*《魔力の棘/Thorn of magic》 [#j53170c1]
 永続罠
 相手の手札が墓地に捨てられた時、捨てたカード1枚につき
 500ポイントダメージを相手ライフに与える。

 [[必須カード]]である[[《天使の施し》]]の使用に[[チェーン]]して発動すれば1000[[ダメージ]]与えられる。~
 [[《凡骨の意地》]]を使った[[デッキ]]相手にもかなりの嫌がらせになる。~
 [[【暗黒界】]]使いにとっても、結構な嫌がらせになる。~

 特に[[《追い剥ぎゴブリン》]]との[[シナジー]]は高く、上手く回れば素晴らしい見返りが得られる。さらに[[貫通]][[効果]]があったら…~
 しかし、[[ハンデス]][[効果]]だけで十分すぎる[[アドバンテージ]]であり、維持できれば勝利はかなり近い。~
 むしろ[[デッキ]]にこれを入れることによって、[[ハンデス]]の発動を遅らせてしまう必要のないカードかもしれない。~
 [[《波動キャノン》]]と比較して本当に必要かよく検討して欲しい。

-「[[手札]]」から相手の[[墓地]]に落ちるカードに[[効果]]がかかっている。~
故に「[[デッキ]]から直接[[墓地]]に行くカード」があっても[[効果]]の対象にはならない。~
逆に、発動コストとしてカードを[[手札]]から捨てても[[ダメージ]]が入るが、その発動コストを要する魔法や罠などに[[チェーン]]をして[[《魔力の棘》]]を発動しても、発動コストはすでに払ったことになっているので[[効果]]の対象にはならない。~
発動コストが[[効果]]の対象になるのは、発動の際[[《魔力の棘》]]がすでに[[表側表示]]で[[効果]]を発揮できる状態であるときに限るのだ。~
~
ちなみに上記[[《天使の施し》]]に[[チェーン]]して[[効果]]が適用されるのはコストではないから。~
もう少し正確に言うと、[[《天使の施し》]]を発動させるのにコストはなく、[[チェーン]]して発動した[[《魔力の棘》]]は、[[《天使の施し》]]の[[効果]]の処理の時には場に[[表側表示]]で存在するから、となる。~

-儀式、[[融合]]などに使った場合は[[手札]]から[[墓地]]に行っても[[効果]]の対象にはならない。~
また[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]などで[[破壊]]された場合も対象外である。

-遊戯王DM5の攻略本において、[[《メタモルポット》]]と組んで[[ダメージ]]を与えることを「メタモルスパイク」という[[コンボ]]名で呼んでいた。~

-大きな[[エラッタ]]があったカードのうちのひとつ。~
因みに当時のテキストがこちら。~
~
 相手が魔法、罠、モンスターの効果で墓地に捨てたカード1枚につき、
 500ポイントのダメージを与える。
~
この記述だと、[[デッキ]]から[[墓地]]に送られた場合も[[効果]]を使用できてしまう。~
しかし逆に「手札コスト」で捨てた場合は対象外となる。

**関連カード [#sada190e]
-[[《死霊の誘い》]]
-[[《棺桶売り》]]
-[[《死の演算盤》]]

**収録パック等 [#o59ce14c]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP107
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-120 &size(10){[[Rare]]};
-[[Booster Chronicle]] BC-78 &size(10){[[Rare]]};
-[[Booster R3]] B3-48
-[[BOOSTER6]]

**FAQ [#b4841a0d]
Q:[[《モンスターゲート》]][[《名推理》]]で[[墓地に送る]]カードには《魔力の棘》の[[効果]]は適用されますか?~
A:[[手札]]から捨てられた扱いではないので適用されません。

Q:[[《エクスチェンジ》]]で交換したカードが捨てられた場合は《魔力の棘》の[[効果]]は適用されますか?~
A:相手の[[手札]]にある自分のカードは自分の[[墓地]]へ捨てられるため、適用されません。~
 自分の[[手札]]にある相手のカードは相手の[[手札]]ではないため、やはり適用されません。~