*《&ruby(まどうしょいん){魔導書院};ラメイソン》 [#f17f617a]
*《&ruby(まどうしょいん){魔導書院};ラメイソン/The Grand Spellbook Tower》 [#top]
 フィールド魔法
 自分フィールド上または自分の墓地に魔法使い族モンスターが存在する場合、
 1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
 「魔導書院ラメイソン」以外の自分の墓地の
 「魔導書」と名のついた魔法カード1枚をデッキの一番下に戻し、
 デッキからカードを1枚ドローする。
 また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
 自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードの数以下の
 レベルを持つ魔法使い族モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
 (1):自分フィールドまたは自分の墓地に魔法使い族モンスターが存在する場合、
 自分スタンバイフェイズに発動できる。
 自分の墓地から「魔導書院ラメイソン」以外の「魔導書」魔法カード1枚を選んでデッキの一番下に戻し、
 自分はデッキから1枚ドローする。
 (2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
 自分の墓地の「魔導書」魔法カードの数以下のレベルを持つ
 魔法使い族モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 1[[ターン]]に1度、[[墓地]]の[[魔導書]]の回収と[[ドロー]]を行うことができる。~
 [[スタンバイフェイズ]]に[[墓地]]から[[同名カード]]以外の[[魔導書]]を[[デッキの一番下]]に[[戻す]]事で1枚[[ドロー]]する[[効果]]、自身が[[破壊された]]時に[[墓地]]の[[魔導書]]の数以下の[[レベル]]を持つ[[魔法使い族]]を[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 1つ目の[[効果]]の[[発動]]条件は[[墓地]]の[[魔法使い族]]でも満たせるため条件は軽く、ほぼ毎[[ターン]][[発動]]して[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
 しかし、[[発動]]してから次の[[自分]]の[[ターン]]まで待たなければならないのが欠点となる。すぐに[[除去]]されてしまうと力を発揮できない。~
 [[デッキの一番下]]という性質は他の[[カード]]の[[ドロー]]確率を阻害しない利点と見る事ができ、[[サーチ]]に優れた[[【魔導書】]]においては優れている。~
 いずれにせよ、一度[[サーチ]]してしまえば[[シャッフル]]されてしまうが、戻した[[魔導書]]を直後に[[ドロー]]する事がないのが利点となる。~
 (1)の[[発動条件]]は[[墓地]]の[[魔法使い族]]でも満たせるため条件は軽く、ほぼ毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
 しかし、[[発動]]してから次の[[自分]]の[[ターン]]まで待たなければならないのが欠点となる。~
 維持さえできれば毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼げるが、その前に[[除去]]されたり[[自分]]が敗北したりしては無意味であり、活用するためには長期戦を意識した構築やプレイングが求められる。~

 もう1つの[[効果]]は[[相手]]によって[[破壊]]される必要があるため、能動的に使うことはできない。~
 この[[効果]]で[[特殊召喚]]できる範囲は[[墓地]]の[[魔導書]]の枚数に依存して変化するため、状況次第で[[特殊召喚]]の選択肢も狭くなってしまう。~
 何より、前半の[[効果]]とアンチ[[シナジー]]なのが厄介なところ。~
 しかし、[[手札]]・[[デッキ]]から[[レベル]]以外の制限なしに[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]することができ、幅広い活躍が見込める。~
 また[[《魔導戦士 フォルス》]]と同様に、[[魔導書]]を[[デッキに戻す]]事ができる[[カード]]としても見ることができる。~
 [[墓地]]よりも[[デッキ]]内の[[魔導書]]が重要となる[[魔導書軸【魔力カウンター】>【魔導書】#SpellCounter]]・[[【ヒュグロビート】>【魔導書】#LV4]]においては、[[ドロー]]も加わり[[メリット]]が多い。~

 この[[カード]]を[[サーチ]]した[[《グリモの魔導書》]]等、前半の[[ドロー]]効果を狙うために必ず1枚以上は[[墓地]]に確保しておくため、この[[カード]]を含め[[レベル]]2以下は比較的[[リクルート]]しやすい。~
 [[破壊]]したと思ったら[[《ナイトエンド・ソーサラー》]]が飛んできて[[墓地]]を消されると思うと[[相手]]としたらなかなか嫌だろう。~
 壁になり[[墓地]]に送られておけば[[《マジカル・コンダクター》]]や[[《ネクロの魔導書》]]での[[蘇生]]や[[コスト]]にするための準備にもなる。~
 あるいは[[《魔導術士 ラパンデ》]]なら[[サーチ]]する事ができ[[カード]]の損失を抑えられる。~
 また、[[《シンクロ・フュージョニスト》]]を壁にしておいて、[[《ジャンク・シンクロン》]]で釣るという手もある。~
 この様に、低レベル用の擬似[[《おろかな埋葬》]]のように使う事ができたりするが、元々能動的には使えないので、[[ディスアドバンテージ]]を抑える保険程度と思った方がいいだろう。~
 この[[効果]]によって[[相手]]が[[破壊]]を渋れば、前半の[[ドロー]]効果を発動しやすくなる。~
 (2)はこの[[カード]]が[[相手]]によって[[破壊された]]時に[[墓地]]の[[魔導書]]の枚数の[[レベル]]以下の[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]。~
 [[破壊]]されたこの[[カード]]自身もカウントされるため、最低でも[[レベル]]1の[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]でき、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]で[[手札]]から[[破壊]]されても[[特殊召喚]][[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[【魔導書】]]では[[サーチ]]に特化した構築により高速で[[魔導書]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]込む場合が多く、[[《魔導教士 システィ》]]等の高[[レベル]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]することも難しくない。~

