通常魔法 フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊し、ゲームから除外する。 それがリバース効果モンスターだった場合、お互いのデッキを確認し、 同名カードを全てゲームから除外する。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した通常魔法。
裏側表示モンスター1体を除外し、それがリバースモンスターの場合同名カードをお互いのデッキから除外する効果を持つ。
フィールドの裏側表示モンスター1体を、対象にとって発動する。
《ビッグ・シールド・ガードナー》などの一部を除き、裏側守備表示モンスターを除外して1:1交換が可能である。
自己再生する《黄泉ガエル》や、墓地へ送られた時に効果を発動する《クリッター》等を除外できれば特に有効。
また、リバースモンスターを除外した場合は、お互いのデッキを確認し、同名カードをすべて除外する。
手札や墓地にこそ干渉できないものの、相手のデッキのキーカードとなるリバースモンスターを根こそぎ除外できれば影響力は大きい。
相手のデッキを覗けるため情報アドバンテージも得られるが、自分のデッキもまた相手に晒してしまうため、その点は痛み分けとなる。
相手のデッキを確認する際は、制限カードの有無や、3枚積みされているであろうカードの残り枚数をチェックしておくと、相手の手札状況を概ね推測できる。
ただ、デュエルにおいて裏側守備表示が用いられる頻度と、リバースモンスターが使用される頻度は往時と比べ大幅に下がっている。
かつては多くのメインデッキに搭載されたカードだが、現在は相手モンスターを裏側守備表示にする機会の多い【ゴーストリック】において、除去要員として細々と使われている程度である。
ただし後述の通り【シャドール】の全盛期には多くのサイドデッキに採用された実績もあり、メタ対象の流行りが採用率に大きく関わる。
自分のリバースモンスターを除外し情報アドバンテージを得たり、除外した3体を帰還させるといった使い方も可能ではある。
Q:《砂漠の光》・《停戦協定》等で、対象が表側表示になった場合、どうなりますか。
A:対象が表側表示になった場合、《抹殺の使徒》は不発になります。
Q:除外したリバース効果モンスターがデッキに存在しない事が明確な状況でも、デッキ確認をしますか?
A:デッキ確認は、このカードの効果処理である為、必ず行います。(08/10/30)
Q:《抹殺の使徒》によって、お互いのデッキを確認しなければならない場合、確認する側が放棄する事はできますか?
A:「お互いのデッキを確認し」は効果処理である為、相手のデッキを確認しない事はできません。(08/03/22)
Q:片方、またはお互いのデッキが0枚の時に発動する事ができますか?
A:はい、発動する事ができます。(09/02/08)
Q:「破壊して除外」と「デッキ内確認」は、同時扱いですか?
A:破壊して除外した後に、デッキ内を確認する処理を行います。(12/03/02)