通常魔法 「融合徴兵」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、 そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を 自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。 このカードの発動後、ターン終了時まで 自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、 そのモンスター効果は発動できない。
クロスオーバー・ソウルズで登場する通常魔法。
発動ターンの間通常召喚・特殊召喚・モンスター効果の発動が封じられた融合素材モンスター1体をサーチかサルベージする効果を持つ。
通常魔法版の《融合準備》であり、罠カード故の遅さがあったあちらとは違ってすぐに使えるのが利点である。
しかし、手札に加えたモンスター及び同名カードの召喚行為とモンスター効果の発動は封じられるので、単独で使う場合は《融合準備》と同じく次のターンを待つことになる。
さらに、そのモンスターの存在は次の自分ターンまで相手に知られるため、むしろ情報アドバンテージでこのカードが劣る事になる。
また、肝心の《融合》そのものを手札に加える効果を持っていないため、その確保手段やハンド・アドバンテージの面でも《融合準備》に一歩劣る。
その他にも、【E・HERO】の《E−エマージェンシーコール》のように、同じ通常魔法で融合素材をサーチできる手段のあるデッキも比較的多い。
よって、手札に加えたモンスターは純粋に融合素材か各種コストに使う事になる。
手間のかかる融合召喚を素早く行う目的ならば、《融合準備》よりも有用な存在である。
同様の使い方が可能な《E・HERO プリズマー》と併用すれば、融合素材代用モンスターが使えない融合モンスターも出しやすくなる。
ただし、融合素材とした場合もサーチしたターンに蘇生などを絡めた展開はできず、当然フィールドから融合素材にも出来ない。
手札融合を中心として、尚且つその融合モンスターを積極的に活かす方向で運用したい。
なお、発動が封じられるのはモンスター効果だけなので、ペンデュラム効果の方は問題なく使用できる。
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》をサーチすれば、このカードが攻撃力1500以下のペンデュラムモンスターのサーチカードとして使用できる。
融合中心でなくとも、ペンデュラム召喚が軸なら《融合準備》よりも優先できるだろう。
【ファーニマル】なら融合と名のつく魔法カードなので、アニメ通り《デストーイ・ファクトリー》のコストにしても良いだろう。
―イラスト関連