効果モンスター 星４/光属性/獣族/攻1100/守1600 墓地のこのカードをゲームから除外し、 自分の墓地のサイキック族エクシーズモンスター１体を選択して発動できる。 選択したモンスターを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 「紋章獣ユニコーン」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
COSMO BLAZERで登場した光属性・獣族の下級モンスター。
墓地に存在する自身を除外することで墓地からサイキック族のエクシーズモンスター１体を蘇生させる効果を持つ。
エクシーズモンスターを実質的にコストなしで蘇生させることはできるが、サイキック族に限定され、効果も無効になりアタッカーとしてしか利用できない。
そのため、アドバンテージを失うことなくアタッカーを補充したり、《エクシーズ・ギフト》や《ＲＵＭ−リミテッド・バリアンズ・フォース》の発動条件を補助するための効果と考えて運用することになる。
サイキック族サポートのようにも見えるが、このカード自身の種族・属性もサイキック族エクシーズモンスターにもサイキック族とのシナジーはほとんどない。
現在の対応先は４体だが、《先史遺産クリスタル・エイリアン》と《アーマー・カッパー》はランクが異なるためこのカードとの相性は良くなく、《Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ》は３体のためエクシーズ召喚しにくい。
そのため、縛りはあるがこのカードをエクシーズ素材にでき、《高等紋章術》でエクシーズ召喚できる《Ｎｏ.８ 紋章王ゲノム・ヘリター》を対象に使うことになるだろう。
だが、このカードを素早く墓地へ置きエクシーズ召喚を行うのは難しく、《召喚僧サモンプリースト》とこのカードの組み合わせで直接出せるサイキック族のエクシーズモンスターが存在しない。
また、どれもクセが強いモンスターなので専用デッキでも他のエクシーズモンスターを優先される可能性が高く、蘇生対象不在になるリスクがつきまとう。
紋章獣を中心とするデッキで使いたいところだが、他の紋章獣とは属性が異なるため、共通のサポートカードが《高等紋章術》程度しかない。
《紋章獣アバコーンウェイ》の効果も使えるが、墓地から除外するこのカードとの相性は悪い。
忍者での《忍法 変化の術》と《忍法 超変化の術》からほぼすべてリクルート可能にはなるが、いずれも下級モンスターのため消費と見合わないことが多い。
紋章獣を意識したデッキの場合でも、《連鎖破壊》等で素早く墓地へ送っておきたい。
《ブロークン・ブロッカー》ならば２体展開でき、戦闘破壊された方も効果を使えるため、相性はいい。
このカードと蘇生対象はどちらも光属性なので、光属性のサポートを入れる手段も考えられる。
また、墓地に２体存在していればサポートなしで《高等紋章術》から《輝光子パラディオス》をエクシーズ召喚できるのは大きな利点。
《召喚僧サモンプリースト》からこのカードを特殊召喚して《ラヴァルバル・チェイン》をエクシーズ召喚し、効果で２体目の《紋章獣ユニコーン》を墓地へ送ることで墓地に２体揃えられる。