効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 0 (1):このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地の守備力0のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 (2):自分フィールドにこのカード以外のアンデット族モンスターが存在する場合、 このカードの攻撃力は300アップする。
PREMIUM PACK 17で登場した闇属性・アンデット族の下級モンスター。
召喚に成功した時に墓地のアンデット族をサルベージする誘発効果と、自己強化の永続効果を持つ。
小型の《悪夢再び》といった効果を内蔵しており、召喚するだけでアドバンテージを獲得できる、アンデット族では貴重なモンスターである。
サルベージ対象となるモンスターはほとんどが《悪夢再び》にも対応しており、こちらは《悪夢再び》よりもサルベージできる枚数は1枚少ないが、必ず2枚を対象にしなくてはならないあちらよりも小回りが利くと言える。
《冥界の麗人イゾルデ》とは相性が良く、サルベージした《冥界の麗人イゾルデ》を特殊召喚すれば、そのままランク4エクシーズモンスターまたはランク5〜8のアンデット族エクシーズモンスターがエクシーズ召喚可能である。
他にも【ヴァンパイア】や【ゴーストリック】では対象となるモンスターが多いが、どちらのデッキも何かと召喚権を取り合うデッキなので、採用する場合には留意しておきたい。
また、自身も守備力0のアンデット族モンスターであり、同名カードもサルベージ可能。
2枚以上のこのカードがあれば、除去されても何度でも手札に回収できる。
アンデット族は特殊召喚手段が豊富なため、わざわざ毎ターンこのカードに通常召喚権を割いてまで回収する必要はないが、手札にモンスターを切らさない手段として覚えておいて損はない。
他のアンデット族が存在する場合、攻撃力が2100となる効果はオマケ程度だが、効果適用中は下級アンデット族モンスターでは最高打点となる。
もともと準アタッカークラスの攻撃力は持っており、【アンデット族】ではモンスターの大量展開は容易いため、あって困る効果ではないだろう。