魔導冥士(まどうめいし) ラモール》

効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1600
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードの種類によって以下の効果を適用する。
「魔導冥士 ラモール」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
●3種類以上:このカードの攻撃力は600ポイントアップする。
●4種類以上:デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える。
●5種類以上:デッキから魔法使い族・闇属性・レベル5以上のモンスター1体を特殊召喚する。

 COSMO BLAZERで登場する闇属性魔法使い族上級モンスター
 召喚・特殊召喚に成功した時に発動し、墓地魔導書が何種類あるかによって適用される効果を持つ。

 各効果の適用は「種類以上」と書かれているため、基本的に加算されていく効果である。

 3種類以上で適用されるのは自己強化であり、これにより上級モンスターとしては高い攻撃力2600となる。
 この数値は《No.39 希望皇ホープ》《スターダスト・ドラゴン》を一方的に戦闘破壊できる水準である。

 4種類以上で適用されるのは魔導書サーチする効果であり、特にアドバンス召喚ディスアドバンテージを取り戻せるのはありがたい。
 《ネクロの魔導書》サーチすれば擬似的な破壊耐性となる。
 ちなみにこの効果を適用できる場合には、《ゲーテの魔導書》の全ての効果を選択可能。
 2枚目以降のこのカードが使いにくくなるが、1:1交換できる速攻魔法なので選択肢の1つとなるか。

 5種類以上で適用されるのはデッキから魔法使い族リクルートする効果
 対象は闇属性レベル5以上と限られているが、自壊攻撃制限等のデメリットがない。
 リクルート対象には除去効果を持った《神聖魔導王 エンディミオン》等強力なモンスターも多い。
 また 同名カードリクルート対象に含まれるので一気にモンスターを並べることが可能。
 ただし、《魔導召喚士 テンペル》リクルートした場合、あちらのデメリットでこの効果を使えなくなってしまう。
 特殊召喚デッキからのみなので、対象ドローしてしまうと手札事故になる点も注意が必要。

 しかし、墓地魔導書を多く必要とするのが難点であり、アドバンテージを稼ぐには最低4種類必要。
 また、《マジシャンズ・サークル》等の特殊召喚手段に対応しているとは言え、普通に扱うにはリリースを要求する上級モンスターで扱いづらいことに変わりはない。
 フルに効果を使用すれば大きなアドバンテージを得られるが、このカードを採用するリスクについてもよく理解しておく必要があるだろう。

関連カード

収録パック等