通常魔法 フィールド上の獣族・獣戦士族モンスター1体を選択して発動できる。 選択した獣族・獣戦士族モンスターの攻撃力は、 そのモンスターの守備力分アップする。 この効果を受けたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
混沌を制す者で登場した通常魔法。
獣族・獣戦士族専用の単体強化する効果と、対象をエンドフェイズに自壊させる効果を持つ。
特定のモンスターを強化した場合の爆発力は凄まじく、【ビースト】等ではエンドカードになりうる効果を持つ。
《イグザリオン・ユニバース》を一気に攻撃力3700に強化でき、任意発動できる貫通の起動効果とも相性が良いが、安定した活用はやや難しい。
確実に勝負を決められる場面以外では自壊のデメリットが使いづらい要因になり、シンクロ素材やエクシーズ素材、ウイルスや《神秘の中華なべ》のコストに活用するなどの工夫が必要。
対象が獣族であれば《キャトルミューティレーション》や《森の番人グリーン・バブーン》とコンボができ、相手の獣族・獣戦士族を除去する手段としても活用できるが、相性の良いデッキであっても採用するかはよく考えたい。
また、強化後に《No.64 古狸三太夫》の効果を使えば強化したモンスターの攻撃力をコピーした影武者狸トークンを出せる。
《No.64 古狸三太夫》を対象に使用した場合でも、影武者狸トークンを出せば《No.64 古狸三太夫》は自壊することがない。
《幻獣の角》や《ビーストライザー》のようにダメージステップ中には活用できないが、魔法カードゆえの即効性は評価できる。
《ツインヘデッド・ビースト》・《熱血獣王ベアーマン》・《地霊神グランソイル》・《スフィンクス・アンドロジュネス》・《マスター・オブ・OZ》等を強化した場合は大ダメージを狙え、勝利できれば自壊を帳消しにできる。
《結束 UNITY》・《D2シールド》・《団結の力》・《魔導師の力》等と重ねがけした場合も非常に高い攻撃力を得られるが、対処された時のディスアドバンテージが大きくやや応用の効きづらい戦術である。
―イラスト関連
Q:エンドフェイズにこのカードの効果でモンスターが破壊される際、チェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(11/06/26)
Q:《野性解放》を1つのモンスターに複数回適用すると、どうなりますか?
A:攻撃力アップなので、その回数分増加します。
《イグザリオン・ユニバース》の場合、1800+1900×2で5600の攻撃力になります。
Q:守備力0の獣族・獣戦士族モンスターを選択して発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(12/09/03)
Q:効果解決時に他のカードの効果で対象に選択したモンスターの守備力が0になり攻撃力がアップしなかった場合でも、エンドフェイズ時に選択したモンスターは破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(12/09/03)
Q:このカードの効果を受けたモンスターが、《巨星のミラ》などの効果によってエンドフェイズに破壊されなかった場合、攻撃力はどうなりますか?
A:《野性解放》の効果が適用されたモンスターが、カードの効果で破壊されずフィールド上に残った場合でも、次のターン以降のモンスターの攻撃力は元々の攻撃力に戻ります。(13/03/23)