*《&ruby(まどうしょいん){魔導書院};ラメイソン/The Grand Spellbook Tower》 [#ab9d9c45]
 フィールド魔法
 自分フィールド上または自分の墓地に魔法使い族モンスターが存在する場合、
 1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
 「魔導書院ラメイソン」以外の自分の墓地の
 「魔導書」と名のついた魔法カード1枚をデッキの一番下に戻し、
 デッキからカードを1枚ドローする。
 また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
 自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードの数以下の
 レベルを持つ魔法使い族モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚できる。

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 1[[ターン]]に1度、[[墓地]]の[[魔導書]]の回収と[[ドロー]]を行うことができる。~

 1つ目の[[効果]]の[[発動]]条件は[[墓地]]の[[魔法使い族]]でも満たせるため条件は軽く、ほぼ毎[[ターン]][[発動]]して[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
 しかし、[[発動]]してから次の[[自分]]の[[ターン]]まで待たなければならないのが欠点となる。~
 維持さえできれば毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼げるが、その前に[[除去]]されたり自分が敗北してしまっては無意味となる。~
 活用するためには長期戦を意識した構築やプレイングが求められる。~
//すぐに[[除去]]されてしまうと力を発揮できない。~
// [[デッキの一番下]]という性質は他の[[カード]]の[[ドロー]]確率を阻害しない利点と見る事ができ、[[サーチ]]に優れた[[【魔導書】]]においては優れている。~
// いずれにせよ、一度[[サーチ]]してしまえば[[シャッフル]]されてしまうが、戻した[[魔導書]]を直後に[[ドロー]]する事がないのが利点となる。~

 また[[《魔導戦士 フォルス》]]同様、[[魔導書]]を[[デッキ]]へ[[戻す]]事ができる[[カード]]としても見ることができる。~
 [[墓地]]よりも[[デッキ]]内の[[魔導書]]が重要となる[[魔導書軸【魔力カウンター】>【魔力カウンター】]]・[[【ヒュグロビート】>【魔導書】#h4bef9b0]]においては、[[ドロー]]も加わり利益ばかりである。~
// この[[カード]]と[[《魔導戦士 フォルス》]]・[[《グリモの魔導書》]]・[[《ヒュグロの魔導書》]]の4枚で[[魔導書]]を尽きさせずに回転させる事もできる。~
// 毎[[ターン]]、[[手札]]1枚増加+[[攻撃力]]アップを[[手札]]を消費せずに行えるので、残りの[[手札]]で防御・維持してあげるとぐんぐんと成長する。

// もう1つの[[効果]]は[[相手]]によって[[破壊]]される必要があるため、能動的に使うことはできない。~
// この[[効果]]で[[特殊召喚]]できる範囲は[[墓地]]の[[魔導書]]の枚数に依存して変化するため、状況次第で[[特殊召喚]]の選択肢も狭くなってしまう。~
// 何より、前半の[[効果]]とアンチ[[シナジー]]なのが厄介なところ。~
// しかし、[[手札]]・[[デッキ]]から[[レベル]]以外の制限なしに[[魔法使い族]]を[[特殊召喚]]することができ、幅広い活躍が見込める。~

