永続罠 モンスターカード名を１つ宣言する。 宣言したモンスターを相手が召喚・特殊召喚・リバースした場合、 宣言したモンスターとこのカードをゲームから除外する。
STRIKE OF NEOSで登場した永続罠。
使い捨ての《禁止令》に近い効果を持つ。
特定のモンスターに対するメタとしての性能は、基本的には《禁止令》に劣る。
あちらは、魔法・罠カードにも対応しており、２枚以上腐らせる可能性もある。
罠カードとしての奇襲性で価値を見出したいところだが、あらかじめカード名を宣言しておく必要があるためその面でもあまり期待はできない。
しかし、召喚などに成功したときの処理はカードの発動ではなく効果の発動であるため、《光と闇の竜》などに無効化されることはなく、リバースさえすれば問答無用で除外できる利点もある。
ガジェットやサイクル・リバースモンスターなどに使えない事も無いが、除外しても効果は使われてしまう。
《増援》や《封印の黄金櫃》でモンスターがサーチされた時に使えば、一応召喚を躊躇わせることができる。
チェーンに乗る特殊召喚に対しては的を絞りやすく使いやすい。
中でも《神光の宣告者》に対しては、《宣告者の預言》の発動時に使用すれば除去できる。
／バスター相手の場合、除外ゆえ後続が出ることもなく、性質上《禁止令》に比べて予想しがたいためメタとして優秀だが、肝心の《スターダスト・ドラゴン／バスター》には対応できないのが惜しいところ。
総合的に見ると除去罠カードとしては、《奈落の落とし穴》より汎用性が劣る。
こちらは対象が狭い代わりにカードの発動に対応する誘発即時効果を使わせずに除去できるのが利点である。
ただしチェーンに乗る特殊召喚に対しては攻撃力を選ばない《奈落の落とし穴》として使える。
限定的だが《レスキューラビット》で《連鎖除外》でも対応しない攻撃力が1001〜1499のモンスターを特殊召喚してもこのカードならば両方除外できる。
前述の《神光の宣告者》・《真六武衆−シエン》等を多用するデッキへの対抗手段としてサイドデッキに投入しておき、デッキによって入れ替える程度の認識が丁度いいだろう。
Ｑ：宣言と除外はチェーンブロックを作りますか？
Ａ：除外する効果にチェーンブロックが作られます。（10/10/02）
Ｑ：宣言したモンスターが《地獄の暴走召喚》により複数特殊召喚された場合、全て除外しますか？
Ａ：全てを除外します。
Ｑ：このカードだけで《人造人間−サイコ・ショッカー》を除外する事は可能ですか？
Ａ：無効にされ、意味のないカードとして残り続けます。
Ｑ：《ジェネティック・ワーウルフ》を宣言したこのカードの発動中に《人造人間−サイコ・ショッカー》が召喚されました。
《人造人間−サイコ・ショッカー》を除去した後に《ジェネティック・ワーウルフ》が召喚された場合、それを除外できますか？
Ａ：《人造人間−サイコ・ショッカー》の効果によって《夜霧のスナイパー》の効果が無効になった場合でも、《人造人間−サイコ・ショッカー》がフィールド上から離れた場合、再度《夜霧のスナイパー》の効果が適用されます。
よって、その後《ジェネティック・ワーウルフ》が召喚された場合、《夜霧のスナイパー》の効果によって、除外されます。(08/09/25)
Ｑ：ダメージステップでも除外する効果は発動しますか？
Ａ：発動します。
Ｑ：宣言したモンスターが攻撃された時にリバースした場合、どのタイミングで除外しますか？
Ａ：ダメージ計算後に除外します。