効果モンスター 星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守1600 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 自分フィールド上の全てのレベル5以上のモンスターのレベルを4にする。
ABYSS RISINGで登場した風属性・鳥獣族の下級モンスター。
召喚・反転召喚・特殊召喚時に自分のレベル5以上のモンスターをレベル4に揃える効果を持つ。
自身を特殊召喚する効果を持つ《サイバー・ドラゴン》等を特殊召喚した後に出せば、ランク4のエクシーズ召喚を行える。
しかし、高レベルモンスターのレベルを下げてランク4のエクシーズ召喚にするよりも、チューナーやレベルの合う高レベルモンスターを採用した方がより強いモンスターを出しやすい。
ロックの突破なら単体のみだがより大きくレベルを下げる《下降潮流》のほうが便利。
また、任意効果なので《ギブ&テイク》で相手フィールド上に特殊召喚しても相手モンスターのレベルを変更することはできない。
そのため、紋章獣であることや複数のモンスターのレベルを4にできることを活かさなければこのカードの出番はないだろう。
しかし紋章獣は元々全てレベル4なので、紋章獣以外とのシナジーを求めなければならない。
《紋章獣レオ》の存在から、手札コストを支払って特殊召喚を行うモンスターならばこの点を活かしやすい。
《クイック・シンクロン》・《虚栄の大猿》ならばエクシーズ召喚だけでなくシンクロ召喚先の調整も行える。
一応、攻撃力が低いため、《ドラゴンフライ》等から特殊召喚が可能である。
《霞の谷の神風》に対応するので、《A・ジェネクス・バードマン》と《ジェネクス・ブラスト》のコンボに絡めれば、効果使用後の《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》等を利用してエクシーズ召喚やシンクロ召喚が狙える。
《オレイカルコス・シュノロス》や《忘却の海底神殿》、《巨星のミラ》のようなカードならば、複数の大型モンスターのレベルを下げる事に高い意義がある。
後者の場合、元々何かしらの耐性を持つモンスターを強化できれば理想的。
シンクロモンスターのチューナーを含むレベル4以上のシンクロモンスターが3体並んだ状態でこのカードを出し効果を発動すれば《シューティング・クェーサー・ドラゴン》や《TG ハルバード・キャノン》をシンクロ召喚出来るようになる。
また、高レベルチューナーの《ライフ・ストリーム・ドラゴン》等をレベル4にすることで、共にシンクロ召喚に利用できるようになる。
《賢者の聖杯》等で相手のレベル5以上のモンスターのコントロールを奪った場合に、ランク4のエクシーズ召喚に利用することができる。
《メタル・リフレクト・スライム》を利用するのもいい。
―《紋章獣ベルナーズ・ファルコン》の姿が見られるカード