 ただし[[フィールド魔法]]の上書きによる[[破壊]]には対応できないため、過信は禁物。~
 どうしても守りたい場合は[[《サイクロン》]]系を伏せておくと良い。~
 [[相手]]の[[フィールド魔法]]の[[発動]]に[[チェーン]]して即座に[[破壊]]すれば上書きは起こらない。~
 [[《歯車街》]]等でも[[チェーン]]2で[[破壊]]するので[[リクルート]]もさせず、[[自分]]の[[フィールド魔法]]を守る事ができる。~
 しかし、[[発動条件]]が[[相手]]依存であり、能動的に[[発動]]できないのが難点となる。~
 また、[[墓地]]の[[魔導書]]の枚数を減らす(1)の[[効果]]とは噛み合わせが悪く、高[[レベル]][[モンスター]]の[[特殊召喚]]はやや難しい。~
 あくまで[[相手]]に[[破壊]]を渋らせる牽制であり、長く留まらせて(1)の[[ドロー]]で[[アドバンテージ]]を得ることを主眼に置いて考えた方が良い。~
 [[レベル]]1[[魔法使い族]][[チューナー]]を仕込み、[[シンクロ召喚]]を狙う手もないわけではない。~

 この[[カード]]と[[《魔導戦士 フォルス》]]・[[《グリモの魔導書》]]・[[《ヒュグロの魔導書》]]の4枚で[[魔導書]]を尽きさせずに回転させる事もできる。~
 毎[[ターン]]、[[手札]]1枚増加+[[攻撃力]]アップを[[手札]]を消費せずに行えるので、残りの[[手札]]で防御・維持してあげるとぐんぐんと成長する。
 いずれの[[効果]]も[[墓地]]の[[魔導書]]が鍵となるため、継続的に[[墓地]]に[[魔導書]]を供給していく必要がある。~
 [[魔導書]]の豊富な[[サーチ]]を活かし、[[墓地]]の[[魔導書]]を切らすことなく、かつ(2)の[[効果]]による牽制のためにもできる限り多い枚数を維持していくことが重要となる。~

-名前の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Tower(塔)」のフランス語での呼び名「La Maison de Dieu(『神の家』という意味)」だろう。~
崩壊する塔の様子が描かれるカードで、カード番号は16。~
一般的な解釈における正位置では「崩壊、災害、悲劇」、逆位置では「緊迫、アクシデント、誤解」など、正位置・逆位置いずれの場合もネガティブな意味を持つ唯一のカードである。~
-海外版では[[レアリティ]]が[[シークレットレア>Secret]]に昇格している。~

-[[カード名]]のモチーフは、タロットカードの大アルカナの一つであるカード番号16の「The Tower(塔)」のフランス語での呼び名「La Maison de Dieu(『神の家』という意味)」である。~
一般的な解釈における正位置では「崩壊、災害、悲劇」、逆位置では「緊迫、アクシデント、誤解」など、正位置・逆位置いずれの場合もネガティブな意味を持つ唯一の[[カード]]である。~
--[[《召喚獣アウゴエイデス》]]とは姿・造形から関連性があるとみられる。~

-「&ruby(うみうま){海馬};コーポレーション 出張所」によると幅広い分野に優れた魔法使いを多く輩出する教育機関とのこと。~
この場所の「魔導書庫」に蓄積された英知が「[[魔導書]]」である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#r02b7c5b]
**関連カード [#card]
-[[魔導書]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク
―[[イラスト]]関連
-[[《召喚獣アウゴエイデス》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【魔導書】]]

**収録パック等 [#x471445e]
**収録パック等 [#pack]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP060 &size(10){[[Rare]]};
-[[LINK VRAINS PACK]] LVP1-JP040

**FAQ [#e18a120f]
**FAQ [#faq]
Q:2つの[[効果]]は、どちらも[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい、作ります。(12/07/25)

Q:『「[[魔導書]]」と名のついた[[魔法カード]]1枚を[[デッキ]]の一番下に戻し』は[[コスト]]ですか?~
A:[[効果]]処理です。戻す[[カード]]は[[発動]]時に[[対象]]を取ります。(12/07/25)
Q:『「[[魔導書]]」[[魔法カード]]1枚を選んで[[デッキの一番下]]に戻し、』は[[コスト]]ですか?~
A:[[効果]]処理です。[[戻す]][[カード]]は[[発動]]時に[[対象]]を取りません。(12/08/15)

Q:[[相手]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]したことによって[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:できません。(12/07/25)
//Q:[[相手]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]したことによって[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
//A:できません。(12/07/25)

Q:[[ダメージステップ]]中に[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]できますか?~
Q:(2)の[[効果]]は[[ダメージステップ]]に[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(12/07/28)

Q:[[効果]]に[[チェーン]]して[[《強制脱出装置》]]を[[発動]]され、[[墓地]]と[[フィールド]]に[[魔法使い族]][[モンスター]]が存在しなくなった場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。(13/02/14)

Q:この[[カード]]の[[発動]]に対して[[《神の警告》]]を[[発動]]する事ができますか?~
A:いいえ、できません。(13/04/11)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《魔導書院ラメイソン》,魔法,フィールド魔法,魔導書);