*《&ruby(めいきゅうへき){迷宮壁};−ラビリンス・ウォール−/Labyrinth Wall》 [#top] 通常モンスター 星5/地属性/岩石族/攻 0/守3000 フィールドに壁を出現させ、出口のない迷宮をつくる。 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で登場した[[地属性]]・[[岩石族]]の[[上級モンスター]]。~ [[種族]]以外は[[《千年の盾》]]と全く同じ[[ステータス]]である。~ 基本的な使い道は[[《千年の盾》]]を参照。~ こちらは[[岩石族]]の[[サポートカード]]に対応する。~ とはいうもののその候補は、[[【アステカ】]]のように[[《断層地帯》]]との[[コンボ]]に利用したり、[[《怒気土器》]]により幾分楽に[[リクルート]]できる程度。~ [[《おもちゃ箱》]]のために両者併用するのがほぼ唯一の利用法といって良い。~ -[[《ウォール・シャドウ》]]の[[特殊召喚]]に必要な[[モンスター]]である。~ -[[岩石族]]の[[通常モンスター]]としては最も高い[[守備力]]を持つと同時に、最も低い[[攻撃力]]を持つ。~ また[[岩石族]]の[[通常召喚モンスター]]としては[[《鉄巨人アイアンハンマー》]]に次いで高い[[守備力]]を持つ。~ -[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]で初登場した時は、[[ノーマルレア>N-Rare]]だった。~ また、初期印刷では[[効果モンスター]]と表記された[[エラーカード]]も存在した。 -[[パスワード]]が表記されていない[[カード]]の一枚。~ -「ラビリンス(Labyrinth)」とは「迷宮」の意味。~ ギリシャ神話に登場するクレタ島のクノッソスの迷宮「ラビュリントス」が、迷宮と呼ばれるものの最古の物とされている。~ ミノス王は[[ダイダロス>《海竜−ダイダロス》]]に命じてこの迷宮を建造し、[[ミノタウルス>《ミノタウルス》]]を閉じ込めた。~ ちなみに、「迷宮」とはほぼ一本道の広大な建造物を指し、複雑に枝分かれした「迷路」とはまた別物である。~ --第11期には[[ラ''ビュ''リンス>ラビュリンス]]という[[カテゴリ]]が作られたが、この[[カード]]は「ラ''ビ''リンス」なので含まれない。~ また、[[TCG]]で[[Labyrinth Wall]]が成立している。 -原作・アニメにおいて―~ 「決闘者の王国編」の「遊戯&城之内vs迷宮兄弟」戦にて迷宮兄弟の宮が使用。~ 原作では「[[フィールド]]に迷宮を出現させる」という極めて特殊な[[カード]]である。~ 迷宮内は碁盤の目のように区切られており、[[モンスター]]は毎[[ターン]][[レベル]]の数だけマス目を移動でき、隣接した[[モンスター]]とのみ[[戦闘]]が可能となる。~ [[《シャドウ・グール》]]と[[融合]]して[[《ウォール・シャドウ》]]となったり、[[《迷宮変化》]]で迷宮の構造を変化させたりと、トリッキーな戦術で遊戯と城之内を苦しめた。~ 最終的に[[《ブラック・マジシャン》]]が迷宮を踏破したが、この[[カード]]自体は[[デュエル]]終了まで[[破壊]]される事なく残った。~ --原作でも[[攻撃力]]・[[守備力]]の表記があり、[[《シャドウ・グール》]]と[[融合]]もしているので、一応[[モンスターカード]]のはずである。~ しかし、[[《ウォール・シャドウ》]]が倒されても迷宮の壁は残っていたり、[[守備力]]3000の壁ならば[[破壊]]できるはずの[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]によって[[攻撃]]されなかったりと、かなり特殊な[[モンスター]]のようだ。~ ほとんど[[フィールド魔法]]のような存在であり、アニメの同[[デュエル]]では[[魔法&罠カードゾーン]]に置かれている。~ --[[OCG]]の[[フレイバー・テキスト]]には「出口のない」と書かれているが、原作では出口は一応存在する。~ しかしそこに待ち受けているのは、最強の門番[[《ゲート・ガーディアン》]]である。~ --迷宮が出現した際、遊戯は「未知なる決闘!!」と驚いていたが、2話後には「オレ達には見えないが実際には天井が覆っている闇のダンジョンって設定になっている」とやけに詳しく語っていた。~ --アニメGXでは第1話から第33話で使用されたEDの映像の中に確認できる。~ --アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};第81話のスポーツデュエル大会の百人一首において読み上げられ、璃緒がこの札を取った。~ -コナミのゲーム作品において―~ 真DM2では、[[モンスターカード]]ではなく「迷宮壁」地形を生み出す[[魔法カード]]として登場した。~ 迷宮壁地形は[[《シャドウ・グール》]]など一部の[[モンスター]]しか進入できず、他の[[フィールド魔法]]で変化しない、文字通り「壁」としての地形だった。~ --どのような姿で[[召喚]]されるのか気になる[[モンスター]]だが、真DMの[[戦闘]]CGでは迷宮兄弟戦の舞台となった、碁盤の目のような模様の入った「床」がまるごと[[召喚]]される。~ その床から壁が絶えずニョキニョキと生えてきたり縮んだりするという、他に類を見ない姿となっている。~ DS作品では壁面の一部が出現するだけとなった。~ --デュエルリンクスでは、[[自分]][[メインフェイズ]]に[[手札]]を2枚[[デッキ]]に[[戻す]]事で、[[自分]][[フィールド]]に《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》1体を用意できるスキル「迷宮作成」を迷宮兄弟が習得する。~ このスキルを使用して、1[[ターン]]目から[[シンクロ召喚]]で[[《ヴァイロン・エプシロン》]]などを呼び出し、[[フィールド]]を制圧していく【迷宮ヴァイロン】というこのゲーム特有の[[デッキ]]が編み出されている。~ CPUの迷宮兄弟(Lv.40)が使用するCPU専用スキルとして、[[デュエル]]開始時に《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》1体を[[守備表示]]で自身の[[フィールド]]に用意する「迷宮戦術:急」が存在する。~ また、アニメZEXALにおける上記のエピソードの縁か、璃緒の使用時に専用セリフが存在する。~ **関連カード [#card] -[[Labyrinth Wall]] -[[《ウォール・シャドウ》]] -[[《迷宮変化》]] -[[《シャドウ・グール》]] -[[《千年の盾》]] -[[《ネオアクア・マドール》]] ―《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》の姿が見られる[[カード]] -[[《迷宮変化》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]] PS-04 &size(10){[[N-Rare]]}; -[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-041 -[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP035 -[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP031 ---- &tag(《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》,通常モンスター,モンスター,星5/地属性/岩石族/攻0/守3000);