 もう1つの[[効果]]は、この[[カード]]が[[相手]]によって[[破壊]]されたときに[[墓地]]の[[魔導書]]の枚数以下の[[レベル]]の[[魔法使い族]]を[[リクルート]]できるというもの。~
 [[破壊]]されたこの[[カード]]自身もカウントされるため、最低でも[[レベル]]1の[[魔法使い族]]を[[リクルート]]することはできる。~
 [[【魔導書】]]では[[サーチ]]に特化した構築により高速で[[墓地]]に[[魔導書]]を送り込む場合が多く、[[《魔導教士 システィ》]]や[[《魔導召喚士 テンペル》]]等強力な[[効果]]を持つ[[魔法使い族]]を[[リクルート]]することも難しくない。~
// [[破壊]]したと思ったら[[《ナイトエンド・ソーサラー》]]が飛んできて[[墓地]]を消されると思うと[[相手]]としたらなかなか嫌だろう。~
// 壁になり[[墓地]]に送られておけば[[《マジカル・コンダクター》]]や[[《ネクロの魔導書》]]での[[蘇生]]や[[コスト]]にするための準備にもなる。~
// [[《ものマネ幻想師》]]なら、[[相手]]の大型[[効果モンスター]]の[[効果]]によって[[破壊]]された場合に呼んで同じ[[攻撃力]]を立たせて牽制できるのが面白い。~
// あるいは[[《魔導術士 ラパンデ》]]なら[[サーチ]]する事ができ[[カード]]の損失を抑えられる。~
// また、[[《シンクロ・フュージョニスト》]]を壁にしておいて、[[《ジャンク・シンクロン》]]で釣るという手もある。~
// この様に、低[[レベル]]用の擬似[[《おろかな埋葬》]]兼壁ように運用できるが、元々能動的には使えないので、[[ディスアドバンテージ]]を抑える保険程度と思った方がいいだろう。~

 しかし、[[墓地]]の[[魔導書]]の枚数を減らしてしまう自身の前半の[[効果]]とは[[アンチシナジー>シナジー]]なのが悩みどころ。~
 元々能動的に[[発動]]できる[[効果]]ではないため、[[相手]]に[[破壊]]を渋らせて前半の[[ドロー]][[効果]]を[[発動]]しやすくするためのものと割り切ってしまうのも手である。~
 また[[フィールド魔法]]の上書きによる[[破壊]]には対応しない点にも注意が必要。~

// ただし[[フィールド魔法]]の上書きによる[[破壊]]には対応できないため、過信は禁物。~
// どうしても守りたい場合は[[《サイクロン》]]等を伏せておき、[[相手]]の[[フィールド魔法]]の[[発動]]に[[チェーン]]して即座に[[破壊]]すればよい。~
// 一方で、[[相手]]が[[フィールド魔法]]を出した返しの[[ターン]]で、即座に[[サーチ]]して上書きを狙えるのは[[魔導書]]の[[サーチ]]力ならではである。

 いずれの[[効果]]も[[墓地]]の[[魔導書]]が鍵となるため、継続的に[[墓地]]に[[魔導書]]を供給していく必要がある。~
 [[魔導書]]の豊富な[[サーチ]]を活かし、[[墓地]]の[[魔導書]]を切らすことなく、かつ後半の[[効果]]による牽制のためにもできる限り多い枚数を維持していくことが重要となる。~
// 上記の通り、[[ドロー]]か[[リクルート]]かを[[相手]]に選ばせるという側面を持ち、[[魔導書]]を[[デッキ]]に[[戻す]]事ができ、[[サーチ]]が容易な[[フィールド魔法]]である点がこの[[カード]]の特性である。~
// この[[カード]]を採用する場合、[[リクルート]]する旨みのある[[モンスター]]と[[セット]]で[[デッキ]]に入れたい。~

-海外版では[[レアリティ]]が[[シークレットレア>Secret]]に昇格している。

-名前の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Tower(塔)」のフランス語での呼び名「La Maison de Dieu(『神の家』という意味)」だろう。~
崩壊する塔の様子が描かれるカードで、カード番号は16。~
一般的な解釈における正位置では「崩壊、災害、悲劇」、逆位置では「緊迫、アクシデント、誤解」など、正位置・逆位置いずれの場合もネガティブな意味を持つ唯一の[[カード]]である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#r02b7c5b]
-[[魔導書]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#x471445e]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP060 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#e18a120f]
Q:2つの[[効果]]は、どちらも[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい、作ります。(12/07/25)

Q:『「[[魔導書]]」と名のついた[[魔法カード]]1枚を[[デッキ]]の一番下に戻し』は[[コスト]]ですか?~
A:[[効果]]処理です。戻す[[カード]]は[[発動]]時に[[対象]]を取りません。(12/08/15)

Q:[[相手]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]したことによって[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:できません。(12/07/25)

Q:[[ダメージステップ]]中に[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(12/07/28)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。