無抵抗(むていこう)真相(しんそう)

通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時、
手札のレベル1モンスター1体を相手に見せて発動する。
相手に見せたモンスター1体と、自分のデッキに存在する同名モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。

 STARDUST OVERDRIVEで登場した通常罠
 レベル1専用の複数展開カードである。

 被直接攻撃時とタイミングは指定されているが、ボード・アドバンテージ的には損をしない効果である。
 一応、ダメージステップ時という事は、《王宮の弾圧》《激流葬》で対応されないメリットと取る事もできる。
 が、《ダーク・アームド・ドラゴン》の前ではバトルフェイズ前に除去されやすく、《大天使クリスティア》永続効果の前では無力になりやすい可能性を肝に銘じておきたい。

 特殊召喚できるのはレベル1限定だが、レベル1にはトリッキーな効果を持つものもいる。
 デッキ同名カード枚数を意識しつつ、シンクロ素材レベル調整などにも使っていこう。
 しかし、レベルモンスターを展開したければ手札コストがいるものの即効性がある《ワン・フォー・ワン》という選択肢がある事が、このカードの持つ最大の弱点である。
 もっとも、《ワン・フォー・ワン》09/09/01の制限改訂にて制限カードとなったので、今後少しはこのカードの出番が増えるかも知れない。
 このカードを使う場合は、一度に2体特殊召喚できるという《ワン・フォー・ワン》にはない利点を生かし、《チューニング・サポーター》《サイバー・ヴァリー》などフィールドに複数存在した方が都合がいいモンスター特殊召喚するべきだろう。
 《大木炭18》《弾圧される民》などを特殊召喚してにするのも有効である。

 レベル1の同名モンスターを多く投入するデッキでは利用価値がある。
 【電池メン】においては、《電池メン−単一型》《電池メン−ボタン型》特殊召喚し、返しのターンでもう1体電池メン召喚すれば《漏電》発動条件を満たす事ができる。
 また、【ワイト】では《ワイト》を持ってくれば墓地に送りやすくなるし、墓地を肥やした上で《ワイトキング》特殊召喚すれば、高攻撃力モンスター2体でラッシュをかけられる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:何らかの事情により「手札から」「デッキから」のどちらかが特殊召喚できなくなった場合、もう一方も特殊召喚できなくなりますか?
A:できません。(09/09/02)

Q:デッキ同名カードが存在しない場合、または見せるカードが制限カードの場合発動する事自体ができませんか?
A:発動自体ができません。(09/09/02)

Q:《伝説の都 アトランティス》効果適用下で、手札レベル1となっているレベルモンスターを公開し、自分のデッキから同名のレベルモンスター特殊召喚できますか?
A:できます。(09/09/02)