フィールド魔法 相手ターンのスタンバイフェイズ時に、このカードに時計カウンターを1個乗せる。 時計カウンターの合計が4個以上になった場合、 このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない。 時計カウンターが4個以上乗ったこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 手札またはデッキから「D−HERO ドレッドガイ」1体を特殊召喚する。
ENEMY OF JUSTICEで登場したフィールド魔法。
相手スタンバイフェイズ毎に溜まる時計カウンターを4つ溜めることで、戦闘ダメージ無効化と、破壊された際《D−HERO ドレッドガイ》を特殊召喚する効果を得る。
条件を満たすことでプレイヤーへの戦闘ダメージを完全にシャットアウトでき、破壊されれば《D−HERO ドレッドガイ》を特殊召喚して誘発効果が発動するため除去も牽制できる。
しかし、そのためには時計カウンター4個、つまりお互いのターンを計8ターン耐えなければならず、それまでは何の効果も持たない。
次の相手ターンですぐ1個溜まるとは言え、単体で4個の時計カウンターを乗せきるのは即効性にも確実性にも乏しすぎる。
《D−HERO ドレッドガイ》自体は単体で役割を持てるモンスターなので、《D−HERO ドレッドガイ》を採用するからといって必ずしもこのカードを投入する必要は無い。
このカードを投入する場合は、時計カウンターを乗せる《エターナル・ドレッド》か《D−HERO ドレッドサーヴァント》の併用がほぼ必須となる。
ただし、《エターナル・ドレッド》にしろ《D−HERO ドレッドサーヴァント》にしろ、このカードが存在することが前提に近い効果である。
特に、《エターナル・ドレッド》は単体では全く役に立たない。
カード・アドバンテージの面で見ても、基本的にはどちらのカードも単体ではマイナスになる。
このカードは《テラ・フォーミング》で容易くサーチできるので事故の可能性は軽減できるが、アドバンテージについてはどうしようもない。
時計カウンターが溜まりきった際のロック形成及び特殊召喚効果で、アドバンテージを回復していく他ないだろう。
狙ったタイミングで攻めに回れるように、時計カウンターが溜まったこのカードを自主的に破壊できるカードも用意しておきたい。
《D−HERO ドレッドサーヴァント》の効果を利用したり、《ダブル・サイクロン》などに巻き込んだりしてしまうのが良い。
《デブリ・ドラゴン》を採用しておけば、《D−HERO ドレッドサーヴァント》なら《ブラック・ローズ・ドラゴン》に繋いで破壊できる。
カウンターが4つ以上の状態では一切の戦闘ダメージを受けなくなるが、戦闘ダメージ以外には無力なので過信は禁物である。
また、フィールド魔法はその性質上、除去やバウンスも難しくない。
しかし、《スピリットバリア》等と違いモンスターが存在しなくともダメージを0に出来る。
戦闘ダメージを防ぐ目的で、【ウィジャ盤】等の特殊勝利デッキで使うこともできる。
ただし、特殊召喚は強制効果なので、この場合《D−HERO ドレッドガイ》が存在しなければ破壊された時にデッキを公開しなくてはいけない。
Q:このカードの効果で、自分フィールド上のモンスターが戦闘で破壊されることを防ぐ事はできますか?
A:いいえ、できません。0にできるのはプレイヤーが受ける戦闘ダメージだけです。
Q:時計カウンターを乗せる効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(11/02/23)
Q:特殊召喚する効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(13/07/17)
Q:お互いのプレイヤーがこのカードを発動していて、時計カウンターがそれぞれ2個乗っています。戦闘ダメージを受けない効果は適用されますか?
A:はい、されます。お互いの時計カウンターの合計が4つ以上であれば、片方が4つ未満であっても適用されます。(14/03/21)