効果モンスター 星5/地属性/戦士族/攻2300/守1700 このカードを対象にする魔法カードの効果を無効にし破壊する。 このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、 自分のドローフェイズにカードを1枚ドローする代わりに、 レベル4以下の戦士族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。 その後デッキをシャッフルする。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した、地属性・戦士族の上級モンスター。
サーチャーの1体であり、レベル4以下の戦士族モンスターをデッキから手札に加える誘発効果と対象をとる魔法効果を無効にする永続効果を持つ。
局面に応じて最適なカードを引っ張れる選択肢の幅が利点の《増援》だけに、この効果は比較的優秀。
対象をとる魔法が通じない効果も優秀で、場持ちもそこそこ良い。
間接的な除去手段になる《洗脳−ブレインコントロール》でコントロールを奪われない点は高評価。
《収縮》を筆頭とした速攻魔法に妨害される事無く攻撃宣言が可能であり、《早すぎた埋葬》による完全蘇生も可能となる。
(フィールドに出た後で《早すぎた埋葬》を無効→破壊するので、完全蘇生になる)
しかし、採用率の高い除去魔法である《ライトニング・ボルテックス》・《地割れ》・《地砕き》といった対象を取らないものには耐性がない。
さらに、肝心の《早すぎた埋葬》も08/09/01で禁止カードに指定され、この耐性を生かす局面は現在ではやや少なくなっている。
装備魔法の効果も受け付けないため、強化型の【戦士族】では注意が必要。
《突進》は勿論、《鉄の騎士 ギア・フリード》が装備できる唯一の強化装備魔法・《融合武器ムラサメブレード》でさえも装備できない。
装備での補強を考えるのであれば、罠カードである《鎖付きブーメラン》や《鎖付き爆弾》を採用したい。
もちろん、《コマンド・ナイト》や《連合軍》での強化は有効であり、《連合軍》とこのカードが場に出ていれば、上級モンスターの標準攻撃力を超えるため相性は良い。
ステータスも低くないため【戦士族】ならば、入れても損にはならないカードだろう。
E・HERO、D−HEROと組むのもいいだろう。
戦士族の中では、《サイレント・ソードマン LV5》と並んで通常召喚できる優秀な上級モンスターと評価できる。
《ジャンク・シンクロン》や《共闘するランドスターの剣士》等のレベル3以下の戦士族のチューナーをサーチする事で、即座にシンクロ召喚を行う事も可能。
なお、《王宮のお触れ》と併用することで罠と速攻魔法による防御を無視して攻撃できる優良アタッカーに変わる。
こちらは《エネミーコントローラー》や《収縮》で防御を固め、「お触れビートダウン」にしてしまうのも選択肢の一つ。
―《無敗将軍 フリード》の姿が見られるカード
Q:このカードがフィールド上に複数存在する場合、ドローフェイズに何枚カードを手札に加えることが出来ますか?
A:通常ドローは1回であるため、1体のみとなります。
Q:このカードを召喚した時に自分のフィールド上に《連合軍》が存在する場合、《連合軍》は破壊されますか?
A:《連合軍》は対象をとらないカードなので破壊されません。