速攻魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 手札・デッキ・EXデッキから「E・HERO」モンスター、 「N」モンスター、レベル10モンスターの内1体を選んで相手に見せる。 このターン、対象のモンスターを融合素材とする場合、 見せたモンスターの同名カードとして扱う事ができる。 自分のフィールドまたは墓地に「E・HERO ネオス」が存在する場合、見せたモンスターを墓地へ送る。 それ以外の場合、手札から見せたモンスターはデッキに戻す。
POWER OF THE ELEMENTSで登場する速攻魔法。
手札・デッキ・エクストラデッキからE・HERO・N・レベル10のいずれか1体を公開し、対象モンスターをその同名カード扱いで融合素材として扱える効果を持つ。
《融合識別》に近い効果であり、こちらは手札やデッキからも公開できる。
単に対象モンスターを同名カード扱いで融合素材にするだけなら《融合識別》で足りるため、こちらを使うのであれば追加効果や速攻魔法である点で差別化するべきであろう。
対象が自分モンスターに限られないことから、《超融合》などで相手のモンスターを強引に融合素材にする事も狙える。
また、後述の条件を満たさない場合は手札から公開するとデッキに戻さなければならないため、極力デッキかエクストラデッキから公開したい。
基本的にはE・HEROやNを活用するデッキで重い融合素材の指定を掻い潜るために使用する事となる。
E・HEROにはカード名を直接コピーできる《E・HERO プリズマー》も存在するが、任意のモンスターを融合素材に利用できる分だけ応用性で勝る。
また、エクストラデッキのモンスターやカード名を直接指定しないモンスターをコピーできるのはこちら固有の利点。
フィールド・墓地に《E・HERO ネオス》が存在すれば公開したモンスターを墓地へ送る事ができるため、墓地肥やしも兼ねられる。
《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》とは相性が良く、あちらの墓地融合をサポートしつつ、自己強化の数値も高められる。
レベル10モンスターが指定されているのは融合素材として関わりのある究極宝玉神や《ユベル》のためと思われる。
しかし、レベル10のモンスターに関してはレベル以外の指定がないため、E・HEROと無関係の融合モンスターもサポートできる。
フュージョンに属するためサーチでき、例えば三幻魔を公開して《混沌幻魔アーミタイル》の特殊召喚をサポートすることなども可能。
《E・HERO ネオス》があれば墓地へ送ることができるため《おろかな重葬》の様にも使え、例えば《エルシャドール・シェキナーガ》ならシャドールの融合素材とすると同時にサルベージも行える。
《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》を自身の効果で特殊召喚してこのカードをサーチすることが可能なため、併せて【正規融合】に採用することも考えられる。
《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》のカード名を変えて融合素材にできる他、もう一方のモンスターのカード名を変えて融合素材にすることも可能。
《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》との組み合わせで出すなら、《覇勝星イダテン》を見せて《覇道星シュラ》の、《D−HERO ドミネイトガイ》を見せて《D−HERO デストロイフェニックスガイ》の融合素材にすることが考えられる。
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