夜霧(よぎり)のスナイパー/Cloak and Dagger》

永続罠
モンスターカード名を1つ宣言する。
宣言したモンスターを相手が召喚・特殊召喚・リバースした場合、
宣言したモンスターとこのカードをゲームから除外する。

 STRIKE OF NEOSで登場した永続罠
 使い捨ての《禁止令》に近い効果を持つ。

 特定のモンスターに対するメタとしては、基本的に《禁止令》に劣る。
 あちらは、魔法罠カードにも対応しており、2枚以上腐らせる可能性もある。
 罠カードとしての奇襲性で価値を見出したいところだが、あらかじめカード名宣言しておく必要があるためその面でもあまり期待はできない。
 しかし、召喚などに成功したときの処理はカードの発動ではなく効果の発動であるため、《光と闇の竜》などに無効化されることはなく、リバースさえすれば問答無用で除外できる利点もある。

 ガジェットサイクル・リバースモンスターなどに使えない事も無いが、除外しても効果は使われてしまう。
 《増援》《封印の黄金櫃》モンスターサーチされた時に使えば、一応召喚を躊躇わせることができる。

 チェーンに乗る特殊召喚に対しては的を絞りやすく使いやすい。
 中でも《神光の宣告者》に対しては、《宣告者の預言》の発動時に使用すれば除去できる。
 /バスター相手の場合、除外ゆえ後続が出ることもなく、性質上《禁止令》に比べて予想しがたいためメタとして優秀だが、肝心の《スターダスト・ドラゴン/バスター》には対応できないのが惜しいところ。

 除去罠カードとしては、《奈落の落とし穴》より汎用性が劣る。
 しかし、こちらは対象が狭い代わりにカードの発動に対応する誘発即時効果を使わせずに除去できるのが利点である。
 また、チェーンに乗る特殊召喚に対しては、除外耐性を持っている一部のモンスターを除いて、全てのモンスターに対応できる。
 かなり限定的だが、《連鎖除外》《奈落の落とし穴》の隙間である攻撃力が1001〜1499のモンスター《レスキューラビット》特殊召喚されても、このカードならば対応できる。
 前述の《神光の宣告者》《真六武衆−シエン》等を多用するデッキへの対抗手段としてサイドデッキに投入しておき、デッキによって入れ替える程度が丁度いいだろう。

 なお、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》宣言してから相手の場に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》特殊召喚してもノーリスクの除去として機能しない。
 これは相手の場に特殊召喚しても「自分特殊召喚した」扱いになるためである。
 ただし、自分が《夜霧のスナイパー》(宣言《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》)を発動中に相手がこちらの場に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を 特殊召喚した場合、この《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》除外される。
 「持ち主」のページも参照のこと。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカード除外する効果は、対象をとる効果ですか?
A:対象を取らない効果です。(07/11/19)

Q:宣言除外チェーンブロックを作りますか?
A:除外する効果チェーンブロックが作られます。(10/10/02)

Q:ダメージステップでも除外する効果発動しますか?
A:はい、発動します。

Q:宣言したモンスター攻撃された時にリバースした場合、どのタイミングで除外しますか?
A:ダメージ計算後に除外します。

Q:宣言したモンスター《地獄の暴走召喚》により複数特殊召喚された場合、全て除外しますか?
A:はい、全てを除外します。

Q:このカードだけで《人造人間−サイコ・ショッカー》除外する事は可能ですか?
A:いいえ、無効にされ、意味のないカードとして残り続けます。

Q:《ジェネティック・ワーウルフ》宣言したこのカードの発動中に《人造人間−サイコ・ショッカー》召喚されました。
  《人造人間−サイコ・ショッカー》除去した後に《ジェネティック・ワーウルフ》召喚された場合、それを除外できますか?
A:はい、できます。
  《人造人間−サイコ・ショッカー》効果によって《夜霧のスナイパー》の効果無効になった場合でも、《人造人間−サイコ・ショッカー》フィールド上から離れた場合、再度《夜霧のスナイパー》の効果適用されます。
  よって、その後《ジェネティック・ワーウルフ》召喚された場合、《夜霧のスナイパー》の効果によって、除外されます。(08/09/25)

Q:このカード発動《奇跡のジュラシック・エッグ》宣言しました。
  その後、相手《奇跡のジュラシック・エッグ》召喚特殊召喚リバースした場合、 除外することは出来ますか?
A:いいえ、除外することは出来ません。
  なお、効果発動したこのカード除外されます。(12/11/18)