永続魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 お互いのプレイヤーは手札枚数制限が無くなる。
Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した永続魔法。
お互いの手札枚数制限を無視するルール介入型カード。
遊戯王OCGでは基本的にデメリットのない能動的なドローソースは軒並み禁止・制限カードであり、増えた手札を使ってしまうかセットすればいいのでエンドフェイズに手札が7枚以上であることは稀である。
一応、《増殖するG》・《TG ハイパー・ライブラリアン》などで爆発的に手札が増えることはあり得る。
しかし、単体では役に立たないこのカードを入れると事故率が上がってしまう。
そもそもこのカードが必要になる程のドローに成功している時点で既に充分なアドバンテージを稼げている場合が多く、制圧盤面を築いたり、1ターンキルを狙うことも難しくないだろう。
手札調整で捨てることになるとしても墓地肥やしになるため、そこまで忌避するものでもない。
《超再生能力》や《魔導書の神判》でエンドフェイズに大量ドローやサーチする場合、手札を活かすタイミングがないため相性自体はいい。
しかし、そのためだけに単体で役に立たないこのカードを採用する必要性は薄い。
こちらを採用するより次の自分のターンを確実に迎えられるように防御用のカードに枠を割いた方が良いだろう。
実際、《超再生能力》や《魔導書の神判》が活躍した【征竜】や【魔導書】全盛の環境でも採用されることはほぼなかった。
Q:このカードと《衰弱の霧》が存在する場合、どうなりますか?
A:後に適用された効果が優先されます。
Q:フィールド上にこのカードが存在する時に、《サイレント・ウォビー》を自分フィールド上に表側表示で出した場合や自分フィールド上に《サイレント・ウォビー》が存在する時にこのカードを発動した場合、自分の手札枚数の制限はどうなりますか?
A:その場合、《サイレント・ウォビー》の効果が適用され、手札枚数の制限は3枚になります。(14/01/20)