通常魔法 (1):自分の手札・フィールドから、 融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
STARTER BOXで登場した通常魔法。
融合素材モンスターを墓地へ送ることで、融合モンスター1体を融合召喚する効果を持つ。
このカードでの融合召喚は、「手札からのみ素材を使う」「フィールドからのみ素材を使う」「手札とフィールドそれぞれの素材を使う」の3パターンがある。
このカードによる融合召喚は、条件による特殊召喚ではなく発動したカードの効果による特殊召喚に分類される。
融合素材を墓地へ送るのはコストではなく効果であるため、《マジック・ジャマー》等で無効化された場合融合素材モンスターを墓地へ送る必要はない。
また、このカードの発動時は、融合素材も融合モンスターも指定する必要はないため、無効化するか否か相手にプレッシャーを与えることができる。
通常、《融合》を使用した融合召喚は特定のカード3枚以上を必要とするため、儀式召喚と並んで手札の消耗が激しい召喚方法であり、発動条件も満たしづらい。
融合召喚というカテゴリにおいても、《龍の鏡》・《ミラクル・フュージョン》・《ジェムナイト・フュージョン》等に出番を奪われがちである。
《オーバーロード・フュージョン》に対応していない闇属性以外の機械族モンスターの融合召喚に使うにしても、《パワー・ボンド》の方が切り札としては強力である。
よって、このカードを戦術の主軸とする場合、専用のサポートカードを使って使用を補助することが重要となる。
第1期の終わり頃に登場した《心眼の女神》等を筆頭に融合召喚のサポートカードは多数存在している。
また、専用の融合カードや特殊召喚サポートが存在しない融合モンスターを主力とする際には必要となる。
《融合》を使うデッキの多くにとって、融合素材代用モンスターであり、デッキの《融合》をサーチする事もできる《沼地の魔神王》は必須カードとなる。
《E・HERO フォレストマン》により自分のスタンバイフェイズ毎に1枚ずつ、《モンスター・アイ》により自分のライフが続く限り手札に回収する事ができる。
このカードによる融合召喚を行う場合、《メタモルポット》・《E・HERO フォレストマン》・《貪欲な壺》・《融合回収》・《融合準備》・《サルベージ》等により手札を補充する事が重要である。
自分のエクストラデッキに《おジャマ・ナイト》が存在していれば、相手の《おジャマトリオ》によって生成されたおジャマトークンを融合素材として除去する事もできる。
《E・HERO フォレストマン》・《モンスター・アイ》により、《召喚僧サモンプリースト》・《賢者ケイローン》・《スナイプストーカー》等の手札コストとして使い回す事もできる。
《熟練の黒魔術師》等他のカードに魔力カウンターを乗せることが重要となるデッキにおいては、《融合賢者》によってサーチされる事もある。
また、《融合破棄》を発動する際に手札コストとして必要となるカードでもある。
決められたモンスターとモンスターを融合させる。(Vol.6)
決められたモンスター2体以上を融合させる。どちらも何とも不明瞭で効果が分かりづらく、原作の漫画に記されていそうなテキストである。
Q:融合素材モンスターが両方手札にあった場合、融合モンスターを特殊召喚できますか?
A:融合素材モンスター2体が手札に存在する場合でも融合素材として使用できます。
Q:融合召喚そのものを《王宮の弾圧》で無効にすることはできますか?
A:《融合》の効果解決時に《王宮の弾圧》を発動し、特殊召喚を無効にする事はできません。
しかし、《融合》等の融合召喚するカードの発動にチェーンして《王宮の弾圧》を発動し、無効にする事ができます。(09/01/27)
Q:《融合》の発動にチェーンされ、想定していた融合に必要な融合素材が失われ、想定していたのとは別の融合しかできない場合、融合しなくてはなりませんか?
A:はい、融合しなければなりません。(09/08/07)
Q:《融合》の発動にチェーンされ、想定していた融合に必要な融合素材が失われ、融合ができない場合、相手にできないことを証明するために手札等を公開しなければなりませんか?
A:相手が要求した場合、公開しなければはなりません。(09/08/08)
Q:効果解決時に《大天使クリスティア》等が特殊召喚され特殊召喚ができなくなった場合、融合素材モンスターを墓地へ送る処理だけ行いますか?
A:いいえ、融合素材モンスターを墓地へ送る処理も行いません。(11/02/20)
Q:《甲虫装機 エクサビートル》の効果等で装備されたモンスターを融合素材として使用できますか?
A:いいえ、できません。(12/04/20)