-[[《岩石の精霊》]]
-[[《セイレーン》]]
-[[《山の精霊》]]
-[[《ラムーン》]]
-[[《レオ・ウィザード》]]

-[[《魅惑の女王 LV5》]]
-[[《暗黒の眠りを誘うルシファー》]]
-[[《極星霊デックアールヴ》]]
-[[《THE トリッキー》]]
-[[《聖なる解呪師》]]
-[[《太陽の神官》]]
-[[《D・D・M》]]
-[[《墓守の長》]]
-[[《フォーチュンレディ・ダルキー》]]
-[[《魔法の操り人形》]]
-[[《魔導皇士 アンプール》]]

-[[《音楽家の帝王》]]

-[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]
-[[《TG ワンダー・マジシャン》]]


―自身の[[効果]]で[[レベル]]の変更が可能な[[魔法使い族]][[モンスター]]
-[[《ガガガマジシャン》]]
-[[《ガガガガール》]]([[効果]]使用時、[[《ガガガマジシャン》]]の[[レベル]]が5の場合)
-[[《フルエルフ》]]([[手札]]に[[レベル]]3の[[モンスター]]がある場合)
-[[《魔導戦士 フォルス》]](自身に[[効果]]を使用)
-[[《魔導老士 エアミット》]]([[魔導書]]を1回[[発動]])
-[[《フォーチュンレディ・ダルキー》]]・[[《フォーチュンレディ・アーシー》]]以外の[[フォーチュンレディ]]([[レベル]]5の場合)

//―《魔導皇聖 トリス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#m2c19127]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP047 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。