*《&ruby(むぼう){無謀};な&ruby(よくば){欲張};り/Reckless Greed》 [#cb83b2b5]
 通常罠
 カードを2枚ドローし、以後自分のドローフェイズを2回スキップする。

 第2期最後の[[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]]で登場した、[[コンボ]][[デッキ]]に適した[[通常罠]]。~
 このカード1枚を消費する代わりに、通常[[ドロー]]2回を前倒しする。~

 罠のため[[発動]]に手間がかかり、2回の[[ドロー]][[スキップ]]により、[[コンボ]][[デッキ]]以外ではまず使えない。~
 2回の[[ドロー]][[スキップ]]の代償は大きく、その[[ターン]]のうちに勝負を決められそうなときや、その直後に大きく[[アドバンテージ]]を稼げそうなとき以外は[[発動]]しない方が良いだろう。~

 それでも必殺の[[コンボ]][[デッキ]]ならば[[《強欲な壺》]]が使えるのに近いので気兼ねなく扱える。~
 特にその[[ターン]]に勝負を決することの多い[[1ターンキル]][[デッキ]]ならば[[ドロー]][[スキップ]]も関係ない。~
 [[【フルバーン】]]への投入も有効。

 [[ドロー]][[スキップ]]は累積しないので、2枚以上同時に[[発動]]したり[[《死者への供物》]]と共に[[発動]]すれば被害を縮小できるが、それを狙う事こそが《無謀な欲張り》かもしれない。~
 ただし、[[墓守]]でなら使えるかもしれない。~
 [[《不幸を告げる黒猫》]]を使えば無理では無いからである。~
 ただ、そこまでしてこのカードを3枚使う意味は無いであろう。~
 一応、[[制限解除]]されたためこれも多少は狙いやすくなった。~

-大抵が[[コンボ]]目的の[[デッキ]]に投入されていたために、その[[1ターンキル]][[デッキ]]の抑制を兼ねて[[制限カード]]に指定されていた。~
現在は、[[《処刑人−マキュラ》]][[《王家の神殿》]]といった[[発動]]サポートがことごとく[[禁止カード]]になったことを受けて[[制限解除]]されている。~

-[[《積み上げる幸福》]]との安定性はどっこいどっこいである。~
[[【チェーンバーン】]]等の[[デッキ]]は両方入れるのが当たり前になってきているのかも知れないが。

-[[02/05/01>禁止・制限カード/2002年5月1日]]で[[制限カード]]に指定された。その後、[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]で[[準制限カード]]に[[制限緩和]]され、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]で[[制限解除]]された。

-コナミのゲーム作品において―~
DSのシリーズでは、なぜか[[自分]]の[[デッキ]]が2枚未満でも[[発動]]できてしまう。~
//僕が確認したのはDSのみ。普通は敗北になるので発動は許されないはず。~
また、長い間制限・準制限カードであったからかゲーム内では高[[レアリティ]]になる傾向がある。~
現実にはノーマル以外で収録されたことはないのだが。

**関連カード [#ya50939d]
-[[《強欲な壺》]]
-[[《成金ゴブリン》]]

-[[《強欲な瓶》]]
-[[《八汰烏の骸》]]
-[[《積み上げる幸福》]]
//-[[《無謀な欲張り》]]
-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]

**収録パック等 [#a1bd71b3]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP247
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-134
-[[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]] PH-50
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-034
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力−]] SD1-JP025
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]] SD2-JP027
-[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]] SD7-JP031
-[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]] SD8-JP033

**FAQ [#r5149b71]
Q:1[[ターン]]の間にこのカードと[[《死者への供物》]]を[[発動]]した場合、何回[[ドローフェイズ]]を[[スキップ]]しますか?~
A:[[効果]]は累積しないので《無謀な欲張り》の2[[ターン]]だけになります。~