《有翼幻獣キマイラ/Chimera the Flying Mythical Beast》 †
融合・効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2100/守1800
「幻獣王ガゼル」+「バフォメット」
このカードが破壊された時、墓地にある「バフォメット」か
「幻獣王ガゼル」のどちらか1枚をフィールドに特殊召喚する事ができる。
(表側攻撃表示か表側守備表示のみ)
「遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記」攻略本下巻 付属カードで登場した風属性・獣族の融合モンスター。
《遠心分離フィールド》を内蔵しており、《融合回収》が手札にあればそのターンに再度融合召喚できる。
《バフォメット》の効果発動に成功し、《融合》が手札にあれば即座に融合召喚できる。
獣族なので《野性解放》が使用可能。
この効果で破壊されても自身の効果は発動されるので場ががら空きになる心配はない。
しかし、《融合》自体が手札を消耗し、蘇生できる融合素材も攻撃力が低いため扱いが難しい。
《融合》を補助する《バフォメット》も上級モンスターであり、召喚・反転召喚しなければ効果は発動しない。
結局《バフォメット》の効果を発動しても、消費する手札の枚数自体は減ることはない。
- 原作・アニメにおいて―
記念すべきバトルシティ編の初戦「闇遊戯vsレアハンター」から闇遊戯が使用したカードの1枚。
原作では1度しか登場していないが、アニメではOCG同様の効果を持ち何度も特攻隊長的役回りを演じている。
「遊戯vsオレイカルコス・ソルジャー」戦では岩石をも砕く突進力が描写された。
このカードが破壊される時は遊戯が押されている状態が多いので、大概は守備力の高い《バフォメット》を蘇生する。
攻撃名は「幻獣衝撃粉砕」。
- アニメGXでは、展示されていた遊戯のデッキを持ち出した神楽坂が使用。
翔はこのカードだけでやられてしまったらしい。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは通常召喚可能な通常モンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「融合し強力な力を得た ただしその命は5分しかない」と書かれている。
- 神話・伝承において―
「キマイラ(キメラ/chimera)」とは、元々はギリシャ神話に登場する怪物である。
獅子と山羊の頭・蛇の頭または龍の尾・長い毛の生えた山羊の胴体を持つ怪物であり、怒ると3つの口から炎と煙を吐く。
口から吐く炎で村や森を焼き払うなど暴れに暴れていたが、ペガサスに乗った英雄ベレロフォーンに弓矢で倒された。
ベレロフォーンは10本目の矢を突き立てられようやく息絶えたキマイラから獅子の首と龍の尾を切り取り、持ち帰っている。
- 転じて「キマイラ(キメラ)」は「一つの個体に異なる遺伝情報を持つ細胞が混じっていることやその生物」を指す言葉として、生物学で使われる言葉になっている。
関連カード †
―効果関連
―キマイラのモンスター
収録パック等 †
FAQ †
Q:《奈落の落とし穴》や《抹殺の使徒》で「破壊し除外」した場合でも効果は発動できますか?
A:はい、発動できます。
裏側表示のまま破壊されても発動できます。(09/04/29)
Q:《グレイヴ・キーパー》が存在している時、戦闘破壊されエクストラデッキに戻った場合は発動できますか?
A:調整中(09/04/29)
参考:《E・HERO アブソルートZero》や《キング・もけもけ》は、エクストラデッキに戻った際効果発動します(できます)。