名推理(めいすいり)/Reasoning》

通常魔法(制限カード)
相手プレイヤーはモンスターのレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキからカードをめくる。
出たモンスターが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。
違う場合、出たモンスターを特殊召喚し、それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。

 新たなる支配者で登場した通常魔法
 カードをめくる事でめくったモンスターデッキから特殊召喚する。
 相手に出たモンスターレベルを当てられれば特殊召喚は失敗となる。

 ランダム性が極めて高いものの、どんなレベルモンスターであってもノーコスト特殊召喚できる。
 特殊召喚の成功率を上げるために、このカードを採用する場合は、デッキ構築の際にモンスターレベルをばらつかせる必要がある。
 デッキに様々なレベル上級モンスター最上級モンスターを大量に搭載し、このカード《モンスターゲート》で展開するデッキ【推理ゲート】である。

 ただし、今日では特殊召喚自体よりも、めくって墓地に送られるカードを活用するために採用される事が多い。
 デッキモンスターの数を減らせば魔法・罠カードを大量に墓地へ送る事ができるため、墓地魔法カードの数が重要な【マジカルエクスプロージョン1キル】等で採用される。
 また、モンスターであっても「通常召喚できない特殊召喚モンスター」をめくった場合は、魔法・罠カードと同様に墓地へ送り通常召喚できるモンスターが出るまでデッキをめくる処理を続ける。
 よって、デッキモンスターの大半を特殊召喚モンスターにすれば、1枚で大量の墓地アドバンテージを稼ぐカードとしても使用できる。
 これを利用したデッキ【インフェルノイド】【カオスゲート】である。
 もちろん、これらのデッキにおいても強力なモンスター特殊召喚できた方が有利なのは言うまでもない。

 相手にこのカードを使用された場合は、相手デッキタイプを見極めてレベル宣言する必要がある。
 1ターン目で、相手デッキがまだよく分かっていない場合、ステータス効果とも強力なものが多く、このカードと併用されやすいレベル8を宣言するのが無難である。
 とはいえこのカード特殊召喚するモンスターにも流行り廃りがあるので、環境についての情報をしっかりと仕入れて、自分デッキにとって最も特殊召喚されたくないカードレベル宣言するのが望ましい。
 例えば、2015〜16年初頭には環境で一定数の【インフェルノイド】が見られたが、《アモルファージ・イリテュム》等が出てくる8、《デビル・フランケン》《ナチュル・エクストリオ》が出てくる2、《インフェルノイド・デカトロン》が出てくる1などがよく宣言されていた。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:通常召喚が可能なモンスターカードが一枚も出ずにデッキがなくなった場合はどうなりますか?
A:効果不発になります。めくったカードは全てデッキ戻しシャッフルします。

Q:《虚無の統括者》など、通常召喚は可能だが特殊召喚が出来ないモンスターが出た場合はどうなりますか?
A:めくったカードと一緒に墓地へ送り効果処理が終了します。(07/09/18)

Q:《次元の裂け目》適用中に、このカードの効果による特殊召喚はできますか?
A:墓地へ送るのは効果であるため、問題なく特殊召喚できます。

Q:《名推理》の効果墓地へ送るカードはどこから墓地へ送られた事になるのですか?
A:デッキからです。

Q:《フォッシル・ダイナ パキケファロ》《虚無魔人》が存在する時にこのカード発動することは出来ますか?
A:いいえ、できません。(09/01/07)

Q:通常召喚が可能なモンスターカードデッキに存在しない状態で《名推理》を発動することは出来ますか?
A:いいえ、できません。(09/01/31)

Q:このカード攻撃力1500以上のモンスター特殊召喚された時、《奈落の落とし穴》発動することは出来ますか?
  (特殊召喚後に墓地へ送る処理がある扱いですか?)
A:はい、できます。(10/07/30)

Q:相手レベル8を宣言し、めくったカード《時械神メタイオン》だった場合、特殊召喚できますか?
A:その場合、めくったカードを全て墓地へ送って効果処理を終了します。(12/04/12)

Q:《伝説の都 アトランティス》適用されている時に相手レベル6を宣言し、めくったカードレベル7の《海竜−ダイダロス》だった場合、特殊召喚できますか?
A:はい、その場合めくった《海竜−ダイダロス》手札加わっていませんので《伝説の都 アトランティス》効果適用されず、レベル7として扱い特殊召喚できます。(12/07/09)

Q:《名推理》の効果特殊召喚されたモンスターはどこから特殊召喚された事になるのですか?
A:デッキから特殊召喚される扱いとなります。(12/04/12)

Q:このカード特殊召喚に失敗した後、《カードカー・D》《強欲で謙虚な壺》発動できますか?
A:いいえ、できません。(12/06/27)

Q:デッキ通常召喚はできるが特殊召喚できないモンスターしか存在しない場合、発動できますか?
A:発動できます。(15/03/06)


Tag: 《名推理》 魔法 通常魔法