*《&ruby(まほうじょきょさいきんへいき){魔法除去細菌兵器};/Virus Cannon》 [#t4e91eaf]
 通常罠
 トークン以外の自分フィールド上のモンスターを
 任意の数だけリリースして発動できる。
 リリースしたモンスターの数だけ、
 相手はデッキから魔法カードを選んで墓地へ送る。

 [[「遊戯王真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」攻略本 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]として登場した[[通常罠]]。~
 [[リリース]]した[[モンスター]]の数だけ[[相手]][[デッキ]]の[[魔法カード]]を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~

 [[墓地]]の[[魔法カード]]を回収できる[[カード]]は、[[《魔法石の採掘》]]等のごく一部であるため、[[魔法カード]]を[[デッキ]]から[[墓地]]に落とす[[効果]]自体は優秀である。~
 特に[[【デッキ破壊】]]では、再利用されにくい[[魔法カード]]を直接[[墓地]]に送ることは、[[メリット]]にはなる。~

 しかし支払う[[コスト]]が高すぎる上に[[リリース]]した数、最大で5枚までしか[[墓地]]に送れないというかなりの問題がある。~
 この[[カード]]を無理に使うより、[[闇属性]]を組み込んで似たような事が行える[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]を使う方が効率がいい事が多い。~
 大量の[[モンスター]]を[[リリース]]する機会などほとんどなく、しかも律儀にも[[トークン]]は使えない。~
// 各種[[聖刻]]の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[リクルート]][[効果]]を発揮させ、[[《超再生能力》]]を使っても損失を減らせる。~

 [[《次元の裂け目》]]が適用されている状況で[[《異次元の偵察機》]]などを[[コスト]]に[[使用]]する手もある。~
 [[《地獄の暴走召喚》]]+[[《ワイト》]]で一気に[[《ワイトキング》]]を成長させることもできる。~

 残るはやはり[[【デッキ破壊】]]になるのだが、わざわざ[[《メタモルポット》]]や[[《ニードルワーム》]]を[[コスト]]にするのならば[[《皆既日蝕の書》]]などで再利用したほうがいいだろう。~
 最後の詰めとして発動できれば引導を渡す強力な[[カード]]となってくれるのだが、[[【デッキ破壊】]]で[[コスト]]を大量に用意するのは少々難しい。~


-[[《タイラント・ドラゴン》]]等の[[罠カード]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[モンスター]]を[[リリース]]することは可能である。~
[[リリース]]は『[[発動]]の[[コスト]]』であり、「[[罠カード]]の[[効果]]」ではないためである。~

-英語名は《ウイルス キャノン》(英語では「ヴァイラス」と発音する)。~
アニメ版を意識していると見られる。(下記参照)~


-原作・アニメにおいて―~
バトルシティ編の「海馬vsイシズ」で海馬が[[使用]]。~
原作においては以下のような[[効果]]であった。~
 通常魔法
 相手の手札及びデッキの魔法カードを10枚選び墓地に置く。
アニメ版《魔法除去ウイルスキャノン》は以下の通り。~
 通常魔法
 相手の手札の魔法カードをすべて墓地へ送る。
 さらに相手はデッキから魔法カードを10枚選び墓地へ送る。
この[[カード]]と[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]でイシズの[[デッキ]]を壊滅寸前まで追い込んだのだが、結果的にイシズの[[《現世と冥界の逆転》]]を使用した戦術を助けただけの結果となった。~
--強力すぎる[[カード]]ゆえ、OCG化に伴い大幅な弱体化を余儀なくされた。~


**関連カード [#s43f9d80]
-[[《黒蠍盗掘団》]]
-[[《ヴァンパイア・ロード》]]
-[[《ヴァンパイア・レディ》]]

**収録パック等 [#ue7701e9]
-[[「遊戯王真デュエルモンスターズII 継承されし記憶」攻略本 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] S2-B1 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2012 Vol.2]] TP22-JP010

**FAQ [#gae7154c]
Q:[[コスト]]によって[[リリース]]した[[モンスター]]の数より[[相手]]の[[デッキ]]に存在する[[魔法カード]]の枚数が少ない場合、その残りの[[魔法カード]]を[[墓地]]へ送る処理が行われますか?~
A:はい、行われます。(12/07/02)