冥王(めいおう)咆哮(ほうこう)/Bark of Dark Ruler》

通常罠
自分フィールド上に存在する悪魔族モンスターが戦闘を行う場合、
そのダメージステップ時に100の倍数のライフポイントを払って発動する。
そのターンのエンドフェイズ時まで、
戦闘を行う相手モンスター1体の攻撃力・守備力は払った数値分ダウンする。

 Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した通常罠
 悪魔族専用の戦闘サポート。

 ライフさえ払えば相手モンスター攻撃力を0にでき、この場合相手直接攻撃と等しいダメージを与える事ができる。
 「自分相手モンスター攻撃力分のダメージを受け、相手自分モンスター攻撃力分のダメージを受ける」という一種のバーンカードとして見る事も出来るだろう。
 アタッカー攻撃されたならばダメージ効率は《破壊輪》並であり、ライフ・アドバンテージがある状況ならば最大までライフを支払った方がいい。
 支払ったライフコスト次第では《巨大化》との併用も有効である。

   引導火力としても十分な数値である。

 だが、罠カードなので1ターン伏せなければ発動できず、発動ダメージステップに限られており、伏せ除去に弱い。
 ダメージ計算時に使えたり、低ステータスモンスター戦闘をサポートできるなどの利点はあるが、汎用性《収縮》《突進》等に分がある。

 相互互換《プライドの咆哮》と比較した場合、自分攻撃力を上げるか相手ステータスを下げるかの違いはあるが、どちらもステータスの勝る相手をライフコストを支払う事で戦闘破壊できるようにする効果であり、あちらは種族を問わないうえに攻撃力の差の数値+300ポイントアップする。
 この違いにより、ダメージ計算時に相手《オネスト》使おうとした場合、あちらは見越して先出しておけば《オネスト》を退けることができ、こちらは先出しでも後出しも相打ちで対抗できる。
 こちらを使用する場合は相手攻撃力を0にまで下げることで大ダメージを与えられる点、攻撃力ダウンがエンドフェイズまで継続する点、自分相手守備表示モンスターが絡む戦闘に使える点を活かしたい。

関連カード

効果関連

イラスト関連

―名前関連

収録パック等

FAQ

Q:相手のステータスを超えた数値のライフポイントを払うことはできますか?
A:いいえ。攻撃力守備力の内高い方のステータスを超えて払うことはできません。

Q:《あまのじゃくの呪い》効果が既に適用されていた場合、払ったライフポイントの数値分だけ攻撃力守備力がアップしますか?
A:はい、アップします。

Q:ダメージステップダメージ計算時に発動できますか?
A:はい、発動できます。(11/08/29)

Q:戦闘を行う相手モンスター1体を対象にとりますか?
A:はい、対象をとります。(12/08/26)