*《&ruby(まどうろうし){魔導老士}; エアミット》 [#sa3f6967]
 効果モンスター
 星3/地属性/魔法使い族/攻1200/守 700
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 「魔導書」と名のついた魔法カードが発動する度に、
 このカードのレベルは2つ上がり、攻撃力は300ポイントアップする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[地属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[魔導書]]が[[発動]]するたびに[[レベル]]・[[攻撃力]]が上がる[[永続効果]]を持つ。~

 [[魔導書]]1枚で[[レベル]]5、2枚で[[レベル]]7になり、[[《グリモの魔導書》]]から切り出せば連続して[[レベル]]を上げることもできる。~
 同じく[[レベル]]を変化させる[[《魔導戦士 フォルス》]]と異なり[[強制効果]]なため、[[魔導書]]を[[発動]]しすぎて[[レベル]]が合わなくならないよう注意したい。~
 しかし、高[[レベル]]の[[特殊召喚]]からこの[[カード]]を[[通常召喚]]して[[エクシーズ素材]]の1体とする観点で見た場合、どうしても[[《ガガガマジシャン》]]に劣ってしまうのがこの[[カード]]の難点である。~

 差別化を図れる点として、まず、[[サーチ]]が可能である「[[魔導]]」[[カテゴリ]]である点。~
 [[《THE トリッキー》]]・[[《ワン・フォー・ワン》]]の[[コスト]]で[[《魔導術士 ラパンデ》]]を捨ててこの[[カード]]を[[サーチ]]し、[[エクシーズ召喚]]・[[シンクロ召喚]]に繋ぐ事ができるのはスムーズである。~

 次に、このカード2枚を並べる事ができ任意の奇数[[ランク]]の[[エクシーズ召喚]]が可能であるのは[[《ガガガマジシャン》]]に無い点。~
 [[《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》]]まで呼べうるが、[[《地獄の暴走召喚》]]や[[蘇生]]等を絡めないならず、そもそも並べるのが難しい。~
 [[《ガガガガール》]]の存在も考えると、この点は利点になりづらい。~

 [[シンクロ素材]]となれるのは利点だが、この[[カード]]に召喚権を使ってしまうのがどうしても厄介になる。~
 [[シンクロ素材]]に最も適する[[レベル]]5を狙う場合、[[《太陽の神官》]]・[[《THE トリッキー》]]・[[《簡易融合》]]なら召喚権を使わずに済んでしまう。~
 [[シンクロ素材]]として活用する場合、[[《アンノウン・シンクロン》]]・[[《TG ストライカー》]]や[[《ワン・フォー・ワン》]]・[[《緊急テレポート》]]などの[[チューナー]][[特殊召喚]]手段を用意しておきたい。~

 [[魔導書]]を3枚[[発動]]できれば[[攻撃力]]は2100に達するため[[アタッカー]]運用する事も考えられる。~
 [[《トーラの魔導書》]]で防御しつつ[[攻撃力]]を伸ばす事もでき、連続[[発動]]を狙いやすい[[魔導書]]ならなかなか悪くない[[攻撃力]]になる事もあるだろう。~
 しかし、性質の差異はあるが[[《魔導召喚士 テンペル》]]なら[[魔導書]]1枚で高い[[攻撃力]]に化ける事ができてしまう。~

 以上のように、それぞれの分野において劣ってしまっている。~
 逆に、それぞれの分野にそれなりに活用できるとも見て取れるため、[[サーチ]]可能・[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]・[[アタッカー]]運用の全てを活用できる場合になら採用したい。~
 幅広い選択肢が生まれるという自由度が高さこそがこの[[カード]]最大のウリであろう。~
 今後の「[[魔導]]」[[カテゴリ]]の[[サポートカード]]の登場にも期待したい、召喚権さえ稼げれば素材としてかなり有用な[[カード]]である。~
 汎用[[蘇生]]等を活用する手もあるが、いずれにせよ専用の[[デッキ]]構築を必要としてしまい[[【魔導書】]]のパーツとしては活用しにくいのか現状である。~

-強制効果であり、相手の[[魔導書]][[発動]]に対しても[[効果]]が適用される点には注意。~
[[攻撃力]]は上がりやすくなるが、[[レベル]]変更により[[シンクロ]]や[[エクシーズ]]への利用に支障が出る可能性がある。~

//-[[ステータス]]の一部が[[《ベビードラゴン》]]と同じであり、[[効果]]も[[《千年竜》]]を髣髴とさせる能力になっている。~
//だが、他の多くの[[魔導]]と違い遊戯が所持している[[カード]]ではない。~
//属性と種族が違う時点で別物。「千年竜を彷彿とさせる」も意味がわからない
//ラパンデに同じ
//説明不足意味不明。属性と種族が違う時点で別物。「千年竜を彷彿とさせる」も意味がわからない

-名前の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Hermit(隠者)」のフランス語での呼び名「L'Ermite」だろう。~
カード番号は9、正位置では「経験則、高尚な助言、秘匿、思慮深い」、逆位置では「閉鎖性、陰湿、誤解、邪推」などを意味するカードである。~
--タロットカードでは、杖とカンテラを携えた老人が描かれる。~
OCGのこのカードはカンテラこそ持っていないが、身体の向きや杖を携えている点、長い髭をたくわえた老人である点など共通点は多い。~

--隠者とは一般社会と縁を切って隠遁生活を送っている人物を指す言葉である。~
ヨーロッパ諸言語で「隠者」を意味する言葉の語源をたどると「砂漠」「人里離れた」などの意味を持つ言葉にたどり着く。~
元々は単に他人と関わらない・社会生活に参加しない人物というだけではなく、主として宗教的な背景を伴い、一種の禁欲修業などを行う人物を指した。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#scc80947]
-[[魔導]]
-[[魔導書]]

―《魔導老士 エアミット》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ゲーテの魔導書》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#vba991d8]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP022

**FAQ [#k48027ba]
//Q:[[効果]]分類は何ですか?~
//A:[[永続効果]]になります。(12/08/08)
//既に同じ質問がある

Q:[[効果]]の分類は何ですか?~
A:[[永続効果]]で、[[魔導書]]と名のついた[[魔法カード]]の[[効果]]処理が終了した時点でこの[[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されます。(12/07/23)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。