*《魔法吸収/Spell Absorption》 [#hdedfc07]
 永続魔法
 魔法カードが発動する度に、このカードのコントローラーは
 500ライフポイント回復する。

 [[《蝶の短剣−エルマ》]]と[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]を併用した無限コンボで、一時期注目を浴びたカード。~
 ちなみに上記コンボは([[《蝶の短剣−エルマ》]]が禁止カードであり)現在不可能になっている。

 回復力は目を見張るものがあるが、回復しただけでは勝てないのが遊戯王OCG。~
 とにかく回復しまくるデッキでも組まない限り、出番は無い。

 相手が使ってきた場合、[[《シモッチによる副作用》]]をチェーンすれば自滅のダメージカードへと変貌し対策にはなる。~
 しかしながら、入れている人が少ないのが現状である。

-回復するタイミングは発動した魔法の処理後。~

-なお以下の効果では回復できない。~
これらは「魔法カードの発動」ではなく「魔法の効果の発動」として扱うからである。
--発動中の魔法カードから効果が発動されても回復しない。~
([[《ミイラの呼び声》]]、[[《生還の宝札》]]、[[《ハーピィの狩場》]]など)
--墓地で効果が発動する魔法カードでは、回復効果は適用されない。~
([[《神剣−フェニックスブレード》]]、[[《マジックブラスト》]]、[[《おジャマジック》]]など)
--[[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]]、[[《ウィジャ盤》]]、[[《第一の棺》]]の効果で出す魔法カード。~

-このカードも、初心者がよく入れるカードの一枚である。~
ライフがいくら増えても[[ボード・アドバンテージ]]がとれないので最終的に損だと気づき難いようだ。~

-[[《トゥーンのもくじ》]]や[[《チェーン・ヒーリング》]]とコンボできるが…実用性は微妙である。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯VS海馬」戦において海馬が使用。~
原作では効果が実物とは違い、「相手モンスターが魔法カードで攻撃力を上げた時、その効果を自分のモンスターに移す」というものであった。~
劇中では[[《魔術の呪文書》]]の効果を奪い、[[《青眼の究極竜》]]の攻撃力を500ポイント上げた。~
更に、原作では罠カード、「KCグランプリ編」においては速攻魔法カードだったりと、カードの種類までも異なっている。~
また、「闇遊戯VS海馬」では、海馬は罠カードの[[《魔法吸収》]]をセットしたターンに発動していた。

**関連カード [#v5fdfc6e]
-[[《魂吸収》]]
-[[《神の恵み》]]

**収録パック等 [#d11986e0]
-[[FLAMING ETERNITY]] FET-JP039
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP159
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP027

**FAQ [#z5d2b88f]
Q:[[《魔法吸収》]]は[[魔法カード]]が発動する度に、500ライフポイント回復する効果ですが、[[《魔法吸収》]]自身が発動した時に効果は適用されますか? ~
A:いいえ。[[《魔法吸収》]]の発動時に、回復する効果を適用させる事はできません。(05/03/31)