効果モンスター 星４/炎属性/魔法使い族/攻1500/守1400 １ターンに１度、自分の墓地の 「魔導書」と名のついた魔法カード１枚をデッキに戻し、 フィールド上の魔法使い族モンスター１体を選択して発動できる。 選択したモンスターのレベルを１つ上げ、 攻撃力を５００ポイントアップする。
RETURN OF THE DUELISTで登場した炎属性・魔法使い族の下級モンスター。
墓地の魔導書をデッキに戻し、魔法使い族の単体強化を行う効果を持つ。
自己強化すると攻撃力2000となり、魔導書縛りはあるものの下級魔法使い族待望の《ジェネティック・ワーウルフ》枠として活躍できる。
魔導書関連のカードはサーチを行うのも多いため、これを阻害する《ライオウ》を戦闘破壊できる点は大きい。
《ヒュグロの魔導書》との組み合わせで一気に攻撃力3000を用意できる点は見逃せない。
１ターン遅い《Ｎｏ.１７ リバイス・ドラゴン》として見る事もでき、相手ターンを耐え凌ぎ2500〜3000と成長すると単体で活躍してくれる。
除去されても元々下級であるため損失も少なく、その分妨害や防御などを手札の魔法・罠カードに任せられる。
また、魔法使い族であれば他のモンスターでも強化できる。
《魔導法士 ジュノン》を攻撃力3000にしたりなど、既に召喚されている自分のモンスターの攻撃力不足を補う使い方もある。
このカードが前のターンから生きているなら、《ものマネ幻想師》を召喚して強化し、一方的に戦闘破壊できるようにする事もできる。
フォーチュンレディの場合、レベルも上がるため自身の効果と併せて大きく攻撃力を上げる事ができる。
レベルも１つ上がるため、シンクロ素材・エクシーズ素材の確保において幅広い活躍ができる。
《太陽の神官》・《簡易融合》などと組み合わせてランク５、《魔導弓士 ラムール》とならランク４のエクシーズ召喚が可能。
このカードが１ターン生きのびたなら、《魔導戦士 ブレイカー》などの優秀なレベル４モンスターを召喚して並べ、効果発揮後に２体でランク５のエクシーズ召喚を行う事も可能である。
また、各種蘇生効果などでチューナーとこのカードを並べた場合、シンクロ召喚するレベルを状況に応じて１つ分調整する事ができる。
《マジカル・コンダクター》などと３体並んだ場合、レベル調整するもよし、場に残る１体を強化しておくもよし、シンクロモンスターを強化するもよしと、幅広い選択肢が生まれる。
また、魔導書を容易にデッキへ戻せるカードとしてみることもできる。
これによりデッキから魔導書が減少する中盤以降でも、《グリモの魔導書》等のサーチカードを腐らせる恐れが少ない。
この効果で戻したカードを即座にサーチする事も可能であり、《ヒュグロの魔導書》・《トーラの魔導書》などをデッキを経由して手札に戻しつつアタッカーとすることもできる。
【ヒュグロビート】においては、戻せるメリットと高い攻撃力を備えた優秀なメリットアタッカーとなる。
レベル５となったこのカードから《魔導皇聖 トリス》へエクシーズ召喚すれば、デッキ内の魔導書の数も多くなるため、シナジーが見込める。
ただし、《魔導法皇 ハイロン》や《ゲーテの魔導書》等の魔導書を墓地へ溜め込む必要があるカードとは相性が良くない。
【魔導書】の中でも、貯めこむというより循環させ発動回数を稼ぐタイプに向いている。
《魔導法士 ジュノン》の場合は１ターンに１度の制限があるため別段共存しにくい訳ではなく、《アルマの魔導書》をデッキに戻す役割として働ける。
その循環ごとに攻撃力を強化できる旨みがある。
《マジカル・コンダクター》と２体が並んだ状態で魔導書を発動して《マジカル・コンダクター》の効果でレベル２チューナーを特殊召喚、その魔導書をコストにこのカードの効果を発動してレベルを１上げることで、《アーカナイト・マジシャン》をシンクロ召喚できる。
《ネクロの魔導書》の蘇生対象としても面白く、コストとする墓地のモンスターと自身の効果を併せることで、柔軟にレベルを調節できる。
その後チューナー等を通常召喚するのも良いが、蘇生魔法カードを発動した事で更に墓地からチューナーを蘇生できる《マジカル・コンダクター》とも相性が良い。
レベル調整が不要な場合は、場に残る《マジカル・コンダクター》を強化しておけるのも嬉しい。
具体例としては、墓地に貯めやすい《魔導書士 バテル》をコストに蘇生して効果を発動しレベル７となり、《魔導法士 ジュノン》や《ガガガマジシャン》と共に《Ｎｏ.１１ ビッグ・アイ》をエクシーズ召喚する。
上記の《太陽の神官》の流れで２体とも墓地に居れば、このカードを蘇生し効果を発動すればレベル１０となり、《トラゴエディア》等と共に《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》をエクシーズ召喚する。
《魔導書士 バテル》をコストにレベル６として蘇生し《マジカル・コンダクター》を強化、《エフェクト・ヴェーラー》と共に素材となり魔力カウンターを１つ余らせて《アーカナイト・マジシャン》をシンクロ召喚する。
など、さまざまな活用方法が考えられる。
Ｑ：魔法使い族のエクシーズモンスターを選択して発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。(12/04/18)
Ｑ：このカードの効果の既に適用されいる状態の時に《スキルドレイン》の効果でこのカードの効果が無効になった場合、このカードの効果は適用されなくなりますか？
Ａ：いいえ、その場合でも効果は適用されたままになります。(12/07/05)