*《&ruby(まどうしょろう){魔導書廊};エトワール/Spellbook Star Hall》 [#y2839969]
 永続魔法
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 自分または相手が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動する度に、
 このカードに魔力カウンターを1つ置く。
 自分フィールド上の魔法使い族モンスターの攻撃力は、
 このカードに乗っている魔力カウンター数×100ポイントアップする。
 また、魔力カウンターが乗っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 このカードに乗っていた魔力カウンターの数以下のレベルを持つ
 魔法使い族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
//ソース:4/20発売のVJより

 [[EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[魔導書]]が[[発動]]する度に自身に[[魔力カウンター]]を乗せ、[[自分]]に乗っている[[魔力カウンター]]の数に応じて[[魔法使い族]]を[[強化]]する。~
 さらに、[[破壊]]された時に[[デッキ]]から[[魔法使い族]]を[[サーチ]]できる[[効果]]を持つ。~

 [[魔法使い族]]の[[攻撃力]]を上昇させる[[効果]]を持つが、上昇値自体は心もとない。~
 [[魔導書]]自体は[[魔法使い族]][[デッキ]]において[[汎用性]]の高い[[カード]]は多いが、[[発動]]に制限があるものも多いため[[【魔導書】]]でない場合は採用枚数を吟味する事になる。~

 ただし、乗せられる[[魔力カウンター]]の数に上限はなく、[[自分]][[フィールド]]の[[魔法使い族]]全体を[[強化]]するので、1つ2つ乗せるだけでも大幅な戦線強化に繋がる。~
 たとえ大幅に[[攻撃力]]が上がらずとも場持ちを良くするには十分で、[[《一族の結束》]]のように[[デッキ]]の構築幅を狭めてしまう欠点もない。~
 [[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]には[[《熟練の黒魔術師》]]を始め[[憑依装着>霊使い]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]などの[[アタッカー]]も多い。~
 [[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]は[[効果]]で[[魔力カウンター]]を増やしつつ[[自己強化]]も可能。~
 [[下級モンスター]]以外でも、[[《魔導法士 ジュノン》]]・[[《カオス・ソーサラー》]]・[[《No.11 ビッグ・アイ》]]・[[《アルケミック・マジシャン》]]など、優秀な[[効果]]を持つが[[攻撃力]]に不安のある[[モンスター]]を守れたならしめたものである。~
 [[《アーカナイト・マジシャン》]]は[[除去]]枚数を増やすこともできる。

 [[魔法使い族]]を[[サーチ]]することができる極めて珍しい[[カード]]でもある。~
 [[タイミングを逃す]]可能性があるという難点もあるが、この[[カード]]を[[自分]]で[[破壊]]しても発動する。~
 なにより、この[[カード]]で[[サーチ]]できる[[魔法使い族]][[モンスター]]には[[レベル]]以外の条件がないので、[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を呼び込むことも可能。~
 特に手足のパーツは[[魔力カウンター]]が1つでも乗っていれば良いので準備は簡単である。~
 その他[[レベル]]1の[[魔法使い族]]には汎用性の高い[[《エフェクト・ヴェーラー》]]、[[魔導]]であれば[[《魔導術士 ラパンデ》]]などが存在する。~
 この[[カード]]の前半の[[効果]]とも相性がいい[[《ものマネ幻想師》]]を併用するのも良いだろう。~

 [[《フォーチュンレディ・ライティー》]]、[[《シンクロ・フュージョニスト》]]、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]などの[[デッキ]]の核となる[[モンスター]]をピンポイントで呼ぶこともできる。~
 [[霊使い]]を複数種採用した[[デッキ]]において[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[属性]]に合わせて任意の[[霊使い]]を[[サーチ]]するという手もある。~
 総じて[[魔法使い族]]を中心とする[[デッキ]]では単なる保険に留まらない幅広い活躍が期待できる。~

 また、[[手札]]が増えやすい[[【魔導書】]]では、[[《魔導書院ラメイソン》]]と共に[[エンドフェイズ]]の[[手札]]調節を避けることのできる数少ない[[魔導書]]である。~

-[[《グリモの魔導書》]]と[[サーチ]]した[[魔導書]]を[[発動]]するだけで[[魔力カウンター]]が2つ乗る。~
構築次第ではあるが[[レベル]]2以下の[[魔法使い族]]ならば比較的安定して[[サーチ]]できるだろう。~
[[《セフェルの魔導書》]]を間に挟めば[[魔力カウンター]]は3つになり、[[魔導]][[モンスター]]を[[サーチ]]できる他、[[《魔導法士 ジュノン》]]や[[《魔導鬼士 ディアール》]]などの[[攻撃力]]が[[最上級モンスター]]の平均ラインに達する。~

-[[魔力カウンター]]関連の[[カード]]であるが、[[魔導書]]以外の[[魔法カード]]では[[魔力カウンター]]が乗らない。~
勿論[[《見習い魔術師》]]や[[《漆黒のパワーストーン》]]などで[[魔力カウンター]]を増やすことは可能。~

-[[魔力カウンター]]を取り除く[[効果]]はないので[[《魔法都市エンディミオン》]]では直接サポートはできない。~
しかし[[破壊]]された時には[[《魔法都市エンディミオン》]]に[[魔力カウンター]]を乗せ変えることができるので、[[サーチ]]と合わせての一石二鳥を狙うのもありだろう。~

-[[破壊]]され[[墓地]]へ送られる必要があるので、[[バウンス]]や[[除外]]されると[[サーチ]]効果が[[発動]]しない。~
また、[[任意効果]]なので[[タイミングを逃す]]場合があることにも注意。~

-[[カード]]の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Star(星)」のフランス語での呼び名「L'etoire」だろう。~
カード番号は17、正位置では「希望、ひらめき」、逆位置では「失望、無気力」などを意味する[[カード]]である。~

-元々は、海外版[[Abyss Rising]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#i1e92cf1]
-[[魔導書]]

-[[魔力カウンター]]

-[[《剣闘獣の檻−コロッセウム》]]

-[[《エトワール・サイバー》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#k73be984]
-[[EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−]] EP13-JP029

**FAQ [#b8200525]
Q:[[魔力カウンター]]を置く[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(13/05/19)

Q:[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[手札]]に加える[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:はい、作られます。(13/05/19)

Q:[[ダメージステップ]]中に[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[手札]]に加える[[効果]]を発動できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/05/22)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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