通常魔法 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。 (1):自分のモンスターゾーンの、「デーモンの召喚」または雷族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ、 相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
LIMITED EDITION 3で登場した通常魔法。
雷族または《デーモンの召喚》を発動条件とする全体除去効果を持つ。
無条件でデメリットなく全体除去を行える《サンダー・ボルト》のほぼ下位互換である。
よって基本的には2枚目以降の《サンダー・ボルト》としての運用となるが、こちらは初期の除去魔法カードの中でも癖が強いのが気になるところ。
複数体破壊できるもののバトルフェイズが行えず、安定性だけでなく守備力を持たないリンクモンスターに対して無力な点も《ライトニング・ボルテックス》に劣る。
手札コストこそないが特定のモンスターを必要とするため、あまり優位点にもならない。
攻撃力が高いモンスターを用意するほど攻めやすい状況になるというのも、使いにくさに拍車をかける。
効果的に使うなら、少なくとも攻撃力1600以上の雷族でデッキを固めたり、《雷源龍−サンダー・ドラゴン》等で攻撃力を強化したい。
《ライオウ》・《ヴェルズ・サンダーバード》等は汎用性も高く、殆どのモンスターに有効。
《双頭の雷龍》を始めとする【サンダー・ドラゴン】系の大型融合モンスターも、素材となるサンダー・ドラゴンを手札に集めやすいため高攻撃力かつ融合召喚しやすい。
《降雷皇ハモン》を選択すれば、ほとんどのモンスターを破壊できる。
もっとも、それだけ攻撃力の高い雷族を容易に確保できるならそのまま攻め込んだ方が良い場合も少なくないため、採用は慎重に行いたい。
―発動ターンにバトルフェイズを行えないカードは誓約効果を参照