冥界(めいかい)魔王(まおう) ハ・デス/Dark Ruler Ha Des》

効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2450/守1600
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に存在する悪魔族モンスターが戦闘で破壊した
効果モンスターの効果は無効化される。

 Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した、闇属性悪魔族上級モンスター
 悪魔族戦闘破壊したモンスター効果無効にする永続効果と、墓地から特殊召喚できない召喚ルール効果を持つ。

 自分フィールド上の悪魔族モンスター全てを強化する支援。
 このカード自身も効果の対象になるため、単体での起用も十分に可能。
 リバース効果と、墓地発動する効果等を一切無効にできるので、攻撃する際に非常に便利である。
 攻撃力も高く、《人造人間−サイコ・ショッカー》等の上級モンスターを一方的に倒すことができる。

 強力な種族サポートカードの少ない【悪魔族】にとっては、ほぼ必須カードとなるだろう。
 単体でも強力だが、悪魔族全体を強化できる以上やはり他の強力な悪魔族モンスターと併用したい。
 悪魔族上級モンスターには《ダーク・ネクロフィア》《暗黒界の武神 ゴルド》等、強力な切り札が多い。
 下級モンスターにも《ニュート》《ゴブリンエリート部隊》《暗黒界の狂王 ブロン》等が存在し、選択肢として十分である。
 《E−HERO ヘル・ゲイナー》効果により2回攻撃させる事で、戦闘で破壊した相手モンスター2体の効果無効化することもできる。
 そのため、併用するモンスターについて心配する必要はないだろう。

 だが支援効果以外には何の能力もない。
 蘇生できないのは、上級モンスターとしてはやや痛いところ。
 ただし《死者蘇生》などで相手に利用される事が無いという点ではメリットになる。
 帰還はできるので、《ダーク・ネクロフィア》召喚コストにした後《闇次元の解放》等で帰還できる。
 主力として使う際は蘇生できないデメリットを補うため、攻撃より防御に主眼を置いたデッキを構築したい。
 【黄泉帝】の如くリリース確保エンジンを搭載した上で使うのも良い。
 ダメージステップ除去に対応できない《我が身を盾に》《神の宣告》と相性が良い。
 【カウンタービート】フィニッシャーとして働くこともできる。
 また、【宝玉獣】に対しては特有の効果を軒並み腐らせ戦闘破壊される事も少ない。

 《黄泉ガエル》《ダンディライオン》といった、自己再生モンスター戦闘を介して破壊した場合は無効化できるが、《おろかな埋葬》などで直接墓地に送られた場合は妨害できなくなる。
 デッキによっては、《エンド・オブ・アヌビス》との併用を考えたい。

関連カード

―ハ・デス関連のモンスター

戦闘破壊した効果モンスター効果無効にするカード

戦闘破壊したリバース効果モンスター効果無効にするカード

―《冥界の魔王 ハ・デス》の姿が見られるカード

収録パック等

FAQ

Q:戦闘破壊した《異次元の生還者》《異次元の偵察機》《見習い魔術師》《次元の裂け目》効果除外された場合、それらの効果無効になりますか?
A:《異次元の生還者》《異次元の偵察機》効果無効になりません。《見習い魔術師》に関しては調整中(12/04/13)

Q:では、《次元の裂け目》発動中ならば戦闘破壊されたリバース効果モンスター効果無効にされませんか?
A:いいえ、これらは無効になります。上記と矛盾しているようにも思えますが、これは発動するタイミングが異なるためです。
  リバース効果の場合は「ダメージ計算戦闘破壊確定・ハデスによって効果無効化)→リバース効果発動効果無効除外」という流れです。
  つまり、除外されるのはリバース効果の処理後であるため関係ありません。

Q:セット状態の《マジック・ランプ》攻撃した場合、《マジック・ランプ》効果無効にできますか?
A:《マジック・ランプ》は「戦闘破壊される前(戦闘破壊されていないタイミング)」に発動する効果であるため、《冥界の魔王 ハ・デス》は無効化できません。

Q:《グレイヴ・キーパー》が存在しているときにこのカードが《ナーガ》戦闘破壊した場合、《ナーガ》効果発動しますか?
A:調整中(12/04/13)

Q:《ウィード》攻撃した場合、《ウィード》の別の植物族を代わりに破壊する効果を使えますか?
A:はい、使えます。(12/04/13)

Q:自身の効果特殊召喚された《ゾンビキャリア》戦闘破壊した場合、《ゾンビキャリア》除外されますか?
A:はい、除外されます。(09/10/25)