*《&ruby(まどうじゅつし){魔導術士}; ラパンデ》 [#w315d801]
 効果モンスター
 星1/水属性/魔法使い族/攻 300/守 200
 このカードが墓地へ送られた時、
 デッキからレベル3の「魔導」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:6/21発売のVJより

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[水属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~

 [[墓地]]へ送られる手段は指定されておらず、[[《ダンディライオン》]]など同様、[[デッキ]]・[[手札]]からはもちろん、[[エクシーズ素材]]からでも[[発動]]できる。~
 このため、[[《おろかな埋葬》]]で[[墓地へ送れば>墓地へ送る]]擬似的な[[サーチ]][[魔法カード]]としても運用できる。~
 非常に容易に[[発動]]できる上、[[魔導]]には[[レベル]]3の[[モンスター]]がそれなりに多く、[[サーチ]]の幅は広い。~
 [[強制効果]]のため、[[タイミングを逃す]]心配もない。~

 しかし、[[エクシーズ召喚]]が難しい[[レベル]]1であり、[[魔導]]に他に[[レベル]]1はいないため、上述の[[効果]]条件のゆるさが活かしづらい。~
 同様に、[[魔導]]においては[[モンスター]]を[[手札]][[コスト]]とする手段なども少なく、[[壁]]にするか、汎用[[カード]]をからめなければ扱いづらい。~
 [[デッキ]]から直接[[墓地へ送る]]方法としては、代表的な[[《おろかな埋葬》]]が擬似的な[[サーチ]][[魔法カード]]としても運用できる。~
 [[《ラヴァルバル・チェイン》]]の[[効果]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ、[[手札]]を増やす事もできる。~
 [[水属性]][[魔法使い族]]であるるため、[[《鬼ガエル》]]や[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]とも相性が良く、1[[ターン]]に4枚の[[デッキ圧縮]]を行った上で2枚の[[アドバンテージ]]を得られる。~
 前者なら更に[[効果]]を使って[[デッキ圧縮]]ができ、後者なら[[シンクロ召喚]]や[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]を狙えるため、この[[カード]]を使うのであればぜひ採用したい。~

 [[手札]][[コスト]]として利用する方法としては、例えば[[《THE トリッキー》]]を[[手札]]を減らさず[[特殊召喚]]する事ができる。~
 [[チューナー]]と[[シンクロ召喚]]したり、[[レベル]]5になれる[[魔法使い族]]と[[《魔導皇聖 トリス》]]等の[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~
 [[《魔導老士 エアミット》]]なら[[サーチ]]対象であり[[レベル]]5になれる。~
 変わった所では[[《マジックテンペスター》]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[魔力カウンター]]を稼ぎつつ[[手札]]を減らさない手段にもなったりする。~
 また、[[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《死者転生》]]、[[《天罰》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]等に利用するのも良い。

 有用な[[サーチ]]力ではあるものの、[[【魔導書】]]ではこの[[カード]]に召喚権を割きたくないというのが実情である。~
 [[エクシーズ召喚]]が難しい[[レベル]]1であり、[[魔導]]に他に[[レベル]]1はいないため、上述の[[効果]]条件のゆるさが活かしづらい。~
 [[魔導]]・[[魔導書]][[カテゴリ]]においては[[手札]][[コスト]]とする手段なども少なく、[[壁]]にするか、汎用[[カード]]をからめなければ扱いづらい。~
 [[《ネクロの魔導書》]]で[[レベル]]4モンスターを[[除外]]して[[蘇生]]することで[[ランク]]5[[《魔導皇聖 トリス》]]を出すために使える点が、他[[魔導]]との数少ない[[シナジー]]だろう。~
 [[《ワン・フォー・ワン》]]で[[特殊召喚]]し、[[《ディメンション・マジック》]]の[[リリース]]にするのも手か。~
 [[効果]]自体は非常に優秀だが、それを[[発動]]させるには[[カテゴリ>カードの名前]]の他[[カード]]との[[シナジー]]がいまひとつと言える。~
 そのため、[[カテゴリ]]外の[[モンスター]]や、汎用[[魔法・罠カード]]を利用していきたい。~

 [[魔導]]であることよりもむしろ[[水属性]][[魔法使い族]]であることを活用することでより大きな効果を発揮することができる。~
 [[タイミングを逃す]]ことがないので[[《ディメンション・マジック》]]で[[リリース]]したり[[《ワンダー・ワンド》]]で[[墓地]]へ送っても[[サーチ]]が可能なのは重要な利点だろう。~
 また、[[魔導]]を絡めた[[【魔法使い族】]][[デッキ]]の多くでも[[手札]][[コスト]]や事故軽減に使えるため出張要因としての活躍も期待できる。~
 [[《鬼ガエル》]]や[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]とも相性が良く、1[[ターン]]に4枚の[[デッキ圧縮]]を行った上で2枚の[[アドバンテージ]]を得られる。~
 前者なら更に[[効果]]を使って[[デッキ圧縮]]ができ、後者なら[[シンクロ召喚]]や[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]を狙えるため、この[[カード]]を使うのであればぜひ採用したい。~

-[[魔導]]シリーズの中では、唯一[[魔導書]]に関する[[効果]]を持たない[[モンスター]]である。

-名前の由来は、[[タロットカード>アルカナフォース]]の大アルカナの一つ「The Hanged Man(吊られた男)」のフランス語での呼び名「Le Pendu」だろう。~
カード番号は12、正位置では「修業、忍耐、努力、抑制」逆位置では「徒労、自暴自棄、欲望に負ける」などを意味するカードで、カバラでは四大元素の「水」を象徴するとされる。~

--タロットカードの絵では、二本の樹木に挟まれた場所で足を縛られ、頭を下にした状態で吊り下げられている男の姿が描かれている。~
これは単純な辱めの刑罰ではなく、男自身が望んで受け入れている一種の儀式であると解釈されている。~
OCGでは頭を上にした姿で描かれているが、両手に持った槍が樹木の代用となって全体としてタロットカードの絵とよく似たシルエットを描いている。~
---ちなみに同一モチーフのカードとしてはアニメGXにおいて《アルカナフォースXII_THE HANGED MAN》が存在する。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#aa96e98b]
-[[魔導]]

//―《魔導術士 ラパンデ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#vb3a7815]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP021

